取引先でトラブル発生!【仕事編】
請求書の処理を忘れていて、取引先への支払いが遅れてしまった! やってはいけないこんなミスですが、結構やったことある失敗の一つですよね。さて、こんな時あなたは取引先へどんな謝罪をするでしょうか?
謝り下手さんの場合
「ご入金が遅れてしまい、すみませんでした」
もしあなたがこんな謝罪をしていたら、取引先からの信頼度は大きく下がることでしょう。ビジネスにおいて謝罪する時には、必ず「申し訳ございません」をつかうのが常識です。また、会社によっては、入金の遅れが会社経営に影響することもあります。取引先はいつ入金されるのかを明確にしてほしいはずですので、謝罪時にきちんと伝えなくてはいけません。
謝り上手さんの場合
「申し訳ございません。請求書対応を失念しており、ご入金が遅れてしまいました。明日の朝一でご入金させていただきます」
きちんと謝罪した上で、なぜそのミスが起きてしまったのか、またどのようにそのミスをカバーするのかをきちんと提示できれば、あなたは謝り上手さんです。
プロ級謝り上手さんの場合
「大変申し訳ございません。請求書対応を失念しており、ご入金が遅れてしまいました。明日の朝9時までに必ずご入金させていただきます。今後は経理と連携して、御社へのお支払いを月末にチェックする体制を整えます」
「大変申し訳ありません」と最大級の謝罪をした上で、今後同じミスがおきないように対策まで提示できればプロ級の謝り上手さんです。謝り上手さんが入金期日を「明日の朝一」としているのに対し、「明日の朝9時まで」と日時を明確にしているところもポイントが高いですね。取引先とのお金に関することは特に慎重に、丁寧に対応することで、相手からの信頼を得ることに繋がります。
謝罪テクニック: 小さなミスが大きな信頼損失に。最大級の謝罪をして、対応策を明確に伝えましょう。
親しき中にも礼儀あり【プライベート編】
電車が遅れて友人との待ち合わせに間に合わない! 誰でもそんな経験はあると思います。遅刻することを相手へ伝える時、あなたはどんな連絡をしていますか?
謝り下手さんの場合
「電車が遅れて遅刻しちゃうかも! ちょっと待ってて! 」
送ってしまいがちなこの文面。これでは「電車が遅れて遅刻しそうだ」というただの状況報告で、謝罪にすらなっていません。また「遅刻しちゃうかも」の表記では、遅刻するのか間に合いそうなのか、それも曖昧です。友人は待ち合わせ場所でただあなたを待つことしかできず、謝罪連絡がさらに相手の怒りをかう典型的な例です。
謝り上手さんの場合
「電車が遅れていて30分ほど遅刻します。遅れてごめんね! 」
きちんと謝罪するのはもちろんのこと、あなたがどれくらい遅れるのかが分かれば、相手は自分で時間の調整をすることができます。謝り上手さんは、常に相手の立場に立った連絡を心がけているものです。
プロ級謝り上手さんの場合
「電車が遅れていて●時着になるから、よかったら近くのカフェで待っててもらってもいいかな? 寒いなか、待たせちゃってごめんね。」
相手の立場にたった提案ができれば、あなたはプロ級謝り上手さん。また、遅刻することに加え、相手を待たせてしまうことにもきちんと謝罪しており、「気遣いのできる人」という印象を持たれるでしょう。
謝罪テクニック: 親しき中にも礼儀あり。迷惑をかけたことを素直に謝り、相手の立場にたった対応をしましょう。
何か失敗をしてしまった時に、その失敗に対しての謝罪だけでは実は不十分です。「自分をないがしろにされた」ことに怒ってしまう人もいます。謝罪するときはそこをきちんと理解した上で、相手との信頼関係を崩さないよう気をつけましょう。
Editor:Megumi Fukuchi
他の記事もCheck!
▼あなたはできてる? 間違いがちな日本語
▼ぐっと好印象!「お礼美人」のコツは?
▼職場で「やりづらい人」と思われるNG行動