同棲って実際どうなの?カップルの同棲事情
同棲をするカップルはどれくらいいるのか。そのきっかけや理由など同棲にまつわる実情を知っておきましょう。
同棲経験のある女性は2人に1人
ある調査によると、同棲をしたことがある女性はなんと50%だとか。意外にも多くの女性が恋人と一緒に生活をしたことがあるようです。家賃を浮かせたいと思う人や、将来のためになるべく早くから貯金したいなど、同棲するにはさまざまな理由があるのかもしれません。
きっかけは?彼氏と同棲を始めたワケ
同棲のきっかけは人それぞれ。「相手のことが大好きで、ずっと一緒にいたい気持ちが我慢できない」という思いから同棲を始めるカップルや、「仕事が忙しくて会えないことが多い」といった物理的な理由、借りていた部屋の賃貸契約の更新といったタイミングによる場合もあります。
また、結婚を検討する際、本当に二人で共同生活ができるかどうかを事前に確認するために、同棲を始めるケースも多いようです。
男性が彼女と同棲したがる理由とは?
男性は彼女に夢中になると、日常生活の中に彼女の存在を置きたがり、同棲を希望する傾向があるようです。また、普段から料理や掃除など、積極的に家事をしてくれる彼女と付き合うと、「この人と一緒に生活したい」という気持ちが高まる人もいるようです。
どんな理由であれ、「一緒にいる時間を増やしたい」と思って同棲を考えるのは、結婚を視野に入れて彼女を大事に思っているからでしょう。
あえて「同棲しない」選択をする人も
一方で、二人の関係が良い状態でも、あえて同棲をしないカップルもいます。その理由として、一緒に過ごす時間が長くなると、ドキドキ感や新鮮さがなくなってしまったり、ケンカが多くなり仲が悪くなってしまったりといったことが挙げられます。
また、お互いの生活リズムや一人の時間を大切にしたいという理由や、親の反対があって同棲をしたくても実現できないケースもあるようです。
彼氏と同棲することのメリット・デメリットは?
「一緒にいたい」という気持ちが満たされる同棲生活には、いろいろなメリットがあります。しかし、良いことばかりではなく、デメリットも。同棲をする前に事前に把握しておくと良いでしょう。
【同棲のメリット】彼氏との同棲は良いことがたくさん!
同棲生活には、経済的にも精神的にも二人にとってメリットはさまざま。よく見られる利点を知って、同棲をスタートさせるモチベーションを上げておきましょう。
生活費は二人で負担
まず、毎月の家賃や水道光熱費などの生活費は、彼と二人で負担することが可能になるため、金銭的に楽になります。一人暮らしよりも生活費がコストダウンするので、無理なく貯金もでき、結婚資金や海外旅行費などの足しにするカップルもいるようです。
家事も二人で分担できる
お互いに協力して作業の役割分担ができれば、家事に費やす一人当たりの労力を減らすことができます。料理や掃除など家事ができる男性も多いため、男女関係なく平等に分担するカップルも多いようです。
ただし、ルールを決めすぎると負担になるため、二人の考えを擦り合わせておくと協力して行うことができるでしょう。
二人の時間が今まで以上に増える
一つ屋根の下で一緒に暮らすと、二人の時間が今まで以上に増えることになります。すると、今まで見えてこなかったお互いの価値観や生活習慣を知ることができ、より愛情も深まるかもしれません。家族同然のかけがえのない存在になれると良いですね。
結婚後の生活をシミュレーションできる
同棲は、仕事や遊びなど彼の日々の生活リズムや金銭感覚、家での過ごし方まで、より深い面々を知ることができる絶好のチャンス! ケンカや何か予期せぬトラブルが起こったときに、二人でどうやって解決するかの術も培うことができます。
将来、長い人生を共にする相手として自分に相応しいかを確認し、同棲中に結婚シミュレーションを行ってみてください。
彼氏の嫌なところが見えてくる
一緒にいる時間が長いと、彼の嫌な面も見えてきます。イビキや歯ぎしりがうるさかったり、実はあまりきれい好きではなかったりと、自分の生活習慣や常識と合わないところが目につきやすくなります。
そんなときは、お互いの嫌な点や価値観が合わないところについて、話し合ったりルールを定めたりすると良いでしょう。
結婚が遠のく可能性も
最初は、新鮮で楽しい共同生活もしばらくときが過ぎると、一緒に居られることに満足して同棲状態が当たり前になってしまうリスクもあります。
その影響により、彼の結婚意欲が下がり、入籍をするタイミングを逃してしまうことも。せっかくの婚期を逃してしまわないように、前もって同棲期間を決めておくことをおすすめします。
彼氏との同棲をうまく送る秘訣とは
いくら仲がよい恋人でも、他人同士が一緒に暮らすには努力が必要です。同棲生活をうまく送るために、知っておきたいポイントを教えます。
部屋の間取りは2DK以上
まず、愛の巣となる物件を探す際に注意したいことがあります。それは、部屋の間取りを2DK以上にすること。なぜなら、ワンルームだとプライベートのスペースがなく、ストレスが溜まりやすくなるからです。
部屋が広ければ、収納家具やベッドなども十分に配置でき、プライベートを保つことができます。また、ケンカをして険悪な空気になったときも、一人になれる空間があれば冷静になれて仲直りしやすいでしょう。
お金に関することは明確に決めておく
お金の問題も、トラブルになりがちなので注意しましょう。生活費の負担は、事前にきちんと話し合うことをおすすめします。いくら相性がピッタリでラブラブな関係の二人でも、お金の問題で関係が崩れてしまっては、元も子もないです。
お互いの時間やプライベートを大切に
いくら親しい関係でも、干渉や束縛をするのは危険! 一緒に生活をすると、食事のタイミングなどを合わせる必要がありますが、ときに相手が仕事や遊びで帰りが遅くなってしまう状況もあるでしょう。
そんなときは、相手のプライベートを尊重してあげることが大事です。二人の関係をうまくいかせるためにも気をつけましょう。
これだけは気をつけて!同棲でやってはいけないNG行動
同棲中についやってしまいそうなNG行動について教えます。自分がやってしまい、二人の仲が壊れてしまわないように気をつけましょう。
緊張感のない緩んだ態度
一緒に生活をすると、馴れ合い関係になりがちで、相手に対して気を緩めてしまうことがあります。多少は仕方がないことですが、いつまでも「魅力的な女性」として意識してもらえるように努めることが必要です。
たとえば、身だしなみや体形の維持、仕事のスキルアップなど、自分磨きを怠らないこと。彼のあなたに対する恋心や敬意が、すり減ってしまわないように気をつけましょう。
家事などなんでも一人でやってしまう
好きな相手の世話を、喜んでやってしまう人もいるでしょう。しかし、家事など「私がやらなくちゃ」と全て一人でやる必要はありません。やり過ぎると彼にとって「母親」的な存在になってしまい、結婚からは遠ざかってしまう危険もあります。
疲れ果てて負担に感じる前に、遠慮せず彼と家事の分担について相談してみましょう。
自分ルールで生活させる
生活においての価値観は人それぞれ。食事のマナーや洗濯、ゴミの処理の仕方など、やり方が違うことも多々あるでしょう。しかし、苛々するからといって、自分ルールを押し付けてはいけません。パートナーの価値観を尊重して歩み寄り、ときには妥協して彼のルールに合わせることも必要です。
彼氏との同棲はよく考えてから決断しよう
彼氏との同棲生活は、甘くて楽しい時間も増えて、結婚へのステップにもなる貴重な経験になるでしょう。しかし、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、仲の良い関係でも他人同士がうまく共同生活をするためには、簡単そうにみえて実はいろいろな配慮と努力が必要です。
同棲を検討し始める際は、事前にお互いの気持ちを確認し、共同生活の準備をしっかり行いましょう。また、同棲中は、相手への思いやりを欠かさず、気を配りながら快適な毎日を築いていくことも忘れずに。それができれば、同棲は二人の絆を強くしてくれるでしょう。