「今後とも」の意味や正しい使い方、知ってる?類語や例文を紹介
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「今後とも」の意味や正しい使い方、知ってる?類語や例文を紹介

2021/08/05

ビジネスメールで頻繁に使うフレーズの『今後とも』には、取引先や目上の人との良好な関係を続けたいという意味が込められています。微妙なニュアンスの違いがある類語や具体的な例文を覚え、シーンに応じて適切に使いこなしましょう。

「今後とも」の意味や使い方とは?

「今後とも」の意味や使い方とは?
出典:pexels.com

社会人になると、ビジネスメールを日常的に使うようになります。ビジネスメールにはいくつかお決まりの言い回しがあり、上手に使いこなすと相手との関係性を良好に保てるでしょう。

今回は、ビジネスメールで頻繁に使われる今後ともの使い方について解説します。

継続して関係を続けたいときに使う

今後ともは、今よりも先の未来を意味する言葉です。『今後』は『これから』『これ以降』という意味であり、『とも』は『同じく』『一緒』という意味を持っています。

つまり、今後ともは「これからも、今ある関係性を継続させていきたい」という気持ちを伝えるときに用いられるフレーズなのです。

たとえ付き合いが一時的なものであり、今後ビジネスパートナーとしての関係性が深まるか疑問である場合でも、礼儀として文末に「今後ともよろしくお願いいたします」と加えるのが社会人マナーといえるでしょう。

取引先や目上の人にも使用できる

今後ともというフレーズは取引先のほか、社内の目上の人に対しても使えます。

取引先に対して「今後ともよろしくお願いいたします」と使うことは、挨拶でもあり、継続的なビジネス関係をお願いするという意味です。協力会社として一緒に仕事をしたり、自社の商品を購入してもらったりというときに適しています。

目上の上司に対しては、今後もお世話になることがほぼ分かっているものです。「今後ともご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします」というように使ってみましょう。

「今後とも」を使う際の注意点

今後ともを使えるのは、ビジネスにおいて未来の継続した関係が想像できる相手です。

将来ビジネスシーンで一緒になる可能性が限りなく低く、付き合いが今回の一度きりになる相手に対しては、今後ともではなく『また機会(ご縁)がありましたら』というフレーズを使った方がしっくりきます。

相手に迷惑をかけた場合の挨拶文でも今後ともは不適切です。自分のミスを謝罪した直後に、すぐ将来のお付き合いを口に出すと「反省の色が薄いのでは」と思われるでしょう。

「重ねてお詫び申し上げます」というフレーズで文末を締めくくることをおすすめします。

また今後ともは、これからの付き合い方に言及する言葉であり、すでに親しい同僚や身内に対して使うと、よそよそしく他人行儀に聞こえるため避けた方が無難です。

すぐに使える「今後とも」の例文

すぐに使える「今後とも」の例文
出典:pexels.com

今後ともというフレーズは、ビジネスにおいて非常によく使います。シーンによってさまざまな応用ができますが、まずはいくつか例文を覚えておき、すぐに使えるようにしておきましょう。

今後とも何卒よろしくお願いいたします

基本の『今後ともよろしくお願いいたします』に『何卒』を加えたフレーズは、ビジネスで頻繁に使われます。何卒とは、相手に対して「どうか○○してください」と強く願う気持ちが込められており、より強く深い表現となるのです。

今後ともと何卒をセットで使うこともできますが「今後ともご協力いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします」といった形に、離して使うこともできます。

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます

取引先に対して使う『ご愛顧』というフレーズを利用することで、「今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます」という言い回しを作ることも可能です。

ご愛顧とはひいきにするという意味であり、これからも末永く自社との取引を続けてほしい、商品を愛用してほしいという思いが込められます。

非常に丁寧な言い回しであり、使いこなせるとビジネスパーソンとしてのマナーや挨拶をしっかり覚えている人だと認識してもらえるでしょう。

言い換えができる「今後とも」の類語

言い換えができる「今後とも」の類語
出典:pexels.com

今後ともと同じような意味を持ったフレーズはいくつかあります。毎回同じフレーズばかり使っていると「他の言葉を知らないのかも」「型にはまった言葉をただ言っているだけ」だと思われ、気持ちが伝わりにくいかもしれません。

普段の挨拶を少しアレンジし、よりシーンに適した言い回しができるようになるためにも、ここでは今後ともの言い換えのパターンを解説します。それぞれ少しずつニュアンスが違うため注意が必要です。

「今後も」

今後ともと『今後も』は一見ほぼ同じ言葉に思えますが、微妙にニュアンスが違うため気をつけましょう。

今後ともが現在も含んだ未来を指しているフレーズであることに対して、今後もは現在を含まず未来のことのみに重点を置いたフレーズです。そのため、相手との現在の関係性を考えた上でどちらを使うか決めましょう。

今回のやり取りに感謝しており、今回と同様に将来も関わりたい場合は「今後ともよろしくお願いいたします」を使い、今回のやり取りでは実際に感謝するべき取引などは発生しておらず、今後に期待する場合は「今後もよろしくお願いします」となります。

「引き続き」

『引き続き』というフレーズは、継続性に違いがある際に今後ともから言い換えられます。

今後ともは、一度取引などのやり取りが終了し、これからも同じように付き合いを続けたいときに適していますが、引き続きは今もやり取りが続いており、途切れることなくお付き合いを続けたい場合に使いましょう。

具体的には、ある一つの案件や取引が進行中である場合や、質問と回答の受け答えをしている最中など、まだやり取りが終わっていないシーンには「引き続きよろしくお願いいたします」を使えます。

まとめ

今後ともというフレーズは、ビジネスメールの結びで必ずといっていいほど使う言葉です。取引先はもちろん、目上の人に対しても使えます。将来も良好な関係を築き続けたい相手に対して使っていきましょう。

今後ともを使ういくつかの例文を覚えていると、いざという時にすぐに出てくるためおすすめです。さらに言い換えができる類語とその意味を知っていれば、より適切な言い回しができるようになり、挨拶のバリエーションと精度がさらに高まるでしょう。

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