(1)彼氏とのプリントシールをガラケーの電池パックに貼る
まだ携帯電話がガラケーだった頃……彼氏と念願の2ショットプリントシールを撮ることができたとき、こっそりガラケーの電池パックの裏や、蓋に貼っていましたよね。
こっそり仲の良い友人には「彼氏できたの〜」なんて電池パックに貼ったプリントシールを見せて誇らしい気持ちになっていたのも懐かしい思い出。
そんなラブラブだった彼氏と別れるたびに、電池パックに貼ったプリントシールを剥がすまでが甘酸っぱい青春ですよね。
(2)プリ機の中に椅子や段差にハシゴまで!?
アラサー世代が楽しんでいたプリ機の進化は目覚ましく、どんどん新しい機種が登場していきました。最初のころは横向きのフレームを選ぶだけの機種だったのに、気がつけば全身撮影ができるまでに進歩。
ただ、全身撮影をするだけではなく、プリ機の中に椅子が設置されていて、座って撮影できるタイプもありましたよね。ほかにも軽く腰掛けるだけで、抜群の足長効果が出せる、カメラ角度とマッチした段差のあるステージが設置されているタイプもあり、その種類は様々!
驚いたのは、プリ機内にハシゴが設置されていて、アグレッシブなプリントシールが撮れると話題になった機種もありましたね。ただ綺麗に撮れることだけではなく、こういったバラエティーに富んだ機種も面白みがあり、思わず撮影したくなった方も多かったでしょう。
(3)撮ったあともキーホルダーなどにアレンジ
撮影して、シールにしたあとの楽しみとして人気だったのが“キーホルダー”作りです。プリントシール1枚がちょうどおさまるようなクリアータイプのキーホルダーにお気に入りのプリクラを貼って完成というお手軽さ!
初めのころは四角いものが主流でしたが、のちにハート型やアニマル型など、種類も増えていきましたよね。
また、プリント倶楽部と一緒に大流行したのが、スタンプ倶楽部という、自分たちの撮影した写真でスタンプができるものでした。スタンプになるのは少し特別感があり、どちらも凄く流行っていましたね。
(4)裏ピースに手を広げるポーズ…小顔効果を追求
プリクラを撮るとき定番となっていたポーズの数々。全身のプリを撮影するときは、両手を広げ前に出すポーズがギャル雑誌の影響もあり、流行っていましたね。また、アップの撮影では顎のあたりで裏ピースをすると、輪郭が隠れるので小顔効果があり、人気でした。ほかにも目の横あたりに横向きのピースをつくるのも小顔効果を狙ったポーズのひとつ。
今の最新アプリのように急激な小顔効果があるわけではなかったので、みんなポーズを必死に研究していたのもあるあるでしょう。
機種がどんどん進歩して、背景がテーマごとに選べるようになったりすると、それに合わせてどんどんポーズもアグレッシブになっていきました。運動会やお化け屋敷など、バリエーションも豊富で、背景のテーマに合わせた動きをつけるのも面白かったですよね。
(5)友だちの誕生日にはみんなで作ったプリ帳をプレゼント
プリントシールの楽しみといえば、撮った後に作る“プリ帳”にもありましたよね。当時はノートに貼って思い出を書き込む派や、貼ってはがせるシール帳派、それと無地のフォトアルバムにデコってオリジナルのプリ帳を作る派など、個性が光っていました。
そんなプリ帳はプレゼントとしても大活躍!仲良しメンバー同士の誕生日を把握しているのはもちろん、誕生日が近づくにつれて内職が始まります。それは可愛いシールやキラキラの文字で書き込みをしてデコった世界にひとつだけのプリ帳です。
みんなでそれぞれ担当のページを割り振って、お誕生日を迎える友人のために、笑えるエピソードから感動の思い出など……まとめたプリ帳は渾身の力作。
お誕生日当日にはサプライズでのお祝いと、みんなで作ったプリ帳をプレゼントしていましたね。普段、勉強は得意でもないし、絵だってうまくないはずの女子が、センス抜群だったりすると、株が急上昇していました。
当時はどんどんプリントシールの機械も進化していき、目のサイズを選ぶことができたり、髪の毛の色を変える機能などありましたね。少ないお小遣いのほとんどがプリントシール代に消えていったような記憶があります。それほど、プリントシールは楽しい思い出ですね!
Editor:Hitomi Maehama
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