(1)一緒にいるけど独身のように自由な「共生婚」
「世間体もあるから結婚はしたけど、お互いに自由な時間を大切にしたい。だからベッドルームは別だし、食事も気が向いたときだけ一緒に食べる。誰とどこへ行こうと干渉しない共生婚が心地よい」(31歳/保険)
結婚はしているけれど、ルームメイトという意識が強いのが「共生婚」。ベッドルームも違うし、食事のタイミングもバラバラ。性生活も一切ないけれど、法律的には「夫婦」であるという不思議な関係ですね。
結婚はしたいけれど、束縛されずに生活したい男女にぴったりのスタイル。
でも、本当に好きな人が出来たとき、年老いて介護が必要になったとき、雲行きが怪しくなってくるかも……。
(2)縛られたくないから「事実婚」
「彼を愛しているし、誰よりも大切な存在ではあるけど、結婚というカタチに縛られたくないから私たち夫婦は“事実婚”を選択した。初めは周りの目も気になったけど、何も言わなければ周りからは普通の夫婦と変わらないと思う」(37歳/メーカー)
結婚はしているけれど、婚姻届けを出していないから籍は入れていない。そんな事実婚を選択するカップルが日本でも増加傾向にあるといいます。
周りから見たら夫婦に変わりないけれど、法律上はただの同居人。
カタチに囚われない夫婦ではありますが、社会保障などを受けられないケースもあるようですよ。
(3)遠距離だから「週末婚」
「交際中も、入籍してからも、子どもが生まれても、お互いに仕事を第一に考えているから遠距離恋愛は当たり前。今も子どもを抱えながら“週末婚”を続けている」(31歳/公務員)
家庭よりも仕事を大切に考えるカップルにとって、どちらか一方が仕事をやめて家庭に入るなんて絶対にありえないこと。
たとえ子どもが生まれても、できるだけ短い産休を取得して職場復帰することを考えるといいます。
そんなキャリア志向の夫婦にとって、週末だけ家庭の温かみを味わう生活パターンがちょうどいいのかもしれませんね。
(4)ちょっぴり古風な「通い婚」
「結婚はいいけど、一緒に住むとすぐに飽きそうだし、自由がなくなりそうで嫌だった。だから、私たちは週に何度か夫が私の家に来る通い婚を続けている。もちろん私が本妻なんだけどね」(32歳/金融)
通い婚が当たり前だった平安時代のように、夫が妻の家へ通う「通い婚」を続けている夫婦がいることが判明!
当時は邸内に住む正妻と区別されていましたが、現代は正妻であっても独身時代のような自由とドキドキを維持するために通い婚を選択するようです。
(5)住むところが違うだけ「別居婚」
「仕事の都合で遠距離恋愛中。今はどうしても一緒に暮らせないから、別居婚をしている。これから先どうなるか分からないけど、別々に暮らしていても夫婦の仲は変わらない」(39歳/事務)
急な転勤や海外勤務などを理由に「別居婚」を強いられている夫婦もたくさん!
彼らは「ずっと別々に暮らす訳ではない」「離れていても夫婦に変わりはない」と話す一方で、物理的に離れている分、忙しいときにすれ違いが原因で喧嘩に発展してしまうことがあると頭を悩ませていましたよ。
幸せのカタチは人それぞれ。
「結婚」という枠にとらわれることなく、二人がもっとも居心地の良いスタイルで生活するのが“現代の結婚”です。あなたはどんな結婚に憧れますか?
Editor:mook
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