(1)タイミングを選ぶ
不満を相手に伝える時というのはタイミングが大事になってきます。仕事が忙しくて疲れがたまっているときに伝えても「うるさいなぁ」となってしまう恐れがあるので、彼の精神的なコンディションがいいときに伝えるようにするといいでしょう。
また、人によっては「なんでその時に言わなかったの?」となってしまう人もいます。こういったタイプの場合は不満があるときにすぐに伝えるようにした方がいいです。言い方を考えてから伝えたいという気持ちは理解できますが、彼らにとっては言い方よりもタイミングの方が大事なのです。
(2)同意を求める話をする
不満を伝えるときの一つの方法は相手にまずは同意してもらうような話しをするということが挙げられます。
「お前」とか「バカ」といった言い方をされることが嫌という場合は、「友達から『お前ってホントバカだよな』って偉そうに言われて腹が立ったことない?」といったようにまずは自分に置き換えて考えてもらいましょう。その時に同意してもらえるような質問をすることがポイント。
「あるね」と言ってもらえたら話は早いです。「私もあなたからそう言われて傷付いているんだよ」といった感じで指摘してあげましょう。
(3)相手を褒めることも忘れない
不満を伝えるときに注意してもらいたい次なるポイントは「俺だっていろいろ気を遣ってるのに、その言い方はない」といったように努力を分かってもらえないことに腹を立ててしまう人もいるということです。
なので一度、相手を褒めることがポイント。「LINEの返信とか、いつも早いから寂しくないようにしてくれてるんだなってことは分かってる。ありがとう」と具体的に例を挙げた方がいいでしょう。
(4)ボディータッチをつける
面と向かって言葉のやりとりだけではケンカに発展してしまうことも、さりげないボディータッチを交えることでケンカにならずに話し合いができるということもあります。相手を褒めるときではなく、不満を口にするときに相手の手を握ったりして伝えてみるといいでしょう。
責めるような口調になってしまってもボディータッチが柔らかい印象にしてくれることもあります。抱き合いながらケンカをする人はいないと思います。ケンカしやすい距離感というものがあるので、その距離を外すことがポイントとなります。
(5)責めずに悲しさを強調
不満を伝える時は責める口調にならないことが大事です。「付き合っているのになんで既読スルーなの?」といった言い方をすれば「それは仕方ないだろ。こっちだって忙しいんだよ」といったようにケンカに発展してしまう恐れがあります。
ここはグッと堪えて、「会った時はいつも優しいからさ、既読スルーされると突き放されてるような気がして悲しくなるんだ」といったようにその時どう思ったのかを伝えることで相手からの「ごめん」を引き出しやすくなります。
「『了解』ってだけでもいいから返信もらえない?」といったように改善案を提案するとなおいいでしょう。
いかがでしたか?
不満をため込んでケンカになってしまっては、不要なストレスを感じるだけ。できれば感情的にならずに話し合いで解決したいところ。そのためにはタイミングや責めない口調、フォローや同意を求める言い方をすると効果的です。
「なんでその時言わなかったの?」といったように人によって嫌がるポイントが違うのでそこを分かっておくとスムーズに話し合いに移行できるでしょう。
Editor:Tsumugu Kusanagi
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