敏感肌におすすめの日焼け止め選び方4ポイント
ここでは、敏感肌向けの日焼け止めを選ぶ際のポイントを紹介していきます。購入の際は、以下、4つのポイントをチェックしてみて下さい。
- 「SPF/PA」値で選ぶ
- 「低刺激設計」で選ぶ
- 「肌悩み・目的」で選ぶ
- 「落としやすさ」で選ぶ
【1】「SPF/PA」値で選ぶ
SPFは数値が高くなるほど、PAは+の数が多いほど紫外線を防ぐ効果は高まりますが、その分敏感肌への負担も大きくなります。下記の表を参考に、シーンに応じて使い分けるようにしましょう。
SPF/PA値 | シーン例 |
---|---|
SPF10~20/PA+~++ | 在宅時や、買いものなど短時間の外出時 |
SPF30~/PA+++前後 | 通勤・通学などの日常生活 |
SPF50~50+/PA++++ | レジャーやスポーツなど長時間野外で過ごすとき |
【2】「低刺激設計」で選ぶ
敏感肌はバリア機能が低下し、少しの刺激にも過剰に反応してしまう状態にあります。そのため、肌への負担が大きくなる成分はなるべく避け、「低刺激性」に着目した日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
低刺激設計の一例 | 内容 |
---|---|
テスト | ・アレルギーテスト ・パッチテスト ・ノンコメドジェニックテスト など |
成分特徴 | ・紫外線吸収剤フリー ・無香料 ・無着色料 ・保存料フリー ・防腐剤(パラベン)フリー ・鉱物油フリー ・アルコールフリー など |
※ テスト済みの表記があっても、すべての方の肌に合うとは限らないので注意しましょう。また、「肌に優しい」「敏感肌用」と表記されている日焼け止めでも、肌状態によっては思わぬトラブルを招く可能性も。肌質に合うか心配な方は、事前にパッチテストを行ってから使用することをおすすめします。
【3】「肌悩み・目的」で選ぶ
日焼け止めをより効果的に、そして毎日心地よく使えるよう、肌悩みや目的に合わせて選ぶのがおすすめです。以下を参考に自分にぴったりな日焼け止めを確認してみてください。
肌悩み・目的 | 詳細 |
---|---|
乾燥が気になる | 肌にうるおいを与える保湿成分が配合された日焼け止めがおすすめ。 「ヒアルロン酸」や「セラミド」などの保湿成分を配合した日焼け止めを選ぶことで、 日焼けによる肌の乾燥感を軽減することができます。 |
メイク時間の短縮 | 化粧下地効果を兼ねた「化粧下地機能付き」の日焼け止めがおすすめ。 日焼け止めと下地の役割を1STEPで両立してくれるため、メイク時間を短縮できるだけで なく、落とす際の肌負担も軽減することができます。 |
【4】「落としやすさ」で選ぶ
敏感肌の方は日焼け止めの落としやすさにも注目しましょう。普段の洗顔料や石鹸で落とせる日焼け止めなら、クレンジングによる肌への負担を抑えることができます。なかにはお湯で落とせる日焼け止めもあり、ダメージを軽減するだけでなく、洗顔時の手間を省きたい方にもおすすめです。
敏感肌におすすめの日焼け止め10選
ここからは、敏感肌さんにおすすめの日焼け止めを使用感・刺激性の低さをポイントに、ランキング形式で紹介していきます。ドラックストアで手に入る優秀アイテムから子供も使える肌思いなもの、デパコスの名品まで厳選してお届け。あなたに合う日焼け止めがきっと見つかるはずです♪
キュレル(Curel)/ UVカット デイバリアUVローション【医薬部外品】
キュレル(Curel)
UVカット デイバリアUVローション【医薬部外品】
使用感&UVカット機能ともに優れた日焼け止め
うるおい成分「セラミド機能成分(※1)、ユーカリエキス、アスナロエキス」を配合し、高い保湿力でうるおいをキープしてくれる、乾燥性敏感肌の方におすすめな『キュレル』の日焼け止めです。すーっと伸び広がる軽やかなテクスチャーで、顔はもちろん全身に使いやすいうえ、化粧下地としても使えるアイテムです。
また、SPF50+/PA+++の高いUVカット効果に加えて、デイバリアテクノロジーを採用し、紫外線やチリ・花粉などの汚れの付着を防ぎます。さらに消炎剤配合で、日焼け後の肌荒れを防いでくれるのも嬉しいポイント。日焼けと肌荒れを同時にケアしたい人はぜひチェックしてみてください。
※1 ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド
※2 すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
※3 皮膚に対する刺激性を確認するテストです。すべての方に皮膚刺激が起こらないというわけではありません。
※4 すべての方にニキビのもとができないというわけではありません。
▼口コミ
サラサラしてて使い心地が良いです。
出典:楽天
オルビス(ORBIS)/ サンスクリーン(R)フリーエンス
オルビス(ORBIS)
サンスクリーン(R)フリーエンス
デイリー使いにぴったりな日焼け止め!
『オルビス』の日焼け止めは、なめらかで柔らかい感触を保つ「立体スキンベール処方」を採用しているのが特徴です。きしみや摩擦感がなく、ミルクのようにするっと伸び広がるストレスフリーな付け心地を実現しているので、お買いものやテレワークなどのデイリー使いにもぴったり。
また、天然の保湿因子に近い保湿成分「NMF類似成分」を配合しているところも高ポイント。肌を包み込んでうるおいを与えてくれるので、乾燥が気になる敏感肌の方にも嬉しいポイント。お子さんも一緒に使える(※1)ので、自分用はもちろん、家族でシェアするのもおすすめです。
※1 幼児連用テスト実施済(すべての人のお肌に合うというわけではありません。)
※2 すべての人にアレルギーがおきないというわけではありません 。
▼口コミ
日焼け止めミルクですが、 サラッとして肌にのせても軽く、 無香料ゆえの変な酸化臭なども無く、 使い心地は大変良いと感じています。
出典:楽天
ヴェレダ(WELEDA)/ エーデルワイスUVプロテクト
ヴェレダ(WELEDA)
エーデルワイスUVプロテクト
オフの日のナチュラルメイクにも!
生後1カ月の赤ちゃんから使用できる(※1)『ヴェレダ』のオーガニックUVミルク。SPF38/PA++で日常の紫外線から敏感肌をしっかり守ってくれる、オールシーズン使える日焼け止めです。ブルーライトを96.9%(※2)、近赤外線を88.1%(※2)カットできるところも特徴的。
また植物エキス配合で、うるおいを与えながら乾燥ダメージによる肌荒れを防いでくれるのも嬉しいポイント。化粧下地効果付きで、白浮きのない健康的な仕上がりを叶えてくれるため、メイクをお休みしたい日の1本にもおすすめです。
※1 使用テスト済み。すべての方に皮膚刺激が起こらないということではありません。
※2 第三者機関実施結果より
▼口コミ
香りも爽やかでベタつかず、快適な商品です。
出典:楽天
近江兄弟社 / ベルディオ UVマイルドジェルN
近江兄弟社
ベルディオ UVマイルドジェルN
肌なじみのよいジェルタイプの日焼け止め!
日焼け止めを塗る&落とすことの負担を少しでも軽くできるよう、使いやすさと手軽さにこだわった『ベルディオ』の日焼け止め。肌にすっとなじんで軽やかに伸びるジェルタイプで、大人の肌はもちろん、お子さんの肌にも塗り広げやすいのが嬉しいポイント。また、紫外線を防ぎながら、乾燥や花粉からお肌を守ってくれるところも特徴です。
さらに、肌にうるおいを届ける5種のうるおい成分(※1)を配合しているので、紫外線やエアコン、日焼け止めそのものによる乾燥が気になる敏感肌の方にもぴったり。こちらのほかに、家族みんなでたっぷり使える220g入りも展開。携帯用と据え置き用で揃えるのもおすすめです。
※1 ツボクサエキス、ハトムギエキス、モリンガエキス、オウゴンエキス、エーデルワイスエキス
※2 すべての方に刺激及びアレルギーが起こらないというわけではありません。
▼口コミ
白浮きしないし、化粧下地としても使えるのでこれからも使います!
出典:楽天
アネッサ(ANESSA)/ パーフェクトUV マイルドミルク N
アネッサ(ANESSA)
パーフェクトUV マイルドミルク N
高い紫外線防御力と肌への負担軽減を両立!
さらさらとした上質な使い心地のミルクタイプで、新生児を除く赤ちゃんやお子さんも一緒に使用できる『アネッサ』の日焼け止め。「環境ダメージブロック処方」を採用し、空気中の微粒子や紫外線から肌を守ってくれます。
また、80分間の水浴テストで耐水性が確認された、スーパーウォータープルーフ仕様ながら、石鹸でするりと落とせるところも嬉しいポイント。SPF50+/PA++++と、高い紫外線防御力を維持しながら、肌への負担感を軽減しているので、アウトドアやレジャーを思いっきり楽しみたい敏感肌の方におすすめです。
※1 すべての人にアレルギーが起きないというわけではありません。
※2 すべての方にニキビができないというわけではありません。
▼口コミ
優しい付け心地でつっぱった感じもなくストレスフリーです。親子で使えるっていいです。
出典:watashi+
ミノン アミノモイスト(MINON Amino Moist)/ ブライトアップベース UV
ミノン アミノモイスト(MINON Amino Moist)
ブライトアップベース UV
乾燥が気になる敏感肌の方におすすめ!
『ミノン アミノモイスト』の日焼け止めは、敏感肌・乾燥肌の方による連用テスト済み(※1)で、乾燥が気になる敏感肌の方におすすめの1本です。紫外線のダメージによる乾燥を防ぎながら、花粉や排気ガスといった空気中の微粒子をブロックし、肌を守ってくれるところも魅力のひとつ。
肌の色を自然な明るさに補整してくれる化粧下地の役割もあるので、ナチュラルな肌に仕上げるならこれひとつでOK。ベースメイクの時短を叶えたい方にもぴったりです。室内にも紫外線は入り込んでしまっているため、家事やテレワークなど、在宅時のUV対策にもおすすめです。
※1 すべての方の肌に合うということではありません。
※2 すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
▼口コミ
塗った直後は白く浮くので、色白の人や、ブルべさんの方が合うかもしれません。メイクをすれば、イエベでも気にならないと思います。
出典:楽天
ドゥーエ(2e)/ 日やけ止め ノンケミカル
ドゥーエ(2e)
日やけ止め ノンケミカル
ベタつきにくくさらさらな感触を実現!
約50年にわたり敏感肌用化粧品を開発し続けている『資生堂』から誕生した、敏感肌向けのスキンケアブランド『ドゥーエ』の日焼け止め。ベタつきにくくさらさらとしたテクスチャーは、顔だけでなく身体にも塗り伸ばしやすく、普段使いから外出時まで幅広いシーンで活躍してくれます。
また、角層のバリア機能をサポートして乾燥しにくい肌をキープする、うるおいバリアサポート成分「キシリトール(※1)」を配合しているところもポイント。紫外線が強くなる夏だけでなく、季節の変わり目や乾燥が気になる季節など、一年を通してUV対策に取り組みたい方にもおすすめしたい日焼け止めです。
※1 保湿成分
※2 すべての方に皮ふ刺激やアレルギーが起きないわけではありません。
▼口コミ
ノンカミカルでUVカット高水準にしてはコスパは良い気がします。白浮きはしますので初めて使う方はご注意ください。
出典:watashi+
マミー(Mommy)/ マミー UVアクアミルク
マミー(Mommy)
マミー UVアクアミルク
白くならない!ミルクタイプの日焼け止め
『マミー』の日焼け止めは、アレルギーテスト(※1)に加えて、皮フ刺激テスト(※1)・光刺激テスト(※1)・スティンギングテスト(※2)済みと、敏感肌のなかでもさらに幅広い肌タイプの方が使用できるよう作られているのが特徴です。
ベタつかずさらさらとした軽い使用感で、普段使いにも最適。また、汗や水に強いウォータープルーフ処方で、レジャーやスポーツなど長時間外で過ごすときにも活躍してくれます。SPF50+/PA++++の高いUVカット効果ながら、石鹼で落とせるところも高ポイント。1歳のお子さんから使えるので、家族でみんなでシェアできるのも嬉しいですね。
※1 すべての方に刺激及びアレルギーが起こらないというわけではありません。
※2 塗布時の皮フの刺激・ピリピリ感を確認するテスト。すべての方に刺激及びアレルギーが起こらないというわけではありません。
▼口コミ
子供と一緒に使えるので、使いきれずに余ることもない。
出典:楽天
アベンヌ(Avène)/ アーバンプロテクション UV フェイス&ボディ
アベンヌ(Avène)
アーバンプロテクション UV フェイス&ボディ
肌を健やかに保つアベンヌ温泉水(※1)配合!
肌を健やかに保つ「アベンヌ温泉水(※1)」を配合している『アベンヌ』の日焼け止め。敏感肌に嬉しい素肌感覚の付け心地を実現したミルクローションタイプで、みずみずしいさらっとしたテクスチャーも魅力のひとつ。顔はもちろん身体にも使えるうえ、3歳以上のお子さんも使用可能です。
また紫外線だけでなく、PM2.5などの大気汚染や乾燥などの外部刺激から肌を守ってくれるところもポイント。高いUVカット効果とウォータープルーフ処方で、外出時の備えにもぴったり。ニキビのもとになりにくい処方(※2)がプラスされているのも嬉しい特徴です。
※1 温泉水(整肌成分)
※2 すべての方にニキビができないというわけではありません。
※3 すべての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
▼口コミ
使用感は良いです。日焼け止めの不快感はありません。
出典:watashi+
ニベア(NIVEA)/ ニベアUV プロテクトウォーターミルク マイルド SPF50+
ニベア(NIVEA)
ニベアUV プロテクトウォーターミルク マイルド SPF50+
普段使いにちょうどよい日焼け止め!
紫外線などによる乾燥を防いでうるおいをキープする「ヒアルロン酸(※1)」を配合している『ニベア』の日焼け止め。ベタつきにくくさらさらとしたミルクタイプの日焼け止めで、肌に負担感が少ないところも嬉しいポイント。
また化粧下地としても使えるので、オフの日のナチュラルメイクにもぴったり。こちらはウォータープルーフのタイプではないので、レジャーやスポーツでのシーンよりも、通勤・通学や買いものといった日常的なシーンでの使用におすすめします。コンパクトなパッケージで携帯にも便利です。
▼口コミ
旅行に全身用で数本持って行ったのですが伸びが良く思ったほど使わずに済みました。
※1 うるおい成分
※2 すべての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
出典:楽天
日焼け止めの効果を高める塗り方
肌質に適した日焼け止めを選んでも、使用法が間違っていれば日焼け止めの効果を十分に感じられないことも。これからお届けするポイントを抑えて、紫外線から肌をしっかり守ってあげましょう。
《顔》日焼け止めの塗り方5STEP
- 日焼け止めの容器をよく振る
- 適量(※)を額・鼻・両頬・あごの5箇所に置く
- 指の腹を使い、頬の内側から外側に向かってなじませる
- 鼻は鼻筋に沿って線状に、額は中心から生え際に向けて、あごはフェイスラインに向けてなじませる
- ハンドプレスで浸透を促す
※ クリーム・ミルクタイプはパール粒2個分、2層式などの液状タイプは1円硬貨大2個分が目安
耳や耳の裏・首や首の裏・襟足などは塗り忘れをしやすい箇所。付け忘れた部分やムラがないかよく確認し、敏感な肌を守ってあげましょう。
《身体》日焼け止めの塗り方3STEP
- 日焼け止めの容器をよく振る
- 容器から直接肌へストロー幅を目安に線状に付ける
- 手のひら全体を肌にフィットさせ、大きな楕円を描くよう優しく広げてなじませる
身体に塗る際は日焼け止めを少量ずつつ付け足すのではなく、線状に直接たっぷりとのせ、まんべんなく広げてなじませましょう。とくにふくらはぎ・ひざの裏・手、足の甲などは塗り忘れしやすいので、最終チェックも忘れずに♪
日焼け止めに関するQ&A
Q1. 日焼け止めを塗る順番はいつ?
A. 日焼け止めは「スキンケア後・ベースメイク前」に塗るのが◎。
日焼け止めは、スキンケア→日焼け止め→化粧下地→ファンデーションの順番で塗るのがおすすめ。また、顔に塗る際は一気に広げるのではなく、額・鼻・両頬・あごの5点に置いてから伸ばすと、塗りムラや薄づきを抑えることができますよ。仕上げにハンドプレスでなじませれば、日焼け止めの密着力も高まります。
Q2. 冬でも日焼け止めは必要?
A. 紫外線は1年中降り注いでいるので必要。
真夏ほどではないものの、春・秋・冬と、紫外線は1年中降り注いでいます。紫外線による肌へのダメージを軽減するなら、冬も日焼け止めを塗って日焼け対策をするようにしましょう。
Q3. 塗り直しの頻度はどのくらい?
A. 塗り直しは2~3時間置きが理想的。
どんなに優秀な日焼け止めでも、汗や皮脂、日常動作で徐々に効果が落ちてしまいます。海やプールに入った後はもちろん、普段から2~3時間を目安に塗り直すことをおすすめします。とくに額・鼻・両頬など凹凸のある場所は日焼けをしやすい部分。メイクをしている時もティッシュなどで汗や皮脂を抑えてから、パウダータイプの日焼け止め・遮光効果のあるファンデーション、フェイスパウダーなどを重ね、こまめなケアを心掛けるようにしましょう。
日焼け止めに関するその他の記事もチェック
以下の記事でも、いまおすすめの日焼け止めをご紹介しています。こちらからも、敏感肌さんでも試しやすいアイテムが見つかるはずなので、ぜひチェックしてみてくださいね。