(1)仕事をサポートしてくれた後輩は具体的に褒める
「先輩に依頼された仕事が終わった時に『○○さんのおかげで仕事がうまくいったよ、いつも先回りして資料を準備してくれてありがとう』と私の仕事ぶりにお礼を言ってもらった時は嬉しかったです。ただ『ありがとう』と言われるより、具体的に言ってもらえたのでどこが役に立ったのか自分でも分かったし、また先輩の仕事を手伝う時はがんばろうって思いました」(25歳/女性/出版)
誰でもお礼を言われたり褒められたりすれば嬉しいものです。内容を具体的に伝えることで、またあなたの仕事を手伝ってくれるときにはきっと同じようにいい仕事をしてくれるはず。「ありがとう」の理由をきちんと伝えましょう。
(2)全体メッセージに個別でお礼を返す
「会社を退職することになって、仕事のグループLINEに『これまでお世話になりました』とメッセージを送りました。そうしたら後輩の子から個人LINEに『私に仕事の心構えを教えてくれたのは○○さんでした、ありがとうございました』とお礼の返信が。正直、社交辞令で送ったLINEだし個別に返信が来るとは思っていなかったので、とても驚いたし感激しました」(29歳/男性/医療)
グループLINEや会社のメールに複数人宛に連絡が来ることがありますよね。その人へお礼を返したい時は個別に返信してみましょう。無難な定型文ではなく個別のエピソードなどを送れば、相手はきっと喜んでくれるはずです。
(3)会食の次の日にはお礼と一言をメールする
「取引先の担当者と会食をした次の日に、早速お礼のメールと、会食の場で何となく話に出た仕事の疑問点の回答が送られてきました。お酒が入っていたので流されていてもおかしくなかったのですが、仕事ができる人だなと思いましたね。同世代のフランクな女性だったのにきちんとしていて意外だったし、こちらも誠意を持って対応しなくてはなと思いました。」(31歳/女性/製造)
会食の後にお礼を伝えるのは当然ですが、それと同時に会食時の話題を添えるとより親近感と信頼度が高まります。例えば何か仕事の宿題をもらったり、オススメなどを教えてもらったりしたら、早速翌日にはお礼とリアクションを返しましょう。「昨日はお時間をいただきありがとうございます。ご質問いただいた○○については~」や「○○を教えていただきありがとうございました。早速見てみました!」など、お礼と一言がポイントです。
(4)アドバイスをくれた同僚へ特別なお土産を
「出張帰りの同僚から、部署のみんなで分けるお土産以外に、自分にだけ個別でお土産をもらったことがあります。前に仕事のアドバイスをした時のお礼だそうです。お土産はちょっとしたものでしたが、特別扱いをされると何だか嬉しいですよね。またいつでも相談にのるよという気持ちになりました」(32歳/男性/金融)
出張時に部署にお土産を買っていく人は多いと思いますが、特にお世話になった人に個別のお土産を用意するのがお礼美人。何でもない日にプレゼントをあげるのは何だか大げさだし、かといって何もお礼をしないのも失礼だし、という時にお土産はぴったりです。お礼をしたい人がいるときは、小包装のちょっとしたお菓子などを買って渡してみましょう。
(5)相談にのってもらった上司にランチをご馳走
「部下のプライベートな悩みをよく聞いていたのですが、そのお礼にとランチをご馳走になったことがあります。夕食だと金額的に何だか申し訳ないので断っていたと思いますが、普段のランチなら私自身も気兼ねせずにすむのでとてもスマートですね。お礼をしたいという彼女の気持ちが嬉しかったので、その日はありがたくご馳走になりました」(42歳/女性/IT関連)
お世話になった上司や先輩にお礼をしたいと思ったら、ぜひランチに誘ってみて。部下や後輩が支払うとなると遠慮する人もいますが、普段のランチならきっと相手も気兼ねせずに喜んでくれるでしょう。お食事するのは相手のお気に入りのお店がいいですね。
一言で「お礼」と言っても、言葉で伝えたり、物を贈ったり、食事をご一緒したりと、色々な方法がありますね。
お礼美人には自然とまた何かをしてあげたいと思ってしまうもの。あなたも一目置かれる素敵な「お礼美人」を目指してみませんか?
Editor:Megumi Fukuchi
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