ボブのヘアアレンジは「スタイリング剤の使い方」が大事
レングスが短いボブヘアは、まとめ髪の際にパラパラとおくれ毛が落ちてきます。三つ編みも、短い毛がぴょんぴょんと逃げてしまい、まとめにくいことが多いです。そのため、キレイにアレンジするのが難しいイメージですよね。
そんなときに上手に取り入れたいのがスタイリング剤です。おくれ毛をしっかりキャッチ、まとめやすく、アレンジしやすくしてくれます。
ストレートヘアにはストレート用のスタイリング剤を、パーマや巻き髪にはそれ用のスタイリング剤を取り入れて、アレンジによって使い分けることが大切です♪
「ストレートベース」のつくりかた
- ストレート用のスタイリング剤を髪全体に軽くなじませます。(アイロンの温度は160度くらいが適温)
- ヘアドライヤーや、ヘアアイロンでストレートにします。最後にオイルで仕上げるとさらに今っぽい仕上がりに。
ストレートベースは、毛先をちょこっとだけ外ハネにしたり、内巻きにしたりと幅広いアレンジが楽しめます。
「巻き髪ベース」のつくりかた
- 乾いた髪か、オイルを少しなじませた髪をコテで巻き髪にします。(コテの温度は160度くらいが適温)
- 交互に巻く方向を変えてミックス巻きにします。最後に巻き髪用のスタイリング剤でキープしましょう。
巻き髪ベースは、ハーフアップや、まとめ髪などを華やかにクラスアップさせてくれます。
▼ 《ボブの巻き方》について、もっと知りたい方はこちらもチェック
▼《ストレートボブ》について、もっと知りたい方はこちらもチェック
【前髪あり・なし】でボブアレンジの印象が変わる!
同じアレンジも、前髪があるとかわいらしく、前髪がなしでおでこを見せると大人っぽく仕上がります。
前髪を巻いておろしてもいいし、サイドに流しておでこを見せてもいいし、狙いたい印象に合わせてチェンジしましょう♪
前髪あり
前髪ありは、すっきりとしたアップスタイルもキュートに♪
いわゆる、昔っぽいひっつめ髪にならないように、顔まわりにおくれ毛を残してゆるく巻くのもポイント。
前髪なし
前髪なしは、フェミニンなハーフアップが大人っぽく♪
ピタッとタイトに髪を結んでしまうと寂しい印象に。こなれ感を出すカギは、顔まわりのおくれ毛を、ゆるふわに巻くことなんです。
5分で簡単【結ばない】ヘアアレンジ!
「いろいろなアレンジがあるけど、どれも難しそう……。私はヘアゴムも使いたくないんです!」
そんな超不器用さんにおすすめの結ばないアレンジをお届けします。
忙しい朝に5分でできちゃう手抜きテクニックとしてもおすすめです♪
「クレセントコーム」をつけるだけ
毛先だけ外ハネにつくったストレートベースを、ヘアオイルでウエットめに仕上げています。片方のサイドを流行りのクレセントコームですっきりとまとめるだけで、こんなにもオシャ見えするから不思議。
「カチューシャ」をつけるだけ
巻いたり結ぶ時間がないときでも、つけるだけでスタイルが仕上がるカチューシャは強い味方! グッとオシャレ感が上がって、ラフなスタイルでもきまります。
「ピン」で留めるだけ
ねじってピンで留めるだけの簡単アレンジ。崩れないようにたくさんのピンで留めているけど、実はそれがセンスアップのポイントなんです。
【簡単】忙しい朝のデイリーセルフボブアレンジ
毎日のことだから、デイリーのアレンジは「簡単」がキーワード。
簡単なのにかわいい♪ 簡単なのに手抜き感ゼロ♪ 簡単なのにおしゃれ♪
学校やオフィス、ちょっとしたパーティーまで、自分でできるアレンジをお届けします。ぜひ取り入れてみてください。
ハーフアップ
▼おくれ毛を逃さない三つ編みハーフアップ
パラパラと落ちてまとまらない短い髪を、しっかり三つ編みできるように、ワックスなどのスタイリング剤をうまく使いましょう。後ろ側は見えにくいので、三つ編みをほぐすときは合わせ鏡があるとGOOD!
▼キュートなお団子二つのハーフアップ
縦に並んだお団子がかわいいハーフアップ。トップから毛束を適量取り、ゴムで結んでクルクルとお団子をつくりまたゴムで結びます。さらに、サイドから毛束を取り、同じようにお団子をつくります。ピンではなくゴムで留めるから簡単なんです♪
三つ編み
▼ちょこっとサイド三つ編み
トップから毛束を少量取り、サイドに三つ編みをしてゴムで結びます。短い髪がパラパラと取れないようにワックスやスプレーなど、スタイリング剤を取り入れましょう。毛先をアイロンで外ハネにしてできあがり。
くるりんぱ
▼くるりんぱの超簡単アレンジ
フロント部分の毛束を少量取り、サイドに寄せてゴムで結びくるりんぱします。その下側からも毛束を少量取りゴムで結びくるりんぱします。くるりんぱしたその中に最初の毛束を入れ込んでいけばできあがり。毛先をゆるく巻くとこなれな印象に♪
まとめ髪
▼ポニーテールとクラシカルリボン
ポニーテールを高めにつくり、結んだ毛束を三つ編みにします。おくれ毛はゴールドのピンでザクザク留めてOK。クラシカルな雰囲気の大きめのベロアリボンで飾れば、浪漫漂うレトロガールが完成♪
▼超短めボブでもかわいいシニヨン
できるだけ髪全体をひとつに結び、お団子をつくります。短くてひとつにまとめられない下側の毛束は、別にゴムで結びます。このときお団子の下に隠すように結ぶことがポイント。バレッタやヘアクリップで飾ればできあがり♪
【応用ヘアアレンジ】余裕のある朝にチャレンジ
アレンジに慣れてきたら、少し手の込んだ髪型にもチャレンジしたくなります。
少し早起きした余裕のある朝に、ちょっとだけ頑張って編み込みやロープ編みに挑戦してみませんか?
ヘアアレンジがうまくいくと1日の気分が上がること間違いなしです♪
編み込み
- アレンジの前に、髪全体にワックスをなじませます。それから中央の毛束を三つ編みして、ゴムで結びます。
- 三つ編みの両サイドの毛束を少量取り、三つ編みの結び目の前側で結びます。結んだ毛束をくるりんぱしましょう。
- 残りの両サイドの髪をねじって、中央のゴムを隠すようにピンで留めます。ピンで上手く固定できないときは、ねじった毛束同士を中央であわせてゴムで結び、バレッタなどでゴムを隠しましょう。
ロープ編み×くるりんぱ
- 両サイドに毛束を残し、余った髪をふたつに分けくるりんぱをゴムで結びます。
- サイドに残した毛束をそれぞれロープ編みしゴムで結びます。
- 右サイドのロープ編みをスティックなどで(1)のくるりんぱの中に入れ込みます。
- 左サイドのロープ編みも(3)と同じようにします。
- ゴムを隠すようにバレッタを飾り、全体のバランスを見ながらほぐしてできあがり。髪の短いボブヘアでもスティックなどを使うことでアレンジしやすくなります。
【イベント×ヘアアレンジ】結婚式や浴衣に合わせよう
結婚式や花火大会など、特別な日にぴったりのアレンジをシーン別にお届けします。
レングスが短いボブでもドレスや浴衣、着物に合わせたスペシャルなアレンジができるんです。
さらに、意外と悩む、海や山のアウトドアシーンのヘアアレンジも併せてお届け。
「ジャマにならないようにまとめたほうがいいけど、かわいいは譲れないし……」
動きやすいけど、デイリーよりも少しだけ特別感を出したヘアアレンジがおすすめです♪
かわいい髪型と、お気に入りのコーデで大切なイベントを盛り上げましょう♪
結婚式
手の込んだハーフアップは、しっかりとしたベースづくりから。ウェーブがキレイにできているから、ロープ編みや編み込みのハーフアップが結婚式仕様の華やかさに♪
浴衣
浴衣はまとめ髪がぴったり。下側にシニヨンにして大人っぽくきめてもいいし、高めのお団子もキュート。おくれ毛対策はキレイな色のピンで解決しましょう。ザクザク留めると華やかさアップ。
着物
モダンなハーフアップアレンジは清楚な雰囲気が魅力的。外ハネで少しはずすことにより、頑張りすぎないおしゃれ感と華やかさを両立することができちゃいます。オイル仕上げの濡れ感スタイルで艶っぽさを漂わせて。
山のアウトドア
山でのアウトドアは、動いたり、食事をつくったりすることもあります。そこで、前髪をすっきりまとめる清潔感のあるアレンジがおすすめ。まとめておくことで、帽子をかぶったり、脱いだりしてもヘアスタイルが乱れないのも嬉しいポイント。ゴールドのピンをクロスに留めてオシャ見えに♪
海のアウトドア
海のアウトドアはハーフアップがおすすめ。意外と日焼けするうなじあたりを髪で守ることができます。ハーフアップにした毛束をお団子にする場合は、できるだけ下側につくると、帽子をかぶる際の邪魔になりません。毛先を外ハネにすることで、かわいくフィニッシュ♪