(1)植木鉢を上から……
「主人の不倫が分かった時、不倫相手を家に呼び出し、三人で話し合うことに。といっても、慰謝料の件などはすでに話がついていたので、とりあえず相手の女に謝りに来させた形です。
女からは悲壮感が漂い、生気をすべて吸い取られたような顔をしていました。しかし私には、そんな“反省しています”という雰囲気も鼻につきました。
これ以上モメても仕方ないので、努めて平静を装い、謝罪を受け入れました。しかし、最後。部屋から出て行こうとしたとき。ずっと背後で黙っていて座っていた主人に、目を合わせた瞬間を見逃しませんでした。そこでまた怒りが湧いてきた。
部屋はマンションの三階なんですが、窓から見おろし、女が建物から出てきたところで、観葉植物を植木鉢ごと投げ付けてやりました。
もちろん狙うつもりはなかったし、全然違う場所に落ちましたが、女は走って逃げていきました。ようやくそこで、少しスッキリしました」(専業主婦/33歳)
(2)相手の実家に手紙
「私の場合、結婚歴が浅かったこと、不倫期間も短かったことから、慰謝料がさほどもらえませんでした。お金の問題ではないですが、腹の虫がおさまらなかったんですね。
そこで私は、相手の実家に手紙を書くことにしました。どれだけ精神的な苦痛を受けたか、切々と書き綴り、送ってやりました。
すぐに返答があり、直接謝りたいと申し出てきました。私はそれを受けることにしました。
後日、不倫相手の女と、両親の三人が家に来ました。そして、父親が私に土下座して謝罪。今まで経験したことのない、重苦しい雰囲気でした。
自分のせいで父親に土下座させてしまった女。一生悔いることでしょう」(経理/31歳)
(3)SNSに「いいね」連発
「夫の不倫が発覚。しかし、すぐには追及せず、証拠を掴むためにしばらく泳がせていました。すると相手が、かなり若い女であることが分かりました。
その女が、SNSをやっているのを発見。けっこう頻繁に更新していました。しかも、オシャレな場所に出かけたり、美味しそうなものを食べたり、かなりリア充ぶりをアピール。
夫に手を出しておきながら……この私生活の充実ぶり。これは制裁を加える必要があると思いました。
そこからSNSの投稿に対し、すべて“いいね”を付けていきました。向こうも気付いたんでしょうね。それ以来、ピタッと更新されなくなりました。
しかしそれは、地獄の幕開けにすぎない……。すでに証拠も揃っていたので、追及を始め、本物の地獄に突き落としてやりました」(営業/33歳)
不倫は、お金を払えばすべて解決……というほど綺麗には終われません。嫉妬や怨恨、憎悪など、激しい感情が入り混じり、とんでもない方向に事態が進んでいくケースもあります。危険と隣り合わせであることが、不倫の魅力なのかもしれませんが……。
Editor:Annu Ooki
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