結婚生活に息苦しくなったらどうすべき?
幸せな結婚をしたはずなのに、気づいたら色々なことが気になって息苦しい。こんなはずじゃなかったのに……。ということありませんか?
そもそも理想の夫婦とは何でしょう? ひと昔前なら「高収入」「子どもは2人」「マイホーム」などのキーワードが出てきたかもしれません。
しかし現在は、夫婦の価値観は様々。高収入よりも家族の時間を優先する働き方を選んだり、子どもを作らないという選択をする夫婦もいます。持ち家にこだわらず身軽な賃貸派も増えています。どんなカップルでも、結婚するまでは分からなかったアレコレが見えてきて、理想と違う!と苦しくなることもあるでしょう。
そんな時は「夫婦はこうあるべき」という思い込みや形にとらわれず、「私たちはどんな夫婦でありたいか?」を第一に考えてみることをオススメします。
理想の夫婦像は、夫婦の数だけあります。周りからどう見えるかを気にするのではなく、自分達らしい人生を選ぶ。これが理想の夫婦になる第一歩です。
夫婦が良好な関係を続けるためにすべきこと
夫婦が良い関係をキープしていくには、ザックリとした柔軟性のある計画を共有しておくことが大切です。
そこで、我が家は定期的に「夫婦会議」を開催しています。会議と言っても難しい顔をしてやるものではありません。温泉旅行や休みの楽しいひと時、美味しいものでも食べながら、お互いに感謝しあって楽しい会議を開きます。やりたいこと、変えたいことを話し合うのに絶好のタイミングです。
さらに、夫婦会議で決めたことはいつでも見直せるようにしておくとベストです。なぜなら長い結婚生活には、思いもよらないことが起きるから。あまりカチッと決めすぎず、ザックリした計画でいいのです。
結婚当初に考えていたことが、子どもができたり、親の定年だったり、色々な事情で変わることが必ずあります。計画はあくまでも、夫婦や家族の幸せのために作るもの。だから、その時最適な計画に変えていけば良いのです。
そして最後に忘れてはいけないことは「夫婦は1つの単位」だということです。1人の時は自分だけの人生でしたが、結婚すると2人の人生になります。あまりに方向性が違ったり自分本位だと一緒に生きていくことが難しくなります。お互いが同じ方向を向いて一緒に歩いていけるよう歩調を合わせていきましょう。自分だけ好き勝手して、相手が愛想を尽かす前に、夫婦の歩調を確認しておきましょう。
結婚生活はトラブルがつきもの
夫婦になると結婚するまでは思いもしなかったことが必ず起きます。幸せなこともたくさんありますが、起きなければいいのに……と思うようなことも起きてしまいます。
例えば、嫁姑の争い、介護、セックスレス、浮気、暴力、不妊、育児の悩み、家事の分担、お金の問題、自分や相手の病気、その他どうしても許せない生活習慣が改善されないなど、あまり予想したくなかったネガティブなことです。
夫婦は一緒にいる時間も長いですから、問題が放置されるとけっこうボディブローが効いてきます(笑)これは独身の時には見えなかった(見ようとしなかった)部分なので、結婚した後に「こんなはずじゃなかった」と悩むことに。特に夫婦の問題は、周りには相談しづらい内容も多く、抱え込んでしまい最終的に離婚に至ることもよくあります。
夫婦は同志?
じゃあどうしたらいいのか? 色んな悩みや問題が起きますが、でもご心配なく! 何の問題もなかったという夫婦は地球上どこにもいないはず。どんな仲良し夫婦にも必ず悩みや困難はあり、それを2人で乗り越えているのです。
問題が起きた時に、相手だけを責めるという方法を取れば、うまくいくものもうまくいきません。仲良し夫婦と言われる夫婦は、2人でその問題を乗り越えていきます。「問題は起きて当然」と思えば気持ちも軽いし、相手の欠点を直そうと躍起になるよりも、2人が楽しくなるにはどうしたらいいかを考えるほうが建設的です。
夫婦は鏡だとよく言われますが、その相手を選んだのも自分自身。
嫌なところもあれば、結婚しようと思うくらい好きだと思ったところが必ずあるはず。お互いの存在に感謝し、欠点は補い合い、問題が起きた時には夫婦が力を合わせて解決していく。これこそが、「いい夫婦の道」の王道です。
今年のいい夫婦の日は、パートナーへの感謝の日にしてはいかがでしょうか?
Editor:Naomi Furuyama
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