【プロフィール】魅惑な“目”が話題のイケメン俳優
名前:ビル・イストバン・ギュンター・スカルスガルド(Bill Istvan Günther Skarsgård)
生年月日:1990年8月9日(29歳)
出身:スウェーデン ストックホルム
身長:192cm
吸い込まれそうなグリーングレーの瞳
ビルの特徴といえば、思わず見惚れてしまいそうなグレーがかったグリーンの瞳。美しい瞳のみで感情を表現する彼の演技は、世界中から高い評価を得ている。
知的な理系男子
父親、兄2人ともに俳優として活躍していたこともあり、「4番目のスカルスガルド」と呼ばれることを毛嫌いして俳優業に全く興味を示さなかったのだとか。学生時代には科学を専攻しており、俳優にならなかったらエンジニアや学者を目指していたと語っている。
映画『シンプル・シモン』で一躍注目を浴びる
2010年に公開された『シンプル・シモン』でアスペルガー症候群の主人公を演じたビル。カラフルな映像のなかに溶け込む彼のミステリアスな演技が大絶賛され、「この俳優は誰!?」と注目を浴びることに。
モデルの経験がある
ビルの身長はなんと192cm! 抜群のスタイルとルックスを活かして、H&Mの広告キャンペーンモデルを務めたことがあるそう。
武道が大好き
あるインタビューで武道を鑑賞することが趣味だと明かしたビル。「武道はいつも結果が予測不可能で、すごくハラハラするんだ」と語っている。
【家族】芸能一家のスカルスガルド家
父は俳優のステラン・スカルスガルド
父親は、『アベンジャーズ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』など数々の有名作品に出演したステラン・スカルスガルド(Stellan Skarsgård)。映画の総指揮や声優としても活躍している。
長男、次男ともに190cm越えのイケメン
長男は『ターザン REBORN』で美しい肉体を披露したアレクサンダー・スカルスガルド(Alexander Skarsgård/右)。2016年には「世界で最もハンサムな顔100人」に選出されたこともあるほど、ルックスと演技力を兼ね備える名俳優。次男は『ウェイバック 脱出6500km』でエド・ハリスやコリン・ファレルなどの豪華ハリウッド俳優と共演し、舞台でも活躍しているグスタフ・スカルスガルド(Gustaf Skarsgård/左)。
妹エイヤ・スカルスガルド
ビルの妹エイヤ・スカルスガルド。14歳の頃からモデルとしてキャリアをスタートさせた彼女は、現在モデル業を引退し、ナイトクラブで働いているという噂。
【恋愛】恋人は女優のアリダ・モルバーグ
2016年から交際しているのが、ビルより5つ歳上のスウェーデンの女優アリダ・モルバーグ(Alida Morberg)。ビルの出演している映画プレミアにも幾度か参加しているようで、非常に仲良しな模様。
結婚も間近?
アリダと交際をスタートさせてから約3年。順調に交際を重ねている2人は、そろそろゴールインか? とファンの間では話題になっていたが……。
実はパパになっていた!娘が誕生していたことが発覚
米『ピープル』誌によると、なんと現在1歳になる娘がいるとの情報が! インタビューの司会者が「娘さんには『IT』を見せないほうがいいのでは?」と冗談っぽく忠告したところ、「映画のグッズをたくさんもらったから、娘の部屋にはペニーワイズとテディベアのぬいぐるみがいっぱい飾ってあるよ」と不敵な笑みを浮かべながら回答。
しかし、2人は正式に結婚したという情報はまだなし。結婚祝いには再び『IT』のグッズがたくさん贈られてくるのかも……?
【出演映画】怪演っぷりが観られる代表作
代表作品
『IT/イット “それが見えたら、終わり。』(2017)
1988年10月。内気な少年ビルの弟ジョージーは大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して突如姿を消す。自分のせいだと自身を責めるビルは、その日以来 “それ”を目撃するようになり、恐怖に取り憑かれることになる。彼の周りの仲間たちもバスルームや学校、図書館などあらゆる場所で “それ”に遭遇していたことを知る。ビルとその仲間たちは、ジョージーを助けるため、そして “それ”の正体を明かすために立ち向かうことを決意する。
ホラー小説作家スティーブン・キングの原作『IT』を実写化し、ビル・スカルスガルドは本作でピエロのペニーワイズ役を演じている。不気味な笑みと動きで背筋をゾクゾクさせるビルの怪演をお見逃しなく。
『シンプル・シモン』(2010)
アスペルガー症候群のシモン18歳。独自のルールで規則正しく生きている彼は、兄と宇宙と物理が大好き。規則が乱れるとドラム缶の中に閉じこもってしまう。兄とその彼女とともに3人で暮らしていたが、恋人はシモンのルールについていくことができず、家を出ていってしまう。独り身になってしまった兄のために、シモンは恋人を探す旅に出る……。
ビルの出世作となった本作では、障害をもつ主人公シモン役を演じる。美しい映像とともに、シモンの温かさに触れることのできる、ハートフルなヒューマンドラマ。
『キャッスルロック』(2019)
不可解な事件が勃発するキャッスルロック。刑務所長が突如自殺をし、彼の死後に刑務所内の独房で謎の青年が発見される。その青年は何故か「ヘンリー・ディーヴァー」としか発さない。その「ヘンリー」という人物は、かつて行方不明になり、現在は故郷から離れて弁護士として働いている男だった。看守がヘンリーに連絡を取ると、彼は久しぶりに故郷キャッスルロックへ帰ってくる。謎の青年の正体、そしてヘンリーとの関係はいかに……。
『IT』に引き続き、スティーブン・キングの原作をもとにドラマ化された本作。謎の少年を演じるビルの、ミステリアスながらもどこか惹かれてしまう名演技に注目!
『Assassination Nation』
アメリカのマサチューセッツ州の街サレム。そこに住むリリーは、SNSに夢中なごく普通の女子高生。ある日突然大規模なハッキングが何者かによって行われ、サレムの住民の私生活を暴くような情報の数々が流出。街の人々は怒り狂い、まるで魔女狩りのような犯人探しが行われる。
最新作品
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)
ジョージーが襲われた事件から27年後。大人になったビルを始めとする “ルーザーズ・クラブ”に立ちはだかったのは、再び現れたペニーワイズの存在であった……。
ピエロが現れたという情報を聞きつけたマイクは、「ついにあの誓いを果たす時が来た」と27年前に共に戦った仲間たちを呼び集める。久しぶりの再会に喜ぶ彼ら。レストランにて食事をしている6人であったが、その最中に “それ”が現れ……。
前作に引き続きペニーワイズ役に抜擢されたビル。おどろおどろしい表情や動きのペニーワイズが魅せる、更にパワーアップした『IT』をご覧あれ!
『Villains』(2019)
強盗カップルのミッキーとジュールスは、新しい生活を求めフロリダへと向かっている。道中のガソリンスタンドを襲撃するも、自分達の車がガソリン切れであることに気づき、近隣の家に助けを求める。にこやかに迎えてくれる夫婦であったが、なんとその家の地下室には少女が監禁されていた。ミッキーとジュールスは夫婦に襲われ、Villains(悪党たち)による悪夢が繰り広げられる。
主人公ミッキー役にビル、恋人役には若手注目女優のマイカ・モンローを迎えた、コメディ要素も含まれたスリラー作品。日本での公開は未定なものの、現在最も注目されているビル・スカルスガルドの新作を日本でも観られるのではないかと期待が高まっている。
『The Devil All the Time』(2020)
舞台はオハイオの未開拓地「ノッケンスティフ」。末期がんの妻の回復と、学校でいじめられている子供を救うために祈り続ける主人公ウィラード。そんな彼の周りには、連続殺人鬼や腐敗した保安官、牧師が現れ、未開拓地にはかつてない不穏な空気が漂う。
出演はビルの他に、トム・ホランド、クリス・エヴァンスなど豪華キャストが集結。2020年よりNetflixでの配信が決定している。
『IT』のペニーワイズ役へのこだわり
インスピレーションを得るために10日間で1200ページの原作を読み漁った
ペニーワイズ役に抜擢されたビルは、スティーブン・キングの原作『IT』の全1200ページを、なんと10日間で読破したのだとか。正確かつスピーディーに読み、スティーブンの思うままの完璧なピエロを演じたビルには脱帽。
瞳や身体を自由自在に動かすことができる
原作を読みペニーワイズの印象を形成したビルは、瞳にまで特殊なルックスをもたせようと、CGを使わずに片目ずつ瞳を別の方向に向かせる「外斜視」を披露。また、身体を自由に曲げたり捻じったりする「コントーション」という技をもっているようで、芸達者な彼の一面を見ることが出来るのも本作の魅力である。
撮影前後は悪夢に悩まされていた
『IT』の撮影中、ペニーワイズ役にかなり入り込んでいたというビル。演技に入り込みすぎて、ピエロの悪夢にしばしばうなされ精神をすり減らしながら撮影していたという。
撮影以外は子役と顔合わせNG!?
撮影中は、子役たちと撮影以外で顔を合わせないように忠告されていたらしく、非常に寂しい思いをしたのだとか。キャストやスタッフと非常に仲が良かったようで、フランクな環境が好きなビルにはかなり辛い状況だったよう。
【ファッション・髪型】身長を活かした個性派ファッション
スーツ
ロサンゼルスの『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』のプレミアに参加したビル。バーバリー(BURBERRY)のストライプスーツは、横に並ぶトリプルボタンがインパクトを与えている。左手首には、スイスの高級時計ブランドIWCシャウハウゼン(IWC Schaffhausen)の腕時計。一見スタンダードなスーチングながらもこだわりの詰まったスタイル。
『デッドプール2』のプレミアでのスーツスタイル。ジャケットの下にはバーガンディとブラックのチェック柄のシャツで、デッドプールを意識したスタイルにも解釈できる。丸みのあるドレスシューズで、全体の表情を柔らかく印象づけて。
2017年公開の『IT/ “それ”が見えたら、終わり。』のプレミアに参加したビル。ペニーワイズを思わせるようなヘリンボーン柄の赤のベストと、ブルーのチェック柄シャツでビルらしい遊び心を。シンプルながらもスタイリッシュなスーツの足元にはブラウンの革靴をチョイスし、遊び心と堅実さを兼ね備えたスタイルに。
故郷スウェーデンにて開催された『IT』のプレミアでのスーチング。知的なブラウンの格子柄スーツで普段と違った新鮮なスタイルに。シャツカラーには黒を選び、ブラウンの落ち着いた雰囲気をカチッと引き締め、紳士的に。
私服
アメリカのトークライブ番組「ジミー・キンメル・ライブ!」出演後にキャッチされたビル。ベーシックなUネックの白Tのうえには、艶のあるノーカラーのレザージャケット。カラーレンズのサングラスを添えれば、シンプルながらも抜け目ないセレブオーラをまとったスタイリングに。
アロハシャツとクリアフレームのサングラスをまとい、陽気な印象のビル。ラフなスタイリングでも、軽く肌触りの良いスラックスと黒のドレスシューズで高級感を漂わせている。
ショッピング前の休息中のビルをキャッチ。柔らかい素材感のブラウンのレザージャケットとスリムなデニムを合わせ、抜群のスタイルを強調した、ちょっぴりワイルドで個性的なスタイリングに。
髪型の変遷
長めの髪をざっくりと七三に分けたヘアスタイル。柔らかいダークブラウンの髪色で、グリーンの瞳とともに優しい印象に。
2017年に製作された『BATTLECREEK』に出演したビルは、透け感のあるブロンドのようなヘアをセンターパートに。普段のかっちりした印象とは違い、どこか幼い雰囲気をも漂わせている。
ざっくりと無造作なオールバックスタイル。彫りの深さが際立ち、かしこまった印象。
サイドを刈り上げた紳士な雰囲気の七三分け。右にボリュームを出してアシンメトリーのように魅せた個性を効かせたヘアスタイル。