音楽好きが夜な夜な集う店/Bar it
目黒川沿いにほど近い、アパレルショップの2Fに位置するBar” it “(イット)は、MUSIC Barと言ってもいいくらい、音楽に浸れるBar。
今回ここに訪れたのは、アートwebマガジン『girls Artalk(ガールズ・アートーク)』代表の新井まるさん。
「お酒は好きですね。でも、ひとりでBarにいく習慣はないかも。家で、昼からひとりで飲む背徳感を味わったりしてますよ。」と話す。
まずはビール(ヒューガルデン)をオーダー。
マスターのケイタさんはこの店を始めてもうじき3年が経つという。
「以前は丸の内にあるフレンチでバーテンダーをやってたんだけど、今ではすっかり音楽好きの仲間が集う店を築くことができてる。まるちゃんはどんな音楽を聴くの?」
「私は意外だって言われるんですが、フュージョンとかダブテックなんかが好きですね。逆にケイタさんはアート鑑賞はしますか?」
「美術館に行ったり…はしないんだけど、LIVEに行ったときに見るVJはアートに近いなって思うよ。」
自分の好きなことを仕事にしているふたりは、自分の得意分野の話で互いに盛り上がる。
2杯目はマスターのおすすめで、ルジェのアップルグリーンリキュールのソーダ割りを。加えたレモンが爽快。
「なんか、玄人はBarでフィズを頼むって言いますよね?」とまるさんから質問が。
「うちの店はカジュアルだからね。お酒の銘柄より会話の質というか、シェイカーを振るよりBGMのリクエストの方が圧倒的に多い(笑)」と、PCで選曲を始めるマスター。
先週末にBarで開催されたピアノの生演奏の音源を流していただき、雰囲気に酔いしれる。
となれば、3杯目はウイスキーのロックでも頼んじゃおうかな?という気分に。
数あるウイスキーの中から、JAMESONをチョイス。
「酔っ払っちゃった~!」
しばらくして、突然のコールアウト。
お酒と音楽、そして空間に酔いしれ、Barでの時間を満喫したまるさんは家路に着いた。
あなたも一度、ひとりでふらりと訪れてみてください。さて、次回はどの街に行こうかな。
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Model Maru Arai
Master Keita Toda
Photographer Minami Otsu
Editor Aki Tanaka
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