「併せて」の意味や読み方は?「合わせて」との違いや類語・例文も紹介
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「併せて」の意味や読み方は?「合わせて」との違いや類語・例文も紹介

2021/08/03

併せてという言葉の意味や使い方を知っていると、指示された内容を深く理解できますし、ほかの人に何かをお願いする場面でも利用できます。ビジネスシーンでよく使用される用法や、「合わせて」との意味の違いなどをチェックしましょう。

「併せて」の意味とは?「合わせて」との違いも解説

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『併せて』の使い方を知っていると、ビジネス文書やメールの作成に役立ちます。間違えて使用しないように、正しい意味や読み方を押さえておきましょう。

並行して何かを行うこと

『併せて』は『あわせて』と読みます。併は『同時に』『並ぶ』などの意味がある漢字で、二つ以上の物事を、並行して進めるという意味を持っています。

メールやあいさつ状などに『併せて〇〇します』『併せて〇〇してください』などの表現がされていたら、最初に述べた内容以外にも伝えたい内容が、同時に存在しているということです。

▼使い方の例

・添付ファイルのチェックと併せて、資料の作成をお願いします

・自分を成長させるため、学業とアルバイトを併せて頑張っていくつもりです 

「併せて」の類語も紹介

『併せて』と近い意味を持つ言葉は、たくさんあります。ある動作をしながら、合間にほかのこともする場合『傍ら(かたわら)』を使いましょう。『電話対応をする傍ら、メモをとっていた』というように使用できます。

『ともに』も、ほぼ同じ意味で使える言葉です。『〇〇と同時に』と『〇〇だけでなく〇〇も』などの意味があります。

「これまでご来店いただいたお礼を申し上げるとともに、今後もご愛顧いただきたく存じます」というように利用できるでしょう。追加で何かを伝えたいシーンで、使用します。

「併せて」と「合わせて」の違いは?

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併せると同じ読み方で、紛らわしい言葉が『合わせて』です。こちらの漢字を使う機会は多く、混同しがちですが意味は異なります。正しい使い方をチェックしましょう。

「合わせて」の意味

『合』という漢字は合計・合体・合算など、複数のものをまとめるという意味があります。AとBを合わせて、一つにする際に使用しましょう。また、基準となるものに何かを一致させるときにも使われる言葉です。

▼使い方の例

・チームの力を合わせて、勝利を手にした

・できるだけ、パートナーと休日を合わせていきたい 

「併せて」と「合わせて」で迷ったら

『AとBを同時に行うことが併せて』『AとBを一つにまとめるのが合わせて』と覚えましょう。使われている漢字の違いを意識すると、どちらを使ったらよいのか迷いにくくなるはずです。

異なる性質を持つことを『併せ持つ』といいます。『善悪の性格を併せ持つ』と表現する場合、両方が同時に存在しているという意味です。

りんごとみかんを併せ持つとはいいません。りんごとみかんを合わせると表現した場合、同じ場所にひとまとめにするという意味になります。

どちらを使うか判断できない場合、ひらがなを使用して『あわせて』と表現しても間違いではありません。ほかの言葉に言い換える方法もありますが、言葉の意味を理解した上で使用することが大事です。

ビジネスで使える「併せて」の例文

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ビジネスシーンでは併せてという言葉を使って、仕事を進めたり何かを確認したりすることは少なくありません。さまざまな表現方法や例文をチェックして、正しい使い方をしましょう。

「併せてご確認ください」

相手に、複数のことを同時に確認してもらいたいときに使える表現です。伝えたいことが一つだけの場合は『〇〇をご確認ください』で構いません。

もし、確認してもらう内容がいくつもある場合は、『併せてご確認ください』を使いましょう。受け取る側は、いくつかの点に注目しなければならないという認識を深められます。

▼使い方の例

・以下が、改善した内容と今後の注意点です。併せてご確認ください

「併せてお願いします」

ある用件に、ほかのお願いを付け加えたい場合によく利用される表現です。文章の前の方で述べた件と同時に、関連性のないお願いをしたいときに使われることがめずらしくありません。

ビジネスシーンでは、メールや文書などで相手に頼みたい用件が一つではないことは多いので、使い方を覚えておくと便利でしょう。

▼使い方の例

・見積もりの作成と、添付したデザイン案の検討を併せてお願いします

「併せて御礼申し上げます」

『ある物事に付け加えて、御礼の言葉を述べたいとき』に使用します。ビジネスシーンでは、相手に何かを報告しつつ、してもらったことに対して御礼を伝えたい場面は多いでしょう。

御礼の内容と直接的な関係性が薄い話題を、先に述べた場合も使用できます。『申し上げる』は『言う』の謙譲表現であり、目上の人にも使える表現です。

また、御礼だけでなく謝りたいときに使われることもあります。『併せてお詫び申し上げます』と表現すれば、謝罪の気持ちを伝えたい場面でも使えることを押さえておきましょう。

▼使い方の例

・先週から無事、仕事に復帰いたしました。入院中はあたたかい励ましの言葉やお見舞いの品物をいただきましたこと、併せて御礼申し上げます 

・この度は機械の点検に不備があり、申し訳ございませんでした。使用できない旨の連絡が遅くなりましたこと、併せてお詫び申し上げます 

まとめ

ビジネスシーンでは、何かを並行して進めなければならない場面は多く『併せて〇〇する』という言葉は、よく使用されます。『傍ら』『ともに』などに言い換えたとき、違和感があれば間違って使っているかもしれません。

二つ以上のことを確認してもらうときには『併せてご確認ください』を使用します。付け加えて何かを依頼したいときは『併せてお願いします』と言いましょう。

合計したり一致させたりするときには『合わせて』を使用すると覚えておけば、間違わないはずです。社会人として恥ずかしい思いをしないように、正しく使い分けましょう。

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