退職を決めて最初にすべきことは?
退職を決めたら、まずは直属の上司に相談しましょう。あなたの業務の引継ぎや最終出勤日、退職日について、ひとつひとつ確認を取りながら進めてください。
場合によってはあなたが想定するよりも、もう少し長く働いてほしいと言われることがあるかもしれません。転職先が決まっているのであれば、そちらとの調整も必要です。退職予定の会社と入社予定の会社、どちらにも影響が出ますので、真摯に慎重に進めましょう。
有休・引き継ぎ、どちらもしっかりと!
これまで頑張ってきて、有給休暇が残っている人も多いと思います。
有休の取得は従業員の権利ですが、退職が決まったからといって、仕事を投げ出してお休みに入ってしまうのはマナー違反。きちんと引き継ぎをした上で有休もきちんと取得できるよう、退職日から逆算して計画を立てましょう。部署内で計画表を共有しておけば、後任の方も仕事を組み立てやすいですね。
些細な情報こそ伝えるのを忘れずに
取引先へ、後任担当者を紹介するのは重要な仕事です。
また後任担当者に、取引先の人の情報を伝えることも忘れずに。
例えば「取引先のAさんはサッカーが好き」という仕事とは関係なさそうな情報こそ、関係構築の第一歩になったりします。あなたの退職後、後任担当者が仕事をきちんとまわせるように、最後までしっかりサポートしてください。
交流を続けるならSNSを有効活用
最終出勤日はお世話になった会社の方々に、お菓子を持って挨拶に回る人も多いでしょう。社員数が多かったり、拠点が違ったりして、なかなか回りきれない場合は、メールで退職のご挨拶を送りましょう。
もしあなたがSNSを利用しているのであれば、アカウントを記載して「よかったらお友達になってください」と添えておくのがおすすめです。退職するとどうしても疎遠になりがちですが、その点、SNSは直接連絡を取らなくても近況を知り合えます。また、連絡手段としても有効です。
退職とともに疎遠になってしまうか、いつでも連絡取れる距離感を保つかはあなた次第です。
これまでお世話になった会社や仲間にきちんと感謝を伝え、円満に退職すれば、きっと次の仕事も応援してもらえるはず。次のステージに向けて、気持ちよくスタートを切りましょう。
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Editor:Megumi Fukuchi
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