水拭き機能付きロボット掃除機の選び方4ポイント
水拭き機能付きロボット掃除機を選ぶ際のポイントは4つ。ひとつずつ解説していくので「選び方がわからない」という方はぜひチェックしておいてください。
- 水拭き機能のタイプ
- サイズ・形
- 機能
- 価格
【1】水拭き機能のタイプ
ロボット掃除機についている水拭き機能には、専用のクロスモップで拭き上げていくタイプと、水を床に噴射しながら拭き上げていくタイプの2種類があります。
一般的なのはモップタイプですが、噴射タイプはべたつきなどのしつこい汚れもきれいに拭き上げられるというメリットがあるので、どちらのタイプを選ぶかは掃除の目的や自宅の環境に合わせて決めるのがおすすめです。
【2】サイズ・形
水拭き機能付きロボット掃除機に家具の下まで潜り込んで掃除をしてもらうためにも、本体サイズを選ぶ際は家具下の高さをあらかじめ確認しておくようにしましょう。
また、性能が高いロボット掃除機であるほど「ステーション」がセットになっていることが多いので、ステーション込みで部屋に置ける範囲のサイズなのかを確認しておくことも大切です。
【3】機能
ロボット掃除機には水拭き機能のほかにも、落下・衝突防止といった基本的な機能から、マッピングやアレクサ対応といった高度な機能まであらゆる機能が搭載されています。
自宅の環境によって必要な機能は異なってくるので、ロボット掃除機を選ぶときは水拭き機能以外の機能にも注目しながら選ぶのがおすすめです。
【4】価格
ロボット掃除機の価格は、性能の高さや機能の多さに正比例します。
高性能なロボット掃除機は7万円以上することが多いですが、基本的な機能が揃っていて日常使いしやすいロボット掃除機は4万円前後で購入することができます。
また、2万円前後で購入できるコスパ重視のロボット掃除機もあるので、求める機能との兼ね合いをみながら決めていくのがおすすめです。
水拭き機能付きロボット掃除機おすすめ10選
ここでは2022年トレンドの水拭き機能付きロボット掃除機をご紹介。水拭き機能の特徴紹介はもちろん、水拭き以外の機能や、どんな方にとっておすすめなのかもあわせて紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!
エコバックス / DEEBOT X1 TURBO
エコバックス(ECOVACS)
DEEBOT X1 TURBO
とにかく高性能!床掃除はこの1台におまかせ
・床のべたつき汚れをしっかり拭き上げる
・暗い環境でも障害物を正確に検知
・ハイスペックな水拭き機能付きロボット掃除機が欲しい方におすすめ
ハイクオリティなフロア掃除を叶えてくれる『エコバックス』の水拭き機能付きロボット掃除機。加圧タイプの電動モップが床に密着してべたつき汚れもしっかり拭き上げてくれるので、調理時の油はねが気になるキッチンの床掃除にもぴったりです。
水拭き掃除中は15分ごとにステーションに戻って一度モップを自動洗浄するので、ダイニングやリビングを掃除する際に汚れを持ち込まないところが魅力のポイント。高性能HDRカメラ搭載で暗い環境でも障害物を正確に検知して寝ている間や外出中でもスマートに稼働してくれるから、いつでも気持ちのいいフロアをキープすることができます。
エコバックス / DEEBOT N8+
エコバックス(ECOVACS)
DEEBOT N8+
高い吸引力と確かな拭き上げを叶える
・水拭き掃除中はカーペットを自動で回避
・自動ゴミ回収機能付きだからお手入れ簡単
・機能が充実している水拭き機能付きロボット掃除機が欲しい方に
吸引掃除を行いながら水拭き掃除を行ってくれる『エコバックス』の「DEEBOT N8+」。厚みのあるパッドタイプのモップが地面に密着して、床に付着している細菌を99.26%除去します。モップは簡単に取り外し可能。繰り返し洗うことができるので衛生的に使い続けることができます。
また、自動でゴミを回収してくれるステーションがセットになっているところも魅力のポイント。ステーション内は大容量で、最大60日間分のゴミを貯めておくことができるので、フィルターの取り換えは2ヶ月に1度の頻度でOK! (※)ロボット掃除機自体の掃除をする手間が面倒だという方でも気軽に使い続けられるでしょう。
※ 日数は目安(清掃環境により変動)
ニーボット / NoMo Q11
ニーボット(Neabot)
Neabot NoMo Q11
吸引力の高さが魅力!カーペットも床もしっかり清掃
・水拭きの水量を調整できる
・薄型だからソファ下にも入り込む
・水拭き機能だけでなく吸引力にもこだわりたいという方におすすめ
4000paという業界トップレベルの吸引力をもつ『ニーボット』の「Neabot NoMo Q11」。高い吸引力でカーペットの上のゴミもしっかり吸い上げてくれるからカーペットやラグの上もきれいに掃除して欲しいという方におすすめです。
また、吸引と同時に水拭き機能を利用することも可能。水量を選択できるので必要に応じてカラっと拭き上げたり、しっかり拭き上げたりといった調整をすることができます。8.7cmという薄型ボディがソファやテレビ台といったあらゆる家具の下に潜り込んで丁寧に掃除してくれるところも魅力のポイントとなっています。
アルテニック / D5S Pro
アルテニック(Ultenic)
D5sPRO ロボット掃除機
フローリングから畳まで!さまざまな床材に対応
・3つの水拭きモードで掃除の強度を調整
・吸引力を3段階から選択できる
・リモコン操作もできるので機械が苦手な方にもおすすめ
すまいの環境や、掃除の目的に合わせて自在に清掃モードを選択できる『アルテニック』の「D5sPRO」。水拭き機能だけでも3つのモードから選択できるので、その日の汚れ具合に適した掃除をすることができます。
また、7.3cmの超薄型ボディなので、自分の手では掃除しにくい家具の下まできれいに掃除してくれるところもうれしいポイント。3000paの強力な吸引力をもちながら、壁に沿って掃除をしてくれる「エッジ清掃機能」も搭載しているので、ペットの抜け毛が気になるご家庭や、部屋をすみずみまできれいに保ちたいという方におすすめです。
アイロボット / ブラーバジェット250
アイロボット(iRobot)
ブラーバ ジェット250
水拭き専用のロボット掃除機はコレがおすすめ!
・3種類の水拭きモードを搭載
・床の汚れに合わせて拭き掃除できる
・水拭き専用のロボット掃除機が欲しい方におすすめ
あの有名な「ルンバシリーズ」を開発しているメーカー『アイロボット』による水拭き専用ロボット掃除機「ブラーバ ジェット250」。ジェットスプレーを噴射することで汚れを一度浮き上がらせてから拭き上げるので、床についた食べこぼしや皮脂などのべたつき汚れをしっかりきれいにしてくれます。
また、3種類の専用クリーニングパッドを設置することで、パッドに対応した清掃モードが自動で選択されるため、水拭きに特化しているロボット掃除機をお探しの方におすすめです。障害物を感知しながら掃除をするのでカーペットや家具を濡らすことなく賢く動いてくれます。
キーボル / Cybovac E31
キーボル(Kyvol)
Cybovac E31
コスパのよさを重視するならコレ!
・水量調節可能
・静音モード搭載で夜間の掃除にも◎
・床の上にあまりものを置いていない部屋におすすめ
水拭き機能をはじめ静音モードやスマートマッピング機能といった、あるとうれしい機能が揃っている『キーボル』の「Cybovac E31」。基本的な機能が揃っていながら低価格で購入できるのでコスパのいい水拭き機能付きロボット掃除機をお探しの方におすすめです。
吸引用タンクと水拭き用タンクはわかれているので、吸引と同時に水拭きをする機能はついていませんが、その分お手ごろな価格で購入することができます。タンクの付け替え作業や、同時清掃機能にとくにこだわりがない方にぴったりなロボット掃除機です。口コミでは「ときどき障害物にあたることがある」との意見が見られたので、床にほとんどものを置いていない部屋に使うのがおすすめです。
テイクワン / X2
テイクワン(Take-One)
X2
低価格でありながら充実した清掃機能を搭載
・水拭きと吸引の同時作動が可能
・毛が絡まりにくい吸引口
・自宅にいない時間が多い方にもおすすめ
2万円台を切る安さが目を惹く『テイクワン』の「X2」。マッピングや落下・衝突防止といった基本的な機能を備えながら、水拭き機能まで搭載しているコスパのいいロボット掃除機です。コンパクトなサイズ感でスペースを取らないので一人暮らしの方にもおすすめです。
吸引のみの掃除はもちろん、同時に水拭き掃除を設定することも可能なので、汚れ具合に応じた掃除をすることができます。清掃進路は4つのモードから選択できるところも魅力のポイント。清掃予約機能も付いているので留守の時間が多いという方にもおすすめなロボット掃除機です。
コンフィー / VCR03
コンフィー(COMFEE')
VCR03
5つの清掃モード搭載で床をまんべんなく清掃!
・水拭きと吸引の同時作動が可能
・最大120分連続でタフに稼働
・部屋ごとに掃除モードを使い分けたい方におすすめ
水拭き機能と、5つの吸引モードを搭載している『コンフィー』の「VCR03」。1.5cmまでの段差は簡単に乗り越えられるので部屋を移動しながら掃除することができます。壁際に沿って進む「エッジモード」もあるので廊下の掃除にもぴったり。一台で広範囲を掃除できるロボット掃除機です。
また、ダストボックスには二重のろ過フィルターがついているので、吸い取った細かいちりをしっかりキャッチしてクリーンな排気を叶えてくれます。ダストボックスは丸洗いすることができるのでいつでも衛生的に使い続けることができます。充実した機能と価格の安さが特徴で、ロボット掃除機を使うのが初めてという方でも試しやすい商品です。
アンカー / RoboVac G10 Hybrid
アンカー(Anker)
Eufy RoboVac G10 Hybrid
電子レンジと同程度の静かな稼働音を実現!
・吸引と水拭きを同時に行う
・静音性の高さが魅力
・在宅時間が長い方やお子様がいるご家庭におすすめ
電子レンジの稼働音 (約55dB) と同じ程度の静音性を実現している『アンカー』の「RoboVac G10 Hybrid」。控えめな稼働音でありながら最大2000paの吸引力を発揮してしっかり床を掃除してくれるので、小さいお子様がいる家庭や在宅時間が長い方でもストレスフリーで使うことができます。
フローリングの水拭きができる「モッピングモード」も搭載しているので、部屋や目的に合わせた掃除をすることが可能。7.2cmの超薄型ボディがあらゆる家具の下に潜り込むから、いままで水拭きができなかった範囲もすっきり拭き上げてくれるところがうれしいポイントです。
アイリスオーヤマ / ロボット掃除機 ホワイト IC-R01-W
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
ロボット掃除機 ホワイト IC-R01-W
基本の機能が充実!お手入れもカンタンで手軽に使える
・吸引と水拭きが同時に叶う
・2つのモードを使い分けて丁寧に掃除
・耐水性のあるフロアにおすすめ
有名家電メーカー『アイリスオーヤマ』からのロボット掃除機「IC-R01-W」。落下・衝突防止機能や、予約清掃機能といった基本的な機能だけでなく、水拭き機能まで搭載しているコスパのいいアイテムです。ただし、水量調節機能などはないため耐水性のある床に使用するのが◎。機能性の高さよりコスパを重視したい方におすすめの水拭き機能付きロボット掃除機です。
また、充電は手動で行うタイプなので使わないときはしまいやすいところがうれしいポイント。さらに、ダストボックスは360mlと大容量! 溜まったゴミはワンタッチで捨てることができるので、手軽に使える水拭き機能付きロボット掃除機をお探しの方にぴったりな一台です。
水拭き機能付きロボット掃除機のメリット・デメリット
吸引だけでは取り切れない細かいちりや、べたつき汚れをすっきり拭き上げてくれるところが魅力の「水拭き機能」。しかし、実際に使用している方の中には「予想外のデメリットがあった」という声もちらほら……。
購入してから後悔しないためにも、水拭き機能付きロボット掃除機の購入を決める際は、事前にメリットとデメリットどちらもチェックしておくのがおすすめです。
メリット | デメリット |
---|---|
・水拭き掃除が楽になる ・気持ちのいい床をキープできる ・ほこりが舞いにくい環境になる |
・床にものが多い環境には不向き ・ペットとの相性が悪い場合がある ・モップの洗浄や交換にコストがかかる |
基本的にはメリットが多い水拭き機能付きロボット掃除機ですが、使用したい部屋の環境によってはデメリットが目立ってしまう場合があります。
カーペットやクッション、お子様のおもちゃなどが床に多い環境だとロボット掃除機がうまく進まずにものを濡らしてしまう可能性が高くなります。また、お子様の食べこぼしやペットの嘔吐物が床にある場合、しっかり拭き取り切れず引きずってしまうというケースもある模様。
心配な方は一度レンタルサービスを利用して実際に使ってから検討するのがおすすめです。
水拭き機能付きロボット掃除機に関するQ&A
最後に、水拭き機能付きロボット掃除機に関するよくある疑問をご紹介。疑問を解消しておきたい方はぜひ一読しておいてください。
Q1. 水拭き機能付きロボット掃除機のメリットは?
A. 水拭き掃除の負担を減らしながら、いつでも気持ちのいい床をキープできることです。
水拭き機能付きロボット掃除機の最大のメリットは、面倒な水拭き掃除の手間をなくすことができるところです。また、手拭きでは取り切れない床の汚れや、家具の下のほこりなどもクリーンにすることができるので、毎日気持ちのいいフロアをキープできるところも大きな魅力となっています。
Q2. 水拭き機能付きロボット掃除機のデメリットは?
A. 床にものが多い部屋や、ペットがいる家庭との相性が悪い場合があるようです。
水拭き機能は床にものが少ない状態で使うのが好ましいので、クッションやおもちゃなどが多い部屋で稼働させるとものが濡れてしまう可能性があります。また、ペットが床に排泄したものを引きずってしまったり、そもそもペットとロボット掃除機との相性が悪い場合があったりするので、心配な方は一度レンタルサービスを利用してから検討するのがおすすめです。
Q3. 水拭き機能付きロボット掃除機の賢い選び方は?
A. 4つのポイントに注目しながら選ぶのがおすすめです。
水拭き機能付きロボット掃除機を選ぶ際は、「水拭き機能のタイプ」「サイズ・形」「機能」「価格」の4ポイントを抑えながら選ぶのがおすすめです。詳しくは本記事で解説しているので選び方がよくわからないという方はぜひ参考にしてみて下さい!
Q4. 水拭き機能付きロボット掃除機はどのくらいの価格で購入できる?
A. 一般的には4万円前後で購入することができます。
水拭き機能付きロボット掃除機の価格は基本的には4万円前後が相場となっています。ただし、よりハイスペックなものを求めるなら7万円前後、あるいはコスパ重視で選ぶなら2万円前後と、求めるものによってそれぞれ相場は変わります。