【生い立ち】演技に興味はなかった少女に訪れた幸運
氏名: エミリー・オリヴィア・レア・ブラント(Emily Olivia Leah Blunt)
生年月日: 1983年2月23日(36歳)
出身地: イギリス、ロンドン
身長&体重: 171㎝、52キロ
弁護士の父と元女優で教師の母との間に、4人兄弟の2番目として生まれる。祖父は軍の少将、叔父はイギリスの国会議員と、エリート家族。
現在はイギリスとアメリカの2重国籍
32歳のときにアメリカ国籍を取得。「100%イギリス人でなくなるような気がして悲しかった。でも夫はアメリカ人だし、子供も生まれて私の生活の基盤はアメリカにあるから決心したのよ。あとは税金対策ね」と語っている。
厳しい教育を受けて育つ
通った私立小学校は演劇、音楽、スポーツなどの設備や講師が充実していて、恵まれた教育環境だった。演劇に目覚める前は、国連の通訳になるのが夢だったよう。
吃音症(きつおんしょう)に悩まされた幼少時代。克服のきっかけとなったのが演技
しかし8歳の頃から吃音症に悩まされ始め、親はあれこれ試みるが簡単には治らなかった。12歳のとき演劇の先生が、全く違う声の役を作って演じることをエミリーに提案。北部なまりの声で演じたことが功を奏し、吃音症が治った。これがきっかけで演技に興味をもったそう。
大女優に成長! アカデミー賞はまだ獲得ならず
17歳で初めて舞台に立ってから確実に女優のキャリアを積んでいるエミリー。勝ち取った賞はゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、全米映画俳優組合賞(SAG Award)と、そうそうたるリストだが、実はまだアカデミー賞はもらえていない。
趣味は「歌」「チェロ」「ピアノ」「乗馬」「演技」!
中学から進学した寄宿学校では、学問の他に歌やピアノ、チェロ、乗馬などを学んだ。その影響で、それらを今でも趣味として楽しんでいるよう。歌のうまさはメリーポピンズなどでも証明済み。
【結婚】夫はジョン・クラシンスキー
これだけの美貌をもち、出会いが多い環境にいながらも、噂された彼の数は驚くほど少ない。結婚後は家族を何より大事にしているのが好印象。
2008年、ジョン・クラシンスキーと運命的な出会い
マイケルと別れて数ヶ月後、アン・ハサウェイとレストランで食事をしていると、アンの友人であるジョンが偶然レストランに。アンが、ジョンにエミリーを紹介すると2人はすぐに打ち解けたんだとか。
のちに2人とも「あれは一目ぼれだった」と語っている。ジョンにいたっては、レストランでつかの間の立ち話を終えた別れ際に、エミリーと握手しながら「あなたのことが好きです」と口走ってしまったとうい微笑ましいエピソードも。
2010年、結婚
約2年の交際を経て結婚。イタリア、コモにあるジョージ・クルーニーの別荘でロマンチックな挙式をあげた2人。来年で結婚10周年にもかかわらずラブラブな様子。
▼エミリー夫「アンをゲットできなかったからさ……」仰天エピソード
【子供】violetとhazelを出産
2014年、長女のhazel krasinskiが誕生
「ヘイゼルの誕生は心が張り裂けるような極上の喜びをもたらしてくれたわ。彼女が産まれる前、私はいつも何をしていたのかしら? と思うくらい生活が一変したの」と語っている。
サラサラブロンドのヘイゼルは間違いなく美少女になりそう。
1歳のヘイゼルを連れ、クリスマスを家族と過ごすためにイギリスへ。エミリーの両親も孫に会えて嬉しそう。
2016年、次女のviolet krasinskiが誕生
今ではエミリーも5歳と3歳の女の子のママ。家族が一番大事だと宣言している彼女は「私が何よりも願っているのは子供たちの安全と、彼女たちが毎日幸せに過ごせているかにつきるわ」と言い切っている。
【彼氏】は3年付き合っていたマイケル・ブーブレ(Michael Bublé)
一緒に家を買うほど真剣に付き合っていたが、マイケルの浮気が原因で破局との噂も。マイケル自身も「僕はいい彼氏ではなかった」とコメント。
【ファッションセンス】私服・ドレススナップ
授賞式と同じくらい、セレブ達がこぞってドレスアップするのが映画のプレミア。エミリーがプレミアで着た印象的なドレスをチェック! そしてドレスとは打って変わって、ほっこり親しみがもてる私服姿もご紹介。
プレミア時のドレス姿
『プラダを着た悪魔』
22歳のエミリー。ピンクの膝丈ペンシルドレスと低めヒールサンダルが初々しい。また、プレミアにしてはかなりカジュアルなヘアスタイルも若さの証し?
『ヴィクトリア女王世紀の愛』
25歳でのぞんだプレミアでは、ヴィヴィアン・ウェストウッド(Vivianne Westwood)のシルバーガウンに身を包んだ。3年前と比べると女優としての格がグッと上がったような......!
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
ニューヨークでのプレミアのとき、エミリーはちょうど30歳。目が覚めるような赤いプラダ(PRADA)のガウンが神々しい。この3ヶ月前に長女を出産したなんて!
『ボーダーライン』
ロンドンで行われたプレミアでは、スパンコールが散りばめられたプラダ(PRADA)のガウンで登場し人々の目を釘付けに。
『クワイエット・プレイス』
去年、夫と一緒に作り上げた映画のプレミアに選んだのはオスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar De La Renta)のドレス。えんじ色で統一したサンダル、ペディキュア、イヤリングがドレスの色とリンクした隙のないスタイリング。
『メリー・ポピンズ リターンズ』
まだ記憶に新しい今年1月のエミリー初来日。東京で行われた『メリー・ポピンズリターンズ』のプレミアでは、ディズニーのプリンセス役にふさわしい、グッチ(GUCCI)の華やかなチュールガウンで観衆をうっとりさせた。
私服スナップ
有名スタイリストをつけて完璧に着こなすドレス姿とは対照的に、気取らない私服姿には親近感がわく。スキニージーンズにジャストサイズの黒ジャケットでシンプル& シックに。重ねづけしたネックレスがアクセント。
エミリーの普段着で登場回数が多いジーンズ。その中でもスキニータイプがお気に入りのよう。この日は薄いブルージーンズ×黒のニットに金ボタンがポイントのハーフコートを羽織ってトラッド風に。
移動中もスキニージーンズがお気に入り。この日はブラックジーンズに着心地の良さそうなTシャツを合わせて。
あるインタビューで妊娠のことを聞かれたエミリーは「二人目のときはヘイゼルを育てながらだったから、妊娠してることを忘れるくらい忙しかったわ」と答えている。マタニティファッションも機能性重視だったのかも。
家族でハワイバケーションを満喫中のエミリー。飾り気のないハーフパンツ姿でもオーラがただようのはさすが。
【映画】おススメ出演作品7選
出世作『プラダを着た悪魔』をはじめ、ドラマ、ホラー・サスペンス、アクション、ファンタジーと多ジャンルで活躍するエミリー。そんな彼女の出演するおすすめ映画を厳選。世界中に認められるエミリーの演技力と美貌から目が離せない!
『プラダを着た悪魔』何度でも見たい、心おどるサクセスストーリー 2006年
【あらすじ・キャスト】
公開から10年以上経った今もなお、多くの女性に愛される大ヒット映画。監督は『素晴らしきかな、人生』のデヴィッド・フランケル、主演はメリル・ストリープとアン・ハサウェイ。エミリーは、自分と同名のエミリー役を演じ、ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされた。
ジャーナリストになる夢を追いかけ、田舎からNYにわたってきた主人公のアンディ。出版社の面接を受けるが、なんと彼女の配属先は、悪魔のようなカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)が仕切る、超一流ファッション雑誌「RUNWAY」の編集部だった! 田舎臭くさえないアンディは、はたして厳しい上司の難題な要求に応え、夢をかなえることが出来るのか…⁉
【見どころ・エピソード】
高級ブランドの衣装が何度も登場し、ストーリーだけでなくファッションもひとつの見どころである本作。主演のアン・ハサウェイとエミリーは、おしゃれな衣装を着こなすため、激しいダイエットに取り組んだそう。二人は撮影中、常に空腹状態だったとか。そんな苦難を共に乗り越えた二人は、今も仲のいい友達!
▼写真でふりかえる
▼実は名言の宝庫
『マイ・サマー・オブ・ラブ』甘くて苦い、ひと夏の物語 2004年
【あらすじ・キャスト】
エミリーの初主演作。監督はパヴェウ・パヴリコフスキ(『イーダ』)、主演はエミリーとナタリー・プレス(『未来を花束にして』)が務める。
イギリス・ヨークシャーのある夏、田舎の生活に飽き飽きしていた少女のモナ(ナタリー・プレス)は、美しくどこか魅力的な少女タムジン(エミリー・ブラント)と出会う。二人は、ともに時間を過ごしていくうちに仲が深まっていった。高貴で何不自由なく生活しているように思えたタムジンにも、実は人知れず悩み事があることを知ったモナ。彼女は、タムジンを幸せにするため、すべてを捨ててタムジンと暮らすことを決意するが…?
【見どころ・エピソード】
主演の“エミリーとナタリー・プレスの美しく危うい雰囲気の演技がすばらしい”との声が上がる本作。エミリーの好演は話題を呼び、イブニング・スタンダード新人賞を受賞した。衝撃のクライマックスにギュッと心が締め付けられる、甘くてほろ苦い青春ストーリー。
『クワイエット・プレイス』夫と共演! 2018年 No.1ホラー映画
【あらすじ・キャスト】
2018年大きな話題を呼んだ大ヒットホラー映画。一部調査では、低予算でありながら、『レディ・プレイヤー1』『グレイテスト・ショーマン』の興行収入を上回ったとも報じられた。主演はエミリー、監督・共演に『プロミスト・ランド』のジョン・クラシンスキーを迎える。
この世界には1つのルールがある。それは、“絶対に音を立ててはいけない”こと。音を立てると、“何か”がやってきて、殺されてしまう。人間がほぼ絶滅状態になった世界で、たった1組だけ生き残った家族がいた。妻のエヴリン(エミリー・ブラント)と夫のリー(ジョン・クラシンスキー)、そしてその子供たちは、“何か”から逃げ切り、生き残ることができるのか…!?
【見どころ・エピソード】
本作は、エミリーが実の夫であるジョン・クラシンスキーと夫婦役で共演したことでも大きな話題となった。お互いの1番のファンであると語る2人。エミリーは脚本を読むと、“このヒロインは私が演じなきゃ”と監督であるジョンに提案。ジョンも同様に“この役にはエミリーしかいない”と考えていたそう。おしどり夫婦で知られる二人の、息ぴったりな緊迫の演技に目が離せない!
『アジャストメント』運命にあらがうロマンス 2011年
【あらすじ・キャスト】
監督は、『オーシャンズ12』の脚本を手掛けたジョージ・ノルフィ、主演は、マット・デイモン(デヴィッド役)とエミリー(エリース役)。
“アジャストメント・ビューロー(運命捜査局)”によって、人々の人生が決められた運命から逸脱しないよう監視・操作される世の中。アメリカの上院議員候補のデヴィッドは、ある日バレリーナのエリース(エミリー・ブラント)に出会い、二人は恋に落ちる。しかし、出会うはずのなかった二人は、運命から逸脱していると判断され、運命捜査局に引き離されてしまう。どうしようもなくエリースに惹かれるデヴィッドは、運命にあらがうため、運命捜査局の陰謀に立ち向かう。
【見どころ・エピソード】
本作でバレリーナ役を演じたエミリーは、全くのバレエ未経験者であったため、バレエ団でトレーニングを行った。そのバレエ団は、バレエを愛する人ばかりのとても厳しい集団だったそう。しかし彼女は、“厳しい人たちに鍛えてもらえてよかった”とポジティブに振り返っている。厳しい環境だからこそヒロインの人物像をつかみ取ることができるのだと、彼女がプロ根性を魅せてくれた一作。
『ボーダーライン』激しいアクションに注目! 2015年
【あらすじ・キャスト】
メキシコのボーダーライン(国境)を舞台にしたサスペンス・アクションで、アカデミー賞で3部門にノミネートされた。監督は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ(『メッセージ』)で、主演はエミリー・ブラントが務める。
麻薬ビジネスが蔓延するメキシコ。優秀なFBI捜査官のケイト(エミリー・ブラント)は、特別捜査官のマット(ジョシュ・ブローリン)に召集され、麻薬組織を一掃する極秘任務のチームメンバーとなった。操作のため、国境付近に向かうケイトだが、そこでは次々と、人が命を落としてゆくのだった。そんな現場を見た彼女は、法なき世界で、麻薬組織を抑えるための“善悪のボーダーライン”が分からなくなってしまう...。
【見どころ・エピソード】
麻薬戦争の実態をリアリティたっぷりに描いた本作でヒロインを演じるエミリー。彼女は、役を演じるにあたり、主人公の心理状態を理解するため、本物の女性捜査官にインタビューをしたそう。また、ほかの俳優たちとの戦闘シーンでは、周りに心配されるほどの大きなあざを作ってしまったそう。そんな彼女の、“演じる”ということに対してのパッションを強く感じることのできるおすすめの一作。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』日本の小説が原作 2014年
【あらすじ・キャスト】
日本のライトノベルが原作のハリウッドのSFアクション映画。監督は『Mr.&Mrs. スミス』の監督ダグ・リーマン。主演は、トム・クルーズが演じる。
謎の侵略者の襲来により、滅亡の危機にさらされた地球。戦闘の最前線に送り込まれた少佐のケイジ(トム・クルーズ)は、なんと開戦して5分で死んでしまう。しかし目を覚ますと、彼は開戦の前日に戻っていた! 何度死んでも目覚める彼は、ある日特殊部隊の女性兵士リタ(エミリー・ブラント)に出会う。二人は、何度も戦闘を繰り返し、ケイジは戦闘スキルを磨いていく。果たして彼は、地球を救えるのか...⁉
【見どころ・エピソード】
戦闘を軸にしたアクション映画でありながら、タイムループにとらわれた男のユニークなラブストーリーという二面性をもった本作。トム・クルーズは、エミリーを“優秀で面白い女優”と語る。彼が共演を熱望し、エミリーの出演が決まったそう。彼女は3か月間トレーニングで、徹底的な肉体改造を行った。エミリーにとって今までで一番の大作で、最も制作にかかわったと語る本作は、絶対に見逃せない!
『メリー・ポピンズ リターンズ』大人気ファンタジー映画が帰ってきた! ファンタジー/ミュージカル 2019年
【あらすじ・キャスト】
前作から20年。大人気ミュージカル映画の『メリー・ポピンズ』が、主演にエミリーを大抜擢し、再びスクリーンに! 監督は、超有名ミュージカル映画の『シカゴ』を手がけるロブ・マーシャル。共演は、メリル・ストリープ、コリン・ファース、ベン・ウィショー、ディック・ヴァン・ダイクと、超豪華なキャストが勢ぞろい。
魔法使いのメリー・ポピンズが、バンクス家のもとを旅立ってから20年。長男のマイケル(ベン・ウィショー)は、すっかり大人になり、一家の父親となっていた。妻を亡くし、悲しみに暮れていた一家のもとに、ある日突然メリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)がふたたび現れる。彼女のカラフルで美しい魔法によって、暗かった家族にハッピーな日常が訪れる…!?
【見どころ・エピソード】
世界中の人々が知っている、超有名なミュージカル映画のヒロイン、メリー・ポピンズ役に大抜擢されたエミリー。世界的に認められる実力をもっていることが証明される一作。監督も、“君とでなければこの作品はやりたくない”とエミリーに主演をオファーしたそう。口コミでも、“エミリーが新たなメリー・ポピンズをつくった” “歌声がすごい” などと、大興奮の声が上がる。ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にノミネートされ、アカデミー賞では、エミリーが歌う主題歌の「幸せのありか」がノミネートされている。また、衣装デザイン賞や美術賞でもノミネートされ、目でも耳でも楽しめる2019年イチオシの注目映画!
【おまけ】ウワサ集
最後に、人気女優ならではの小ネタを大放出!
似てる有名人
ズーイー・デシャネル
目元がエミリーとそっくり、と噂のズーイー。
ケイティ・ペリー
ズーイーと同じくらい、ケイティとも似てる! エミリー、ズーイー、ケイティは3姉妹のよう。
アデル
イギリスが誇る歌手のアデル。彼女もエミリーと似ている、との声がちらほら。
サラ・ポールソン
エミリーより10歳年上のアメリカ女優、サラ・ポールソン。歯を見せずにすました顔が確かにエミリーと似ているかも。
整形疑惑? 2007年→ 2019年
2007年
2019年
ハリウッド女優であれば誰もが多少のお直しをしているはず。エミリーも鼻、口、頬をいじったと噂されているが、見た目はとっても自然で美しさにも磨きがかかったような......⁉