「太眉をマネしたい!」定番メイクをおさらい
誰もが憧れるリリー・コリンズの愛くるしい顔。そんな彼女のメイクプロセスとポイントを解説。
メイクの特徴
リリー・コリンズのメイクの特徴といえば、流行に左右されない太眉。
クリンとした大きな目、フサフサな眉毛と長いまつげ。強さとキュートさのバランスがとれた理想的な顔。そんな彼女の基本メイクは、ナチュラルなベースと輪郭をとったリップが特徴。
ベースメイク
透きとおるような白肌が魅力的なリリー。ベースメイクをナチュラルに仕上げるには、ブルーやパープル系の下地で肌をトーンアップし、くすみやシミなどはコンシーラーでカバー。
【メイクの方法】
あくまでも気になる部分だけを隠し、全体的にファンデーションは厚塗りにならないように。
アイブロウ(太い眉毛)
太眉はリリーのトレードマーク。第一印象をアップするアイブロウは、まず目頭から眉山までは直線を意識し、眉尻は自然に下げる。
いつもよりも眉山を外側にして、全体的に長めに描いて。眉が細い人は眉頭の下側に書き足すようして太くすると、目と眉の距離が近くなり、よりリリーらしい顔に。
【メイクの方法】
ステップ1:ペンシルで毛を一本一本描き足すイメージで輪郭をつくる
ステップ2:パウダーで眉の隙間を埋めて密度を出していく
ステップ3:仕上げに眉マスカラで毛流れをつくる
大事なのは毛流れ。ペンシルでハッキリと輪郭を描くと、ベタッとした印象になりがちなので、自然な眉毛に見えるよう意識しましょう。
アイメイク(長いまつげ)
眉毛とともに存在感を放つリリーのまつげは、長さと密度が大事。ビューラーでしっかりとまつげを上げて、下地を塗る。マスカラはブラックをチョイスし、根元を濃く塗りましょう。アイライン効果が出て、くっきりとした目を再現できます。
【メイクの方法】
ダマにならないよう注意し、毛先は長さを出す程度にしましょう。マスカラブラシを根元に当て、毛先に向かって左右に動かし、一本一本を丁寧に塗りましょう。すると、ダマを防ぐことができます。
チーク
リリーのキュートな顔をつくる上で、欠かせないチーク。肌なじみのよいオレンジ系のチークを口角から目尻に向かって外側にふんわりと入れましょう。
【メイクの方法】
横に広げて塗ると幼く見えてしまうので、頬からこめかみに向かって斜め上を意識しながら塗りましょう。
リップ
さまざまなリップメイクに挑戦するリリーは、深みのある赤系リップが多い印象。きっちりと輪郭を残し、ほどよく存在感のある唇で華やかさをプラスしています。
【メイクの方法】
上唇より下唇を少しふっくらめにして、色気&上品さのある唇に。
ランコムのミューズにも起用
リリー・コリンズは、ジュリア・ロバーツやペネロペ・クルス、アルマ・ホドロフスキーといった著名セレブらが歴代ミューズに名を連ねる化粧品ブランド・ランコム(LANCOME)の広告塔にも起用されています。
すっぴん~ゴージャスまで奇抜メイク【8枚】
可憐からハンサムまで、私服やファッションに合わせてさまざまなヘアメイクを実践するリリー・コリンズ。変身テクを写真で振り返りましょう。
すっぴん
まず気になるのがリリー・コリンズのすっぴん。自身のInstagramですっぴんを公開し、驚きの声が相次いだあまりにも美しい素顔。ノーメイクでも、まつげは長く眉毛はしっかり揃った印象。そして、クリアな素肌が美しい。
キュッと跳ね上げたキャットアイ
『第70回カンヌ国際映画祭』には、上品な純白ドレスに、キリッと強調したアイメイクで登場。洗練された印象がリリーにお似合い。目尻から長めにはみ出したアイラインで、思わずドキッとするような完璧なキャットアイ。
【メイクの方法】
メイクを再現するなら、アイラインは目尻に向かって少し太めに。目尻の端から斜め上にすっと伸ばすように描きましょう。
あくまでもアイラインが主役なので、シャドウは肌なじみのよいブラウン系かオレンジ系に。キツイ雰囲気にならないよう、リップは清楚なピンク系をチョイスして。
大人の赤リップ×オールバック×黒ドレスでグラマラスに
パンテール ドゥ カルティエのパーティーに訪れたリリー・コリンズは、まとった黒ドレスを引き立てる赤リップをチョイス。髪型はオールバックで媚びない美しさ。マットな質感の肌はまるでお人形のような仕上がり。
【メイクの方法】
ハンサムな雰囲気を出すために、アイメイクは最小限におさえて。ブラウンシャドウをアイホール全体に伸ばし、アイラインはまつげの根元だけに塗りましょう。
ゴシックメイクでアンニュイ
『放送映画批評家協会賞』の授賞式でみせたヘアメイクは、ダークで絶妙な色味が特徴的なゴシックライク。センター分けでゆるっとまとめたレトロなヘアスタイルも、メイクに合わせた印象。
【メイクの方法】
目元まわりをブラックで囲みすぎないように。ボルドーやブラウンのアイシャドウを使用しましょう。リップもボルドーで合わせて。
鮮やかなカラーメイクで60年代ムードに
パリで行われたmiu miuのファッションショーに出席したリリー。鮮やかな花柄ドレスで登場。イエローベースのドレスに合わせて、アイシャドウは強いインパクトで鮮やかなエメラルドグリーン(ブルー)。リップはあまり主張せずベージュ系で。
【メイクの方法】
ブルーのアイシャドウをアイホール全体に塗り、アイラインは控えめに。下まぶたには色を入れないように。
ショートヘアもいろいろ!髪型【7枚】
リリー・コリンズの髪型といえば、可愛いすぎると話題を呼んだショートヘア。ただ、過去を振り返ると、彼女のヘアスタイルはショートにとどまらず、ボブやロングヘアなどさまざま。ヘアアレンジを披露するたびにファンから支持を得ています。
モードなベーリーショート
第87回アカデミー賞のアフターパーティーに登場。おでこを出すように大胆にかきあげた前髪が、さらに小顔に見せてくれる。シースルーのセクシードレスとハンサムな髪型のバランスがちょうどいい感じ。分け目が9:1になるように思い切ってかきあげましょう。
【セットの方法】
前髪が立ち上がりにくい人は、流したい方向と反対側に流すように根元をヘアアイロンで巻くかドライヤーをあて、逆毛を立てましょう。スタイリング剤をつけて、逆方向にかきあげればボリュームもふんわり。
ナチュラルなショートヘア
脚本家ジェン・クレイン主催のパーティーに参加したリリー。前髪をふんわりかきあげたスタイル。キメすぎていないので、カジュアルなドレスとの相性が◎
【セットの方法】
分け目を決めず、全体にオイルをつけて後ろに流す。つくりすぎないのがポイント。
ボーイッシュなショートヘア
『ロサンゼルス映画祭2015』では、ボーイッシュコーデのファッションにぴったりの耳にかからないくらいのショートヘア。シースルーバングでおでこがチラッと見え、大人ガーリーな可愛らしさも残っています。モードにもフェミニンにも、アレンジ次第で雰囲気を変えることができそう。
【セットの方法】
まず、スタイリング剤を使い、サイドをタイトにまとめましょう。耳の上に隠しピンをすると、スッキリまとまります。
小物使いでショートヘアをアレンジ
2015-16年秋冬パリ・ファッション・ウィークに訪れたリリー・コリンズは、カチューシャでヘアアレンジ。ショートヘアなので甘くなりすぎず、ほどよいアクセントに。
【セットの方法】
ショートヘアだとアレンジが単調になりがち。でも、カチューシャなどのヘアアクセサリーを取り入れることで、変化を出すことができます。
可愛すぎるボブ
『英国映画テレビ芸術アカデミーアワード(BAFTA)』では、切りっぱなしでバサッとしたボブが潔い。くせ毛風ウェーブが自然体で可愛く、ほどよくクールな印象を与えます。
【セットの方法】
ヘアアイロンで巻く際は毛先を外して、根元〜中間まで巻きましょう。無造作な動きを出すことができます。
ロングヘア
イタリアで開催された『イスキアグローバル映画音楽祭』に出席したリリー・コリンズ。レイヤー多めのロングスタイルで、無造作なウェーブがセクシーな上品さを演出。髪の長さに比例して広がるアレンジの幅。デコルテが映える白いドレス姿のファッションもメイクとばっちり。
【セットの方法】
ウェーブを作ったあとは、ヘアオイルなどで少しウェット感を出して。
ポニーテール
花柄のミニ丈セットアップでテレビ番組に出演したリリー・コリンズ。髪型はデートスタイルに最適な王道ポニーテール。
前髪は流すように入れ込んで、レトロ感のあるスタイルに。すっきりした顔まわりと、しっかりとボリュームを出したエアリーな毛先が小顔効果もプラス!
【セットの方法】
ふんわりした印象にするために、毛先はヘアアイロンで細かく巻いて、ほぐしましょう。
ヘアメイクで辿るリリーの成長【6枚】
幼少期からティーンエイジ、近影まで。女優リリー・コリンズの成長を6枚の写真で振り返ります。
幼少期
ミュージシャンである父フィル・コリンズと。天使のような笑顔の幼女時代のリリー。顔は父親似!?
11歳の頃
リップメイクをして、おませな姿が可愛らしい。雰囲気はビヨンセっぽい?
19歳の頃
まだ、あどけない印象が残る20歳間近のリリー・コリンズ。明るめの茶髪とバッチリメイクが若々しい。
23歳の頃
2012年公開の映画『白雪姫と鏡の女王』で白雪姫役にて初主演を務めたリリー。こちらは試写会でのショット。ヘアメイクはダークヘアに赤リップで、妖艶な雰囲気。
27歳の頃
2016年は役柄のために大胆なスタイルチェンジ。色白の肌に映える赤髪でパンクロック風なヘアメイクに。本人も意外と気に入っていたよう。
現在のリリー・コリンズ
2018年4月のリリー。上品な花柄ドレスに合わせたヘアバンドのファッションでカルティエのイベントに登場。
可愛らしさをさりげなく演出しつつも、キリっとしたメイクがさらに大人びた印象。