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人間関係

結婚後に「冷めない夫婦」でいるために気をつけるべきこと

2018/10/24

結婚する時は誰しも永遠の愛を誓うのに、数年後も愛し合っているとは限りません。「結婚して仲良くなる夫婦と冷める夫婦、何が違うの?」と思ったことありませんか? 実は、仲良しになる夫婦と冷める夫婦にはある「決定的な違い」があったのです。
結婚して仲良くなる夫婦と冷める夫婦の特徴をそれぞれ3つずつあげて紹介いたします。

ケンカばかり…どんどん冷める夫婦の特徴

(1)やってもらって当たり前

冷めている夫婦は、相手が何かしてくれても感謝どころか「当たり前」という感覚が強いようです。
結婚には、家事、子育て、仕事、両親の介護など様々なことが起きていきます。これらを乗り越えていくためには、自分一人では不可能です。

しかし、冷めていく夫婦は「身内だから」といって相手へ感謝することを忘れてしまい、「当たり前」の中に生きているのです。
本当は、当たり前のことなんてひとつもありません。結婚していることも決して当たり前ではないのですが……。

(2)挨拶をしない

挨拶は人間関係の基本です。職場では得意先や顧客に挨拶しない人はいないでしょう。
しかし、自分のパートナーには挨拶しないという人も実は沢山います。
「おはよう」「行ってきます」「お帰りなさい」「いただきます」「ご馳走さま」「ありがとう」「ごめんなさい」小学校に行ったことがあれば、必ず習う言葉ばかりです。

しかし、これが使えないため、どんどん冷めた夫婦になっていきます。挨拶は人間の基本的なコミュニケーションです。本来、一番大切なはずのパートナーにこれができないのはとても悲しいことですね。

(3)優先順位が常に低い

人は必ず優先順位を無意識につけて生きています。仕事での重要な案件、入学試験、初デートなどはみんな最優先のことではないでしょうか。多くの人は、付き合いたての頃や結婚したばかりの頃は、パートナーに高い優先順位をつけています。

しかし、何年も経つとその優先順位が大きく変化し、最悪一番下になっている人がいます。食事や記念日の約束があっても、重要な仕事があれば優先順位を変えて約束を破ってしまうこともあります。
パートナーの優先順位は低いですか? 高いですか? もしも低いようなら、冷めた夫婦関係になることもそう遠くはないでしょう。

マンネリ知らず!いつまでも仲が良い夫婦の特徴

(1)感謝を伝えている

たとえどんな不測の事態が起きようと、お互いが感謝を伝えあっている夫婦は強い絆で結ばれています。長い夫婦生活のなかでトラブルがゼロという人はいません。毎日のささいなことにも感謝しあう夫婦は、そのトラブルを協力して乗り越えていくことができます。そして、その協力の積み重ねでますます、仲良くなっていきます。

仲良し夫婦は、料理や洗濯などの家事、子育てのこと、仕事やお金のこと、毎日の生活の小さなことに「ありがとう」を伝えあいます。また、結婚記念日やお互いの誕生日など、ささやかでも感謝を形にして伝える習慣もできているようです。

(2)旅行や趣味の時間を作っている

仲良し夫婦は旅行や趣味を共有しているという統計があります。二人で楽しめる何かが多いカップルのほうが、何もないカップルよりも仲良しになりやすいのは必然でしょう。
旅行も海外旅行など大きなものから、一泊や日帰りの気軽なものまで様々です。お金をかけてもかけなくても、二人が愛を深められる時間を作ることが何より大切。どこにも行かない夫婦よりも、思い出もたくさん作ることができます。

また、趣味も体を動かすようなスポーツや登山もあれば、陶芸や美術館巡りなど文化的なものもあります。これも一緒に行うことで共通の話題ができますし、次は何をする? という話で盛り上がることができます。
旅行にしろ趣味にしろ、共通の話題が多い、一緒に過ごす時間が長い、というのは仲良し夫婦の特徴と言えそうです。

(3)スキンシップがある

スキンシップは本能に関係します。セクシャルな意味を超えて、親子でもスキンシップがあるほうが信頼関係を育みやすいと言われています。仲良し夫婦は、手を繋ぐ、ハグをする、キスするなど日常でスキンシップをしっかり行っているようです。

以前、著者がある60代の仲良しカップルに仲良しの秘訣をお伺いした時のこと。「毎朝、玄関でのお見送りハグとチューをしている」という答えが返ってきました。結婚して30年以上たっても、新婚の頃のようなスキンシップを継続されていたご夫婦! 驚きとともに尊敬の念を抱いたことを覚えています。
スキンシップが減ると、心の愛情タンクが減ってしまうのかもしれません。いつも愛情タンクを満たしておくために、日々のスキンシップを大切にしたいですね。

みなさんはどちらに当てはまりましたか? 長い間日々をともにする夫婦だからこそ、感謝の気持ちや一緒に過ごす時間、愛情表現など、当たり前のことを忘れずにいたいものです。

Editor:Naomi Furuyama

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