【プロフィール・生い立ち】
名前:ゼンデイヤ・マリー・ストーマー・コールマン(Zendaya Maree Stoermer Coleman)
生年月日:1996年9月1日(22歳)
出身:アメリカ合衆国
身長:180cm
カリフォルニアの演劇学校で教師をしていた母の影響から歌やダンスを習いはじめ、子役モデルとしてキャリアをスタート。「ゼンデイヤ」という名前は、父親の先祖であるジンバブエのショナ語で「感謝する」という意味。
身長180cmの美脚スタイル
スーパーモデル並みのプロポーションを持つゼンデイヤの身長は、なんと180cm! 体型維持の秘訣は、食べた分好きなダンスで運動すること。野菜嫌いの彼女だが、屠畜所で動物たちが受ける扱いを知り、ベジタリアンに転向したそう。
歌・ダンス活動も有名
歌うことが大好きなゼンデイヤは歌手デビュー済み。2013年にはソロデビューアルバム『Zendaya』を発売。シングル曲“replay”は50万枚を売上げた。2016年にはクリス・ブラウンと曲をコラボするなど、歌手活動にも積極的。
最近では、主演ドラマ『ユーフォリア』からも楽曲をリリース。ティーン時代とは打って変わった、ダークな雰囲気のミュージックビデオも公開された。
アメリカのダンス番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』第16シーズンで、準優勝した経歴をもつゼンデイヤ。幼少期から習っていたフラダンスやヒップホップを活かし、社交ダンスやタンゴなどにも挑戦。最年少16歳にもかかわらず、初のパーフェクトスコアを叩き出した。
ディズニーチャンネル出身
応募人数200人の中からディズニーチャンネルドラマ『シェキラ!』のロッキー・ブルー役に抜擢。ディズニーチャンネルではその後、オリジナルムービー『フレネミーズ』で主演。ドラマ『ティーン・スパイ K.C』では主演とプロデュースを務めた。
『シャキラ!』でブレイク
キレのあるダンスとキュートな歌声を披露した、ロッキー・ブルー役で大ブレイク! 劇中での可愛い印象と、レッドカーペットで魅せる大人っぽさの、ギャップにハマる人が続出。身長もぐんと伸び、スタイルの良さやファッションセンスもティーンの憧れの的に。
▼同じディズニーチャンネル出身!
ベラ・ソーンは親友
『シェキラ!』でW主演したシーシー・ジョーンズ役のベラ・ソーン(Bella Thorne)とは親友。お互いをライバル視するよう言われていたふたりだが、泣きながら話し合いをし、友情を勝ち取った過去も。
ドラマ終了から6年たった現在も「私たちはずっと、ロッキーとシーシーだよ」とのやりとりが公開され、変わらない仲の良さにファンは大喜び。
『ティーン・スパイ K.C』にベラ出演
ゼンデイヤが主演、プロデュースを務めたドラマ『ティーン・スパイ K.C』には、ベラもゲスト出演した。『シェキラ!』のコンビ復活で、視聴率が大幅にアップしたそう!
【恋愛】彼氏はトム・ホランド?
映画『スパイダーマン』シリーズで共演した俳優トム・ホランド(Tom Holland)との熱愛が報じられたゼンデイヤ。これまで同映画で共演したキャストが全員カップルになっていることから「新スパイダーマンカップル誕生か?」とささやかれていた。
ハリウッドの新BFF誕生
本人たちが交際を否定し続けるが、一緒に買い物に行く姿や、私服をシェアするなどの報道から交際確実と思われる。そんな矢先、なんとトムに恋人が発覚! これによりふたりの熱愛説はほぼ消えることに......。
落胆するファンが多いと思われたが、逆に誤解されるほどの友情の強さに喜ぶ人も。とはいえ私服をシェアするほど仲の良いふたりなので、今後もしかすると友情から恋愛に発展する可能性も、無きにしも非ず......?
【私服】かわいすぎるファッションセンス
第2のリアーナとの呼び名が高い、次世代ファッショニスタのゼンデイヤ。毎年行われるファッションの祭典メットガラでは、独自のアイディアと高いファッションセンスが高評価。ここでは、彼女のおしゃれな私服やメットガラでの個性的なドレスをご紹介!
メットガラでの存在感
2019年はシンデレラ
2019年のテーマは「Camp(おおげさなという意味合い)」。魔法使いに扮したスタイリストとともに、シンデレラのドレスでレッドカーペットに現れたゼンデイヤ。このドレスは、トミー・ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)が特別にデザインした一枚。
スタイリストが杖を振ると白い煙が舞い、ドレスが発光! 彼女が去ったあとには、ガラスの靴が残されるという、徹底した遊び心がこの年のメットガラの話題をかっさらった。
2018年ジャンヌ・ダルク
テーマである「カトリック」から、ジャンヌ・ダルクを彷彿させるヴェルサーチェ(Versace)のドレスを選択。自分を信じ、フランスを勝利へと導いたジャンヌの強さや信念と同じく、ハリウッドで生き延びようと努力する、ゼンデイヤの強い心が表現された一着。
2017年アバンギャルド
ボリューミーなヘアスタイルに、大きなオウム柄がプリントされた、ドルチェ&ガッパーナ(Dolce&Gabbana)のドレスで登場。「コム・デ・ギャルソン」がテーマのこの年は、持ち前のオーラとセンスでアバンギャルドな芸術作品を生み出した。
2016年エジプトの女王
デザイナーのマイケル・コース(MICHAEL KORS)とともに現れた、若干19歳のゼンデイヤ。ブロンズのドレスと個性的なウィッグで、エジプトの女王のようなエキゾチックなムードを演出。テーマは「手仕事と機械:テクノロジー時代のファッション」。
デザイナーからも愛される
流行りを抑えつつも自分のスタイルを貫くゼンデイヤ。ブランドのミューズとしてデザイナーたちから愛される存在に。
トミー・ヒルフィルガー(TOMMY HILFIGER)
デザイナーのトミー・ヒルフィガーは、2019年春夏コレクションでゼンデイヤとコラボ。「多方面で活躍し、情熱とエネルギーに満ち溢れたゼンデイヤは、コラボ相手にぴったり!」と大絶賛。様々な年代や人種のモデルを起用した「多様性」溢れるファッションショーは大喝采を浴びた。
マイケル・コース(MICHAEL KORS)
自身のファッションショーには必ず招待し、ブランドのミューズに抜擢。メットガラには同伴相手に選ぶほど溺愛しているマイケル・コース。服のジャンルにとらわれない彼女を「ゼンデイヤは、ファッションを恐れない」と称賛している。
ゼンデイヤの私服ファッション
デザイナーをも唸らせるゼンデイヤ。私服においても誰にも真似できない独自のスタイルを貫き、若い世代のファッションリーダーとして大注目! カジュアルからフェミニンまでゼンデイヤの私服を大公開!
カジュアル系
デニムのサロペットにデニムシャツをオンしてカジュアルに。足元はスカイブルーのピンヒールを合わせ、ちょっぴり大人な雰囲気に。
デニム×グレーTシャツのザ・普通なスタイルも、クラッシュデニムにチェンジすればおしゃれな着こなしに。上が地味な分、足をド派手にアクセントを入れて。
ライダースを使ったレディライクなカジュアルコーデで、NBAの観戦に訪れたゼンデイヤ。濃いジーンズを選んで落ち着きをみせつつ、レースアップヒールで可憐さをプラス。
デニムジャケットにワイドパンツで休日のリラックスモード。クロップドトップスでこなれ感を。ちなみにこのコーデ、数週間前にトム・ホランドも、全く同じコーデをしたことが発覚。やはり付き合ってる?
モード系
タキシードジャケットにダメージデニムにマリンキャップ、とジャンル違いのアイテムを合わせても、ばらつきを感じさせないのはさすがオシャレ番長。タキシード×ピンヒールのジェンダーレスファッションで、男女平等を洋服で訴える!
クロップドシャツとジョガーパンツで、持ち前のスタイルの良さを存分に発揮。透けすぎない黒ストッキングが、ヒールと相性抜群。
大きめなジャケットを羽織った、ハンサムコーデで颯爽と街中を歩くゼンデイヤ。足元はあえて外して白スニーカーをチョイス。ジャケットに付いたビッグローズが、レディ感を漂わせる。
全身花柄でも、オールインワンを選べば可愛さを抑えられて◎。長めの茶色のレザージャケットが、大人ぽさを感じさせる。個性派ヒールを柄と合わせるのが、ゼンデイヤのお気に入り。
モード系マリンコーデに挑戦するときは、彼女をお手本に。小さめのドット柄のワイドパンツは、ボーダーと意外に相性抜群。首にはトップスと同じ、ボーダーのチョーカーで統一感を。
難易度高めの赤ジャージを、ハイセンスに着こなしたゼンデイヤに感服。質素なジャージにしっかりキメたメイク、目を引くトレンチのノースリーブコートと高いハイヒール。計算されつくしたスタイリングを披露。
きれいめ、フェミニン系
鮮やかなピンクがきれいなスーツ風セットアップコーデ。細身のパンツとヒールが、すらりとしたシルエットを見せてれる。インナーは裏地と合わせて黒をオン。スーツを目立たせることにフォーカスを。
全身柄でガチャガチャになりそうなコーデも、ゼンデイヤにかかればお手の物。上下を柄と色味で合わせて、足元はゴールドの肌馴染みの良いカラーをチョイス! ハリウッド流、出来る女スタイルの完成。
ゼンデイヤがプライベートディナーに選んだ一着は、バーガンディーのドレスワンピース。サテンの生地が艶やかなセクシーさを散りばめ、ミュールと合わせて大人な女性にランクアップ。
60’s風のヘアスタイルに、カラフルなフレアスカートと青のケーブルニットで、ロマンチックなレトロ女子に。耳元にきらりと光る花のピアスが、よりレディに仕上げてくれる。
【偏見と戦う】“ドレッドヘア”のバービー人形が話題に
黒人の父と白人の母の間に生まれたハーフのゼンデイヤ。双方の気持ちや考えが分かる彼女は、キャスティングや人種問題に度々直面。そんな偏見に負けない彼女の姿は、私たちに自分を愛し、信じ抜くことの大切さを教えてくれる。
アカデミー賞での伝説的スタイル
公の場でゼンデイヤが人種差別を受けたのは18歳のとき。ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)のドレスに父親のルーツであるドレッドヘアで、第87回アカデミー賞レッドカーペットに登場。その際レポーターから「マリファナの臭いがする」との屈辱コメントが。
これに対し「私にとってドレッドヘアは、強さと美しさの象徴。自分たちの髪に誇りを持とうという、ポジティブな態度を見せたかった」と喝破。セレブやファンから大絶賛された。
ゼンデイヤのコメントに共感したマテル社は、アカデミー賞のスタイルをモデルにした世界初となる“ドレッドヘア”のバービー人形を発売!
「子供のころは、自分に似たバービー人形がなかった」と話すゼンデイヤの言葉に、共感する人が多いのでは。多様性が求められる現代で、自分で声をあげ、世界初の快挙を成し遂げたゼンデイヤ。
アフリカ系アメリカ人として
NYファッション・ウィーク中の買い物の際、店員から財布を投げられる対応をされたとSNSで告白。「アフリカ系アメリカ人には、日常的なこと。この状況を変えなければならない」と呼びかけ、人種問題に積極的に向き合っている。
黒人にしては肌が白いゼンデイヤは、キャスティングでの問題にも直面。22歳で亡くなった『アリーヤ』の自伝映画にキャスティングされるも、肌の色などの問題から降板に。
『スパイダーマン』シリーズに出演が決まった際も、一部の心無いファンから「黒人がMJ役にキャスティングされるなんて」との言葉が浴びせられた。この批判には作者のスタン・リー(Stan Lee)が反論しゼンデイヤを援護した。
【映画・ドラマ】ゼンデイヤの代表作
『シェキラ!』をきっかけにブレイクしたゼンデイヤは、映画界にも進出! 歌にダンスにサーカス、最新作では薬物依存症とジャンルを問わず挑戦する彼女の代表作をご紹介!
『シャキラ!』
W主演のベラとともに知名度をあげたドラマ『シェキラ!』には、最終シーズン3まで出演。初回放送は全米で620万人が視聴し、過去20年で最も多い初回視聴者数を獲得した。
『ティーン・スパイ K.C』
ティーンのカリスマ的存在となった彼女は、ドラマ『ティーン・スパイ K.C』に出演する際に「自分をプロデューサーにすること、黒人家族にフィーチャーすること」を条件に契約書にサイン。この頃から実業家としての力をみせつけていた。
『スパイダーマン』シリーズ
根強い原作ファンをもつことで知られる『スパイダーマン』シリーズで、ヒロインMJ役に抜擢されたゼンデイヤ。白い肌に赤毛が特徴のMJを黒人のゼンデイヤが演じることに不満のファンも......。映画公開後にはゼンデイヤの演技が高評価され、新しいMJ像を見事に作りあげた。
『グレイテスト・ショーマン』
実在した興行師P・Tバーナムの成功を描いたミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』では、空中ブランコの達人アン・ウィーラーを熱演。この役のために初めてジムに通ったゼンデイヤ。空中ブランコのシーンは、実際に自分でパフォーマンスして撮影に挑んだそう。
『ユーフォリア』
嘘つきで薬物依存症のルーを演じているドラマ『ユーフォリア』は、現代社会にはびこる薬物やSNS依存症、LGBTなどがテーマ。公開から数日で早くもシーズン2の制作がきまった話題作。いままでのイメージとは違い、ダークな役を演じるゼンデイヤの新境地に期待!