気温9度っていつ頃?
まず、一口に気温9度と言っても、「最高気温」か「最低気温」かで選ぶべき服装が変わってくるもの。
具体的な月を挙げると、「最高気温9度」なのが1,2月頃。「最低気温9度」なのが秋の終わりの11月と、春になる4月頃。
そのため、最高気温が9度の日には更なる冷えに対応した服装、そしてマフラーや手袋などの小物があるとベター。最低気温が9度の日には、脱ぎ着して体温調整できる服装を意識してみて。
最高気温9度の服装【1】冬本番!コートでしっかり防寒
最高気温が9度なら、朝や夕方からはぐんと冷えることがほとんど。冬の本番なので、しっかりと防寒出来るコートを着用して。
ここでは、冬の定番アウター「ダウンコート」「チェスターコート」「ボアコート」それぞれおのお手本スタイルをご紹介。
ダウンコート
▼カジュアルな白トップスでドレスダウン
防寒力の高いアウターといえば、ダウンコート。定番の黒で着回しを効かせるのがおすすめ。冬らしい黒で統一したら、カジュアルな白ロゴトップスを覗かせてドレスダウン。
▼タートルネックと重ねてぬくもりアップ
首をすっぽり覆うタートルネックと重ねて、ダウンコートの防寒力を更にアップ! 暗色アウターと白ニットでメリハリあるスタイルを叶えて。
▼ファー付きフードはあなどれない
あるとないとでは防寒力がぐっと変わるファー付きフード。ボリュームのあるファーなら顔周りの華やぎもアップします。リブニットワンピースと合わせれば、冬の上品スタイルが完成。
チェスターコート
▼ロング丈でこなれさせて
くるぶしまで覆うチェスターコートなら、寒さ対策になるだけでなくこなれ感も両立。シンプルなニットとデニムの組み合わせも、存在感のあるアウターでドレスアップ。
▼チェック柄でアウターを主役に
トラッドなムードが楽しめるグレンチェック柄のチェスターコートを主役に、カジュアルな冬の装いをアップデート。黒スキニーとスニーカーにメリハリを与える白靴下で、足首の冷えを防止。
▼肩掛けテクで余裕感を演出
ボトルネックニットとフレアスカートのボリュームのある組み合わせは、チェスターコートを肩掛けして程よい抜け感をON。冬らしい黒小物を添えてコーデを引き締め。
ボアコート
▼見た目の温感も上げて
もこもことした素材で見た目にも暖かなボアコード。柔らかなベージュをチョイスして、温感を更にアップさせて。主張のあるアウターだから、インナーはコンパクトな黒ニットとデニムが好バランス。
▼黒で甘さを中和
女性らしいベージュのボアアウターは、他のアイテムを全て黒で統一して甘さを抑えめに。さりげないボトムスのダメージ加工をポイントに、テイストミックスな装いをメイク。
▼ビッグシルエットでキャッチーに
ボリューミィなキャメルボアアウターには、軽やか素材のワンピース合わせがgoodバランス。目を引くプリントは、黒地でなじませるのが吉。
最高気温9度の服装【2】マフラーなどの冬アイテムを活用
冷え込む季節には、コートだけでは防寒力が高くないかも……? 特に冷える首元や足首を守ってくれる冬小物を取り入れれば、寒い冬の外出もこわくない!
マフラー・ストール
▼黒アウターに添える優しいベージュマフラー
クラシカルな黒アウターのお堅さを和らげる、柔らかなベージュマフラーの力。ライトカラーを首元にあしらうことで、表情もパッと明るい印象に。
▼ベージュ×白でブライトアップ
ダークカラーが落ち着く冬には、インナーの白を効かせてコーデをブライトアップ。優しいベージュマフラーをプラスして、ぬくもり力を高めて。
▼肌感もフレッシュになる白マフラー
黒との組み合わせでその威力が高まる白マフラー。首元の防寒だけでなく、明るい色のおかげで顔の肌感までフレッシュに。
▼アウターカラーと合わせて統一感を
安心感のある黒アウターとマフラーの組み合わせだからこそ、柄ボトムスで気軽に取り入れられるのが嬉しい。差し色にグリーンバッグを添えてメリハリアップ。
▼寒色マフラーはボリュームをもたせて
グレーのような寒色マフラーは、ボリュームをつけることで見た目にも暖か。さりげなくイエローソックスを覗かせれば、足取りも軽やかになりそう!
ムートンブーツ
▼スキニーパンツが好相性
筒状でボリュームのあるムートンブーツは、スキニーパンツですっきり見せるのがおすすめ。ありがちなキャメルカラーではなく、グレージュをチョイスして大人らしく着こなして。
▼ショート丈で足首を覗かせて
防寒力の高さは嬉しいものの、足が太く見えてしまうという悩みが多いムートン。足首がのぞくショート丈を選ぶことで、その問題は解決! 脚のラインをカバーするスカートと合わせて、更なるスタイルアップを図って。
最低気温9度の服装【1】春アウターや厚めの生地を選んで
最低気温9度は、日中にはだんだんと暖かくなり、春の始まりを感じることができる気候。春らしいアウター選びやコーディネートで、季節感をアップさせて。
トレンチコート
▼デコルテや手首を見せて軽やかに
春の相棒アウターといえば、トレンチコート。羽織って活用することで、華奢なデコルテや手首がのぞき軽やかな印象に。小物にはカゴバッグとバレエシューズをチョイスして、パリジェンヌスタイルをメイク。
▼レイヤード術を駆使して
Aライントレンチコートとプリーツスカートではややボリュームがトゥーマッチ。ニットワンピースの延長線上のように重ねることで、さりげなさが光るレイヤードスタイルの完成。
▼あえてカジュアルなスウェットと合わせる
綺麗めとカジュアルを融合させてこなれさせるのが主流の昨今、トレンチコートとスウェットトップスのスタイルもおすすめ。風に揺れるシアーなスカートを合わせて、春らしさを高めて。
デニムジャケット
▼もはや定番化の抜き襟テクを活用
春の定番アウター、デニムジャケットは抜き襟でこなれさせて。なだらかな肩のラインができるので、フェミニンなピンクスカートとも好バランス。
▼足元できちんと感をプラス
デニムジャケットとボーダートップスの定番カジュアルは、肩掛けと袖ブラウジングを活用して野暮ったく見せないで。ハンサムなカーキボトムスや黒小物をプラスして、きちんと感をプラス。
スウェット・パーカー
▼ベージュで春らしい柔らかさを
春に映える柔らかなベージュスウェットなら、女らしさが高まりカジュアルすぎない印象。やんちゃなレオパードスカートも、ベージュに馴染むブラウンをチョイスして統一感を意識。
▼艶やかボトムスでスウェットをモードに昇華
ライトグレーのスウェットトップスには、意外性のある光沢ベージュパンツを合わせてモードな装いに。
▼コンパクトフーディでちょっぴり女らしさをプラス
トップスからボトムスまでカジュアルアイテムで統一したラフスタイルは、コンパクトなフーディを選んでほんのり女性らしさをプラス。トップスの裾をインして脚長効果を与えて。
最低気温9度の服装【2】秋の終わりはアウターが便利
冬が顔を見せてくる頃である、秋の終わりの最低気温9度。冷え込みに対応できるように、アウターやニットを取り入れるのがおすすめ。
ライダース
▼フレアスカートで上半身とバランスをとって
身体のラインに沿う黒ニットには、ライダースジャケットを羽織ってすっきりと。コンパクトな上半身に対して、下半身にはフレアスカートでボリュームを持たせるとバランスの良い仕上がりに。
▼体温調整幅を効かせる
白ロンTにVネックニット、そしてライダースジャケットを羽織ったレイヤードスタイル。軽いアイテムから防寒力のあるアイテムを重ねることで、体温調整の幅がぐんと広げて。
チェスターコート
▼ブラウンで秋らしさをON
黒の上下に秋らしいブラウンアウターと小物をプラスしたスタイル。黒とブラウンの落ち着いた色合いは、白靴下を小さく効かせてブライトアップ。
▼白スニーカーで足元を軽やかに
スリムな黒の上下に、美シルエットなグレーチェスターコートを合わせたマスキュリンスタイル。足首を覗かせながら、白スニーカーを合わせることで軽快な足取りに。
ニット
▼シャツにニットを重ねてきちんと感を
グレーのニットに黒のチュールスカート。これだけでもコーデは完成するけれど、最低気温9度の気候ではシャツを重ねて体温を調整。スタンドカラーシャツなら、カジュアルニットがたちまち上品顔に。
▼ペールグリーンで秋のカラースタイル
モノトーンやダークカラーが主流になる秋冬。そんな時には、ペールグリーンのスカートを取り入れて気持ちもアップさせて。素材はスウェードをチョイスして、秋らしさをON。何かと冷える足元は、ピタッと肌を覆うソックスブーツがおすすめ。
▼白を重ねて気候にマッチさせて
白とオフホワイトの重ね技なら、最低気温9度の時にはぬくもりを演出してくれ、だんだんと上がる気温にもぴったりなちょうど良いカラー。ニットやコーデュロイなどの秋らしい素材をチョイスして、季節感を盛り込んで。
▼秋らしいグラデーションコーデ
Vネックニットにタートルネックを重ねたレイヤードスタイル。秋らしいベージュやブラウンは、インナーに濃い色を持ってくると美バランス。ボトムスにはアンクル丈のワイドデニムを合わせて。防寒対策を。
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