(1)気合い入れ過ぎて…
「ある休みの日、彼女が『今日は美味しいもの作るから』と食材をたくさん買い込んでうちに来ました。夕方くらいから、料理スタート。手伝おうとしたら、『座ってて』と言うので、できあがるのを待ってたんですね。
でも、全然できあがる気配がなく、彼女は黙々と調理。時間は8時を過ぎ、9時を過ぎ……。10時が過ぎたころにようやくテーブルに運ばれてきました。お腹が空きすぎて、逆に空腹感が消えていました。普通のものでいいから、早く食べたかった」(金融/31歳)
食べたいときに食べる料理が一番美味しいもの。別に、手の込んだものでなくてもいいんです。お腹が空いているときにササッと作ってあげたほうが、男性は喜びます。
(2)見ていられない…
「彼女は料理をするんですけど、すぐに怪我をします。キッチンを任せていると、『痛っ!』、『熱いっ! 』と、すぐに声が聞こえてきます。この前は、料理の途中で買い忘れたものがあると部屋を出て行ったら、鍋に火をかけっぱなしで危うく火事になるところでした。このまま料理を続けたら、いつか大きな事故を起こすんじゃないかと心配です」(医療/30歳)
彼のために美味しい料理を作ろうという意気込みは大事ですが、トラブルを起こしては迷惑になるだけ。自分の腕前に見合ったものを作るという姿勢が望ましいでしょう。
(3)失敗して…
「彼女と部屋でテレビを見ていました。そこで、ハンバーグを食べるシーンが出たので、『食べたいな……』とボソッと言ったら、彼女が作ってくれることに。スーパーで食材を買って、調理を始めました。
しばらくして完成。お皿にハンバーグが盛り付けられ、周りには野菜やポテトなども添えられていて、けっこう本格的。でも、食べたらなんか苦い……。裏を見たら、だいぶ焦げてるんです。綺麗な面を見せて、裏を隠してる。それはちょっと頂けなかったです」(メーカー/30歳)
料理は味だけでなく、盛り付けも大事な要素。しかし、焦げなどの失敗部分を隠すような盛り付けは、むしろマイナス。性格が表れている……と思われてしまうかもしれません。
(4)食べ合わせが…
「彼女は料理が得意だと言うので、『一番自信があるものを作って』とお願いしました。すると、ホワイトシチューを作り始めたんですね。待っているといいニオイがしてきて、すごく楽しみにしていました。
できあがってテーブルに着くと、ホワイトシチューと白ごはんが並べれられました。そして、シチューをひと口。うん、美味しい……。その時彼女は当然のように白ごはんとシチューを一緒に食べていたんです。そういう食べ方もあると思うんですが、ちょっと違うかも?と思ってしまいました」(公務員/32歳)
好き嫌いはもちろんのこと、単品で美味しくても、組み合わせでガッカリさせてしまうこともあるのがこのパターン。味噌汁や卵焼き、出汁など家庭や地域によっても異なるのでリサーチしてみてもいいかもしれません。
(5)料理は美味しかったけど…
「彼女とまだ付き合い始めたばかりのころ。僕の家に遊びに来たときに、手料理を振る舞ってくれたんです。料理自体は問題なく、美味しかったんですけど……。
食べてる途中で、冷蔵庫から飲みものを取りに行ったんですね。そうしたら、キッチンがめちゃくちゃ。食材の切りカスは散乱、調味料は出しっ放し、蓋は開けっ放し。それを見て一気にテンションが落ちました」(商社/29歳)
料理も作ればいいというものではありません。作ったあとの片付けもあります。自分の家のキッチンがしっちゃかめっちゃかになれば、気も滅入ってしまいます。そういう状態は、あまり見せないほうがいいでしょう。
料理で彼からの評価を上げたいのであれば、意識すべきは味だけではありません。ほかにもいろんな要素があります。すべてこなしてこその、料理上手。一朝一夕でマスターはできないので、安請け合いはしないほうがいいかもしれませんね。
Editor:Annu Ooki
他の記事もCheck!
▼結婚秒読み!と思ったら大間違い!
▼定番からおさえよう