新年挨拶はいつまでにするもの?
新年の挨拶はいつまでにするものなのか、一般常識があるのをご存知でしたか?
通常は、お正月飾りを処分するタイミングといわれる松の内までに新年挨拶を済ませるのがよしとされています。
関東では1月7日まで、関西では1月15日までにご挨拶を終えるとよいでしょう。地域により松の内が異なるので注意してください。
2019年は年始休暇が長く、1月7日が初出社という方も多いはず。
関東で7日までに取引先へのご挨拶ができないという場合は、先方のご都合を確認の上、小正月である1月15日までに訪問するとよいですね。仕事始めは慌ただしいことが多いので、相手の営業日を確認してスケジュールを調整しましょう。
POINT
・新年挨拶は7日、遅くても15日まで
・必ずアポイントをとってから訪問する
取引先への新年訪問って何をすればいいの?
年始の訪問は、新年のご挨拶とともに「今年もよろしくお願いします」という挨拶程度にとどめるのがよいでしょう。
一般的に、挨拶まわりの時に商談をするのはNGとされていますので、せっかく取引先と会えたからといって、挨拶もそこそこに仕事の話を進めるようなことは控えてください。
また、新年の忙しい時期にアポイントなしで伺うのは、相手にとって迷惑な場合があります。お伺いするのであれば必ず事前にご連絡し、短時間で済ますように心がけておきましょう。
POINT
・短時間で挨拶程度にとどめる
・挨拶訪問の時は商談をしない
新年挨拶を辞退すると言われたら?
最近では年賀状の送付や新年のご挨拶をあえてしなかったり、相手からの申し出を辞退する会社も増えてきました。
もし相手から挨拶は遠慮するとの返答があった時は、いくらあなたの会社から挨拶周りをするようにを指示があっても、素直に引き下がりましょう。
ここで良かれと思って「近くに寄ったから」と挨拶に行くと、逆に取引先からの印象が悪くなることがあります。
しかし、業界によっては直接会ってご挨拶をすることを重視している場合もありますので、相手によってケースバイケースで対応してくださいね。
POINT
・相手の都合や希望を尊重する
・相手によって臨機応変に判断する
新年挨拶に適切な手土産は?
季節のご挨拶に持参する手土産は、日持ちのするものや小包装になったお菓子などが喜ばれます。おそらく部署の皆さんで手土産を分けると思いますので、会社や部署の規模に合わせて選択してください。
手土産はどんなものでも喜んでいただけることが多いですが、お渡しする相手の競合商品をセレクトするのは大変失礼です。
また、近所で買ったことがすぐわかるような商品だと、間に合わせで買ったような印象を与えることがありますので避けた方がよいですね。
POINT
・手土産は日持ちする小包装タイプのお菓子を選ぶ
・競合商品や近所で買ったものは避ける
お世話になったあの人に、気持ちよく新年のご挨拶をしたいものですね。
ご挨拶マナーをきちんと押さえておきましょう。
Editor:Megumi Fukuchi
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