【順番・塗り方のコツ】まずはコンシーラーの基本をおさらい!
使う順番は、ファンデの前or後どっち?
リキッドタイプのファンデーションの場合、ファンデーションの“後に”コンシーラーを。パウダータイプのファンデーションの場合は、ファンデーションの“前に”コンシーラーを塗るようにしましょう。
【リキッドタイプの場合のステップ】
【パウダータイプの場合のステップ】
正しい塗り方は?
【正しい塗り方2ステップ】
- カバーしたい部分よりもひと回り大きく、色素を覆うようにコンシーラーを塗る。
- コンシーラーの縁をぼかし、肌との境目をなだらかにする。
コンシーラーを使う前は、しっかりと保湿してから化粧下地で肌のベースを整えておくことが大切です。肌を保湿しておくことで、乾燥や毛穴の目立ちを防ぎ、仕上がりの美しさが格段にアップします。また、コンシーラーを塗りすぎるとくすみや白浮きのもとになり、カバーする部分をかえって目立たせてしまうので、薄く塗るように心がけましょう。
肌とマッチする『色選び』のポイント
コンシーラーの色選びのポイントは、コンシーラーを塗った部分の肌色と自分の肌色がマッチするようにすること。せっかく肌悩みをカバーできても、塗った感が強すぎたり、まわりの肌となじんでいないと悪目立ちしてしまうことも。
- くすみや影など、明るく見せたい部分には・・・肌色よりもワントーン明るい色
- シミやニキビ跡など色ムラや毛穴のカバーには・・・肌色と同じトーンの色
- 濃いシミやほくろなどには・・・肌色よりもワントーン暗い色
コンシーラーはベージュ系が定番ですが、オレンジ、イエロー、グリーンなどの色つきもあります。
気になる肌悩みの補色となる色を使うことで、肌をくすませることなく色ムラを打ち消す効果があります。
コンシーラー《5種類》の特徴を解説!
コンシーラーのタイプは5種類。それぞれのタイプでカバー力や質感などの特徴が異なるので、カバーしたい部分や肌悩みに合うものを賢く選びましょう。
それぞれの種類の特徴は?
- 筆ペン・・・広範囲の影をカバーするのにおすすめ。薄づきで顔の動きにフィットしやすいので、目元や口元にぴったり。
- アプリケーター・・・くすみのカバーにおすすめ。やわらかいテクスチャーなので、目の下やまぶたに使ってもよれにくくて◎。
- クリーム・・・点在するシミのカバーにおすすめ。細かい部分もピンポイントにカバーできるのが特徴。色のバリエーションが豊富です。
- スティック・・・広め・大きめのシミにおすすめ。直接塗ることができ、広い部分もカバーしやすいのが特徴。
- ペンシル・・・濃いシミ・ほくろにおすすめ。保湿力は低めですが、密着力に優れています。
筆ペン・アプリケーター・クリーム・スティック・ペンシルの順にカバー力が高くなります。
【肌悩み別】コンシーラーの使い方・選び方
コンシーラーを使いこなすカギは、肌悩みに応じた色と塗る部分に合わせた種類選び。悩みごとの使い方をマスターして、トラブルを感じさせない美肌を手に入れましょう!
《シミ・ニキビ跡》は「肌色に合う色」でカバー
【POINT】
- 自分の肌の色と近い色でカバー
- 色ムラが気になる部分は「少し暗めの色」を使う
- 硬めのテクスチャー(クリーム・スティック・ペンシルタイプ)がおすすめ
- シミはトントンとなじませるように塗る
- ニキビ跡には清潔なブラシやチップを使う
【塗り方2ステップ】
- 隠したい部分よりもひと回り大きくコンシーラーを塗る。
- カバーしたい部分には触れないように、コンシーラーの縁をぼかして肌との境目をなだらかにする。
▼エトヴォスで肌をケアしながら悩みをカバー
エトヴォス(ETVOS)
ミネラルコンシーラーパレット
石鹸で落とせる低刺激処方の3色パレット。自分に合った色をカスタマイズでき、自然な肌色に。美肌成分配合で、気になる部分をカバーしながら肌悩みの原因の改善も目指せます。
《毛穴》には「薄く塗って」フラットな肌に
【POINT】
- ファンデーションの色と近い色でカバー
- 肌の凹凸をなだらかにする、硬めのテクスチャーがおすすめ
- 毛穴が気になる部分に、さまざまな向きから薄く塗りこむ
【塗り方3ステップ】
- 頬の中心の毛穴が気になる部分に、円を描くようにコンシーラーを塗りこむ。
- 下から上へ向かって指でコンシーラーを塗り広げながら、まわりの肌となじませる。
- 鼻のまわりにコンシーラーをつけ、指の腹を使ってくるくると円を描くようにのばす。
▼光を操り、プロ級の仕上がりを叶えるレブロン
レブロン(REVLON)
フォトレディ コンシーラー(04 ミディアム)
スルスルと伸びが良く肌になじむテクスチャー。明るい照明や撮影のシーンでも隙が見えないプロ級の仕上がりを叶えます。UVカット機能つきで、全顔に使用可能。
《ほくろ》は「暗めの色」でカモフラージュ
【POINT】
- 肌色よりワントーン暗い色でカバー
- よれにくくカバー力が高い、スティック・クリームタイプがおすすめ
- 厚めにのせることで、ほくろの色を薄く、立体感のあるほくろもなだらかに
【塗り方3ステップ】
- ほくろよりも少し広めにコンシーラーをのせる。スティックタイプの場合は、角の部分を使って直にのせてOK。
- 肌色に近い色のコンシーラーを1.と同じやり方でのせる。
- コンシーラーを塗ったほくろの外周の部分と肌との境目を指先でぼかす。
▼narsで気になる部分を自然にカバー
ナーズ(NARS)
ソフトマットコンプリートコンシーラー(1277)
ナチュラルな仕上がりなのに高いカバー力を実現。重ねても使いやすい軽やかなつけ心地で、気になる部分を目立たなく。美容成分配合で乾燥から守り、肌の潤いをキープ。
《クマ》には「柔らかいテクスチャー」を使って肌にフィット
【POINT】
- 青クマはオレンジ系の色でカバー
- 茶クマは明るいベージュ、イエロー系の色でカバー
- 目元の動きにフィットする、筆ペン・アプリケータータイプがおすすめ
- クマが気になる部分にだけ塗り、カバーしたい部分はなるべく触らないようになじませる
【塗り方4ステップ】
- クマの上にコンシーラーを4点置く。
- 1.で点置きしたコンシーラーを、目尻へ向かって繋げる。線でクマをカバーするイメージで。
- コンシーラーの外側を薬指の腹を使ってぼかし、肌となじませる。
- スポンジを使って油分をオフして、ムラをなくす。
▼mimcでワンランク上の美肌へ
エムアイエムシー(MiMC)
ミネラルコンシーラー(01)
美容液をベースにした処方で、ロングヒットを続けるアイテム。気になる部分のカバーはもちろん、肌をケアしながらつややかで均一な美肌をメイク。
【編集部ピックアップ】おすすめコンシーラー3選
マキアージュ(MAQuillAGE)
コンシーラースティック EX
気になる部分にしっかり密着してハイカバーな仕上がり
・シミやそばかすなどもしっかり隠すハイカバーな仕上がり
・スティックタイプだから持ち運びしやすい
・しっかりカバーできるのに自然な仕上がり
気になるシミやそばかすだけでなく、クマや赤みなどの色ムラも徹底的にカバーできるスティックタイプのコンシーラー。ハイカバーな仕上がりなのに厚塗り感がなく、自然な仕上がりなのもうれしいところ。UV効果もあるので、紫外線が気になる日にもピッタリです。
また、スティックタイプなので持ち運びしやすいのも魅力的なポイント! ポーチやバッグに忍ばせておけば、メイク直しもサッと簡単にできます。ピタッと密着するテクスチャーなので、化粧崩れが気になるシーズンにもおすすめのコンシーラーです。
インテグレート(INTEGRATE)
スポッツコンシーラー
微細なパールが肌の気になる部分をぼかしてカバー
・クマやニキビあと、毛穴もしっかりカバー
・微細なパールが色ムラや肌の凹凸をぼかす
・アレルギーテスト済み(※1)、ニキビのもとになりにくい処方(※2)
気になるクマやニキビあと、毛穴などをピタッと密着するテクスチャーで自然にカバー。微細な多偏光パールが入っているので、赤みなどの色ムラや凹凸まで補正しながらぼかして目立ちにくくしてくれます。
また、チップタイプのコンシーラーなので細かい部分にも塗りやすいのがうれしい! 小さめのサイズ感で持ち運びしやすく、メイク直し用として使うのもアリです。1,000円以下で購入できるので、コンシーラーをまずは試してみたい! という初心者さんにもおすすめのコンシーラーです。
※1 すべての人にアレルギーが起きないというわけではありません。
※2 すべての方にニキビができないというわけではありません。
d プログラム(d program)
薬用 スキンケア&カバーチューブ
ニキビや肌荒れを防ぐ薬用コンシーラー
・薬用有効成分(※1)配合で肌荒れやニキビを防ぐ
・パラベン(防腐剤)フリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、鉱物油フリー、無香料
・低刺激設計、敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済み(※2)
ニキビあとや色ムラをカバーするだけでなく、薬用の有効成分配合で肌荒れやニキビができるのも防いでくれる薬用コンシーラー。厳選した成分配合とクリーン製法で、今まで使ったコンシーラーが合わない気がする……という方にもおすすめです。
また、低刺激設計で敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済み(※2)なので、敏感肌の方も手に取りやすいコンシーラーです。気になる肌悩みをカバーするだけでなく、同時にケアできるのが最大の魅力! メイクによる肌への負担を少しでも減らしたい方はぜひ試してみてくださいね。
【お直し方法】コンシーラーのお直し“2パターン”をご紹介
コンシーラーを直すときは、厚塗りにならないように肌となじませることが重要です。崩れの原因によって、ベストなお直しの仕方が違います。正しい方法を知って、メイクしたての美肌を取り戻しましょう!
「乾燥」しているときは保湿してから
- ミスト化粧水を吹きかけ、ティッシュで軽くおさえる
- クリームやオイルをなじませる
- コンシーラー・フェイスパウダーでよれた部分を直す
メイク直しをスタートさせるのは、保湿ができてから。ミストで崩れたメイクを浮かせたら、水分が蒸発しないように油分でフタをするのを忘れずに。土台となるお肌が乾燥したままでは、きれいな仕上がりから遠ざかってしまいます。
「汗・皮脂」で崩れたときは汚れをオフしてから
- ティッシュで崩れた部分をおさえる
- コンシーラー・フェイスパウダーを薄く重ねる
さらにきれいにメイク直ししたいときは、乳液で崩れた部分を一度オフするのもおすすめ。メイクを最初からやり直すことで、厚塗りにならずにメイクしたての肌が復活します!
【応用編】コンシーラーは、隠すためだけじゃない!
コンシーラーは、肌の気になる部分をカバーするためだけのものではないんです! 実は、ハイライトやシェーディング、ファンデーションとしても使える優秀アイテム。コンシーラーを取り入れることで、ベースメイクのステップが省略でき、時短にも繋がります。メイクポーチに入れておけば、メイク直しのときにも大活躍♪
《ハイライト》として、立体感をオン
明るめのコンシーラーは、ハイライトとして使うことができます。目の下のクマ部分はもちろん、ぜひ使ってほしい部分は、眉の下から目元にかけた“Cゾーン”。Cゾーンが明るくなることで顔にツヤと立体感が生まれ、小顔見えが叶います。
▼どんな肌にもフィット!メイベリンのチップコンシーラー
メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)
フィットミー コンシーラー(15 ピンク系の明るめの肌の方)
大人気シリーズのリキッドタイプのコンシーラー。プチプラとは思えないほどのうるおいのあるテクスチャーが肌に密着。さまざまな肌悩みをカバーできます。
《シェーディング》として、陰影をプラス
マットな質感のコンシーラーは、シェーディングと2役をこなす優秀アイテム。ぼかしやすいリキッドタイプがおすすめです。メリハリをつけたいあまりにシェーディングを濃く入れすぎると、違和感が生じたりお疲れ顔に見えてしまう原因に。引き締めたい部分に肌色より暗めの色のコンシーラーを使うと、肌になじんでほどよく影をつけることができます。
▼nyxでコントゥアメイクが完成
ニックス(NYX Professional Makeup)
キャントストップ ウォントストップ コントゥアー コンシーラー (11 カラー・ベージュ)
サッとひと塗りするだけで、気になる部分をしっかりカバー。色移りしにくくマットな仕上がりなので、シェーディングとしても使えるすぐれもの。
《ファンデーション》として、メイク直し
肌悩みのカバーに長けているコンシーラーは、ファンデーション代わりに使うこともできます。ファンデーションよりもぼかしやすいので、薄づきで気になる部分をしっかりとカバーできます。また、ファンデーションよりも持ち歩きやすいので、外出先でのメイク直しのときにも大活躍。
▼マキアージュでベールをかけたように美しくカバー
マキアージュ(MAQuillAGE)
コンシーラーリキッド EX(ナチュラル)
肌に合わせてしなやかにフィットし、溶け込むようになじむテクスチャーが明るい仕上がりを長時間キープ。極細の毛先のブラシで、繊細なラインも思いのままに描けます。
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