インバウンドの意味は業界で、違う?シーン別の使い方やアウトバウンドについても解説
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インバウンドの意味は業界で、違う?シーン別の使い方やアウトバウンドについても解説

2021/08/10

インバウンドという言葉の大体のニュアンスは分かっていても、詳しい部分までは説明できない人もいるでしょう。日常会話で使用するためには、正しい使い方を知ることが大切です。インバウンドの言葉の意味や、シーン別の使い方などを解説します。

インバウンドとは何か分かりやすく解説

インバウンドとは何か分かりやすく解説
出典:pexels.com

インバウンドは日本語と英語では、使い方が微妙に異なります。日本で使う感覚で使用すると、海外ではうまく通じないことがあるかもしれません。英語での意味や、一般的な使われ方をチェックしましょう。

英語のインバウンドの意味

日本で一般的に使われているインバウンドは、英語の『inbound』に由来します。inboundは、航空機や列車などの乗り物が、市内あるいは本国へ向かうなどの意味を持つ形容詞です。

例えば、本国へ帰る旅のことを英語で『inbound trip』、外国から本国に来る訪問者を『inbound visitor』といいます。

日本では、インバウンドにつながる部分を省略して使うことや、ほかの日本語と組み合わせて使うことが多く、場合によっては、英語圏の人に意味が通じない場合があるでしょう。

日本では一般的に「外国人の訪日旅行」を指す

日本でのインバウンドの意味は外国人が旅行や観光などを目的として、訪日することを指します。訪日旅行そのもののことだけでなく、日本に来る旅行者を指して使うこともあり、国内旅行をする際には使われません。

日本では、もともとインバウンドツーリズムと呼ばれていたものが、ツーリズムの部分が省略され、インバウンドと略して呼ばれるようになったとされています。

『内側に向かう』というニュアンスを持ち、主にビジネスシーンでさまざまな使い方がされていることがポイントです。インバウンドという言葉が出てきたら、前後の文脈から対象が何かを読み取る必要があります。

アウトバウンドとの違いは?

インバウンドの対義語が、アウトバウンドです。日本人が海外旅行へ行くことを意味し、ビジネスシーンでは、インバウンドと対比して使われることが多いでしょう。

さまざまな場面で使われますが、たいていはインバウンドの対義語がアウトバウンドになっています。内に向かってくるものがインバウンド、外へ出ていくものがアウトバウンドだと覚えておけばOKです。

アウトバウンドは、英語で『outbound』と書き、外国行き・市外へ向かうなどの意味を持つ形容詞として使用されています。例えば、列車の上り線は『inbound lane』、下り線は『outbound lane』です。

ビジネスシーンで使うインバウンド

ビジネスシーンで使うインバウンド
出典:pexels.com

インバウンドはビジネスシーンで使用したり、耳にしたりすることが多い言葉です。意味が分からないと、会話が成り立ちません。正しい意味を押さえておきましょう。

企業が使うインバウンド

企業でインバウンドという言葉を使うときは、状況によって意味が変わります。「インバウンド観光が多い」と言われた場合、『日本に来る外国人観光客が多い』という意味です。

ほかにも『顧客が企業に接触すること』という意味で、来訪・電話・メールなどの、さまざまな接触方法を指して使うことがあります。

種類を問わず顧客への対応を、インバウンド業務と呼んでいる企業もあります。顧客に関する話題のときに「今週、目立っていたインバウンドは何か?」という言い方をした場合『顧客からの要求や質問など』を意味します。

マーケティングでのインバウンド

インバウンドという言葉はマーケティング業界でも、積極的に使われています。『インバウンドマーケティング』は、消費者の自発的な行動に着目したマーケティング方法のことです。

ウェブ検索によるサイトへの訪問・ブログやSNSでの発信に関心を抱き、企業へのアクセスや問い合わせが発生するように、商品やサービスなどを開発することを意味します。

ユーザーが「悩みを解消したい」「欲しいものについて調べよう」と考えて、インターネットを使用したとき、自社に向かってくるように、何らかの策を講じることを指して使う言葉です。

インバウンドマーケティングと比較して、アウトバウンドマーケティングという言葉が使われたときは、テレビCMや電話での営業など、昔ながらの手法を指します。

業界別のインバウンドの意味

分野別のインバウンドの意味
出典:pexels.com

インバウンドという言葉はさまざまな分野や業界で使われており、微妙に使い方が異なります。異業種の人とやりとりをする際に間違えて使わないように、意味や例文を見て理解を深めましょう。

IT業界のインバウンド

IT業界では、主に外部から受信されたデータに対し、インバウンドと呼びます。ユーザーがwebサイトを通じて送信した、問い合わせやアンケートなどの情報を総称して、インバウンドと呼ぶこともあります。

インバウンドとほかの言葉をつなげて『インバウンド通信』『インバウンドリンク』というように、使用することもめずらしくありません。

  • インバウンド通信によって、ユーザーの興味や関心を探れるようになった
  • インバウンドリンクの設置で、自社サイトへのアクセスが急増した

観光業界のインバウンド

インバウンドは訪日旅行という意味で使われることが多く、観光業界でよく聞かれる言葉です。訪日してくる外国人向けの観光事業やサービスのことも、インバウンドと表現します。

『インバウンド観光』というように、日本語とつなげて使うことが少なくありません。

  • インバウンド需要の高まりで観光地が混雑し、入場制限が設けられた
  • インバウンド消費を見込んだ商品やサービスの開発に注力したい

まとめ

インバウンドは外側から内側へ向かってくるものに対して、使われることがポイントです。観光業でインバウンドといえば、外国から来た旅行者や訪日旅行などの意味があります。

観光業だけでなく、さまざまなビジネスの分野で使われ、企業では訪問者や電話対応などをまとめて、インバウンド業務と表現することも。
状況に応じて、インバウンド〇〇というように、ほかの言葉とつなげて使うことが少なくありません。反対の意味を持つ言葉にはアウトバウンドがあり、セットで覚えておきましょう。

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