まずはおさらい!コンシーラーとは?
コンシーラーとは、ファンデーションだけではカバーしきれないシミやクマ、ニキビなどの肌悩みをカバーするためのアイテム。ファンデーションで肌のトーンや質感を整えてから、気になる部分にコンシーラーを使うことで隙のない美肌に近づきます。
【コンシーラーを使うタイミング】
バウダーファンデーションと組み合わせる場合は、ファンデーションの“前”
パウダー以外のファンデーションと組み合わせる場合は、ファンデーションの“後”
【選び方.1】《種類》は顔のパーツによって使い分けて
コンシーラーのテクスチャーはやわらかいものから硬めのものまでさまざま。コンシーラーを使う顔のパーツによって、適したタイプを使い分けましょう。
それぞれのテクスチャーの特徴は?
- 筆ペン・・・広範囲の影をカバーするのにおすすめ。薄づきで顔の動きにフィットしやすいので、目元や口元にぴったり。
- アプリケーター・・・くすみのカバーにおすすめ。やわらかいテクスチャーなので、目の下やまぶたに使ってもよれにくくて◎。
- クリーム・・・点在するシミのカバーにおすすめ。細かい部分もピンポイントにカバーできるのが特徴。色のバリエーションが豊富です。
- スティック・・・広め・大きめのシミにおすすめ。直接塗ることができ、広い部分もカバーしやすいのが特徴。
- ペンシル・・・濃いシミ・ほくろにおすすめ。保湿力は低めですが、密着力に優れています。
筆ペン・アプリケーター・クリーム・スティック・ペンシルの順にカバー力が高くなります。顔のなかでも動きやすい部分は、カバー力よりもフィット感や保湿力を重視して選ぶと、美しい仕上がりをキープできます。
【選び方.2】《ニキビ・肌の赤み》はベージュとグリーン!
ニキビには“イエロー系のベージュ”
- ニキビにはベージュ系のコンシーラーを
- ニキビ跡は自分の肌の色と近い色でカバー
- クリーム・スティック・ペンシルタイプが◎
ニキビが気になる部分には、ベージュ系のコンシーラーを使いましょう。ベージュは、標準的な肌色のオークルよりも黄みのニュアンスが入っているので、ニキビの赤みを目立ちにくくしてくれます。
ニキビ跡のように茶色い色ムラが気になる部分は、自分の肌と近い色でカバー。肌色よりも少し暗めの色を使いましょう。カバー力の高い、硬めのテクスチャーのコンシーラー(クリーム・スティック・ペンシルタイプ)がおすすめです。
▼「資生堂」のベージュカラーで素肌みたいに仕上げる!
資生堂(SHISEIDO)
シンクロスキン セルフリフレッシング コンシーラー 102 Fair
高いカバー力と自然なフィット感で素肌のような仕上がりに!
・ヨレやすい目元にもピタッと密着
・チップタイプで細かいポイントにも塗りやすい
・ニキビの元になりにくい処方(※)
素肌にピタッとシンクロするように密着し、動きが多くヨレやすい目元も美しい仕上がりを一日キープしてくれる、資生堂の「シンクロスキン セルフリフレッシング コンシーラーシンクロスキン セルフリフレッシング コンシーラー」。
使いやすい全4色展開のなかでも「102 Fair」なら、ポツンとしたニキビをしっかりとカバーしてくれます。チップタイプで細かいポイントのカバーも自由自在にきまります。
厚塗り感なく、軽い塗り心地で使いやすいのがポイント。少量でも高いカバー力を発揮して、ニキビや、気になる茶グマもしっかり隠してくれます。
赤みが強い部分には“グリーン”
- 赤みの強い部分にはグリーンのコンシーラーを
- 広範囲をカバーするならリキッドタイプが◎
- 部分的にカバーするならクリーム・スティックタイプが◎
赤みが強い部分には、グリーンのコンシーラーが効果的。赤の補色にあたる緑をのせることで、赤みを打ち消して透明感を引き出します。広範囲のカバーは伸びのよいリキッドタイプ、部分的にカバーしたいときはクリーム・スティックタイプのコンシーラーが便利です。
▼「エチュード」のグリーンで透明感UP
エチュード(ETUDE)
ビッグカバーフィットコンシーラー
肌と一体化して肌悩みをカモフラージュしてくれる!
・素肌のように肌悩みをカモフラージュ
・全8色という豊富なカラーバリエーション
・ベールをかけたようにピッタリと密着
肌と一体化し、素肌のように肌悩みをカモフラージュしてくれる、エチュードの「ビッグカバーフィットコンシーラービッグカバーフィットコンシーラー」。
ベージュ系やオレンジ系など、全8色という豊富なカラーバリエーションが特徴です。なかでも、「ニュートラルミント」は赤ニキビをサッとカバーしてくれる優秀なグリーンカラー。
軽やかなテクスチャーで、肌にベールをかけたようにピッタリと密着してくれるので、変に浮いてこないでキレイに仕上がります。
【選び方.3】《クマ》はカラーコンシーラーで目立ちにくく!
青クマには“オレンジ系”
- 青クマにはオレンジのコンシーラーを
- チップタイプがおすすめ
青クマの原因は血行不良。青の補色に近いオレンジでクマを払ってイキイキとした表情に。フィット感に優れたチップタイプがおすすめ。
▼「クラランス」はカバー力の高さと快適な使い心地を同時に叶える!
クラランス(CLARINS)
エヴァーラスティング コンシーラー(02 ライトミディアム)
ライフプルーフで、よれにくく汗にもマスクにも強い!
・汗にもマスク崩れにも強い!
・軽やかでべたつかないテクスチャー
・保湿成分配合で快適!
オーガニックカラスムギ(※1)とポリマー(※2)配合により、一日中よれにくく汗にもマスクにも強い「ライフプルーフ」を実現した、クラランスの「エヴァーラスティング コンシーラーエヴァーラスティング コンシーラー」。
ベーシックに使いやすい全3色展開です。なかでも、この「02 ライトミディアム02 ライトミディアム」は、青クマの色を自然にカバーしてくれる優れもの。
テクスチャーは軽やかでべたつかず、仕上がりはナチュラル。なんといっても、崩れにくくてロングラスティングなところがポイント。オーガニックキノアエキス(※3)と、マロニエエキス(※4)配合により保湿もしてくれる強い味方です。
茶クマには“イエロー系”
- 茶クマにはイエローまたはベージュ系のコンシーラーを
- パールが入ったものでも◎
- 伸びの良い筆ペンタイプが◎
色素沈着が原因の茶クマは、光で飛ばすことで解決。イエローやベージュ系の色で明るく見せましょう。パールが入ったものも効果的です。乾燥しやすくよれやすい部分なので、のびが良く薄づきに仕上がる、筆ペンタイプが適しています。
▼「THREE」でトリートメントとカバー力を両立
スリー(THREE)
アドバンスド スムージング コンシーラー(01)
筆ペンタイプなので、お直しのファンデーションやハイライト代わりとしても活躍。植物由来の天然成分配合で、肌をいたわりながら気になる部分を自然にカバー。
【選び方.4】《シミ・そばかす》は肌なじみの良い色で消す
小さいシミやそばかすには“肌色と同じ色”を
- シミやそばかすは周辺の肌色と合う色のコンシーラーを
- 小さいシミやそばかすにはペンシルタイプが◎
- 大きなシミにはスティックタイプが◎
シミやそばかすをカバーするときは、周辺の肌色に合わせた色をチョイス。小さいシミやそばかすは密着力の高いペンシルコンシーラー、大きなシミには硬めのテクスチャーでカバー力があるスティックコンシーラーを使用すると◎。
▼「エチュードハウス」ならカバー力もヨレにくさも抜群!
エチュード(ETUDE)
プレイ101ペンシル(#08 マット)
気になる部分をワンタッチでカバーできる、ペンシルタイプのコンシーラー。ジェル状のテクスチャーが乾燥することなく肌に密着し、カバー力を長時間キープします。
茶色い・色が濃いシミには“暗めのベージュ”
- 色の濃いシミには暗めのコンシーラーを
- スティックタイプやクリームタイプが◎
茶色いシミや色が濃いシミには、オークルベージュやブラウンベージュなどの肌色よりも暗めの色で対応しましょう。肌にしっかりと密着し、カバー力の高いスティックやクリームタイプが効果的です。
▼「資生堂」の部分用ファンデーションはカバー力抜群!
資生堂(SHISEIDO)
スポッツカバー ファウンデイション(ベースカラー)(H101)
ファンデーションだけではカバーしにくい肌悩みに効果を発揮。コンシーラーとして使うと、少量でも気になる部分をしっかり隠すことができ、きれいな状態を保てます。
【選び方.5】《ほくろ》には肌色より暗い色をONが効果あり
目立つほくろには“ワントーン暗い色”を
- 目立つほくろにはワントーン暗い色のコンシーラーを
- スティックタイプやクリームタイプが◎
まわりの肌色よりも色素が濃いほくろをカバーするためには、自分の肌よりもワントーン暗い色のコンシーラーを選ぶのがポイント。明るい色を塗ると、カバーした部分が悪目立ちしてしまうので気をつけて。ほくろの部分の色を周囲の肌色と近づけて目立たせないようにするのが正しい方法です。コンシーラーのタイプは、カバー力が高く、肌に密着してよれを防げる、スティックやクリームが適しています。
▼「エクセル」の優秀コンシーラー!@cosmeランキングで上位を獲得
エクセル(excel)
サイレントカバー コンシーラー
肌色や肌悩みに幅広く対応できる3色がセットになった、パレットタイプのコンシーラー。色ムラの濃さや肌色に合わせて、色の調節が自由自在。
立体感のあるほくろには“硬めのコンシーラー”を
立体感のあるほくろは、カバー力の高いコンシーラーを厚めにのせると目立たなくなります。色素の濃さを和らげて、凹凸をなだらかに見せることでカモフラージュ。
▼「ザセム」で悩みを感じさせない美肌をGET
ザ セム(the SAEM)
ザ セム カバーパーフェクション チップコンシーラー(1.5 ナチュラルベージュ)
気になる部分を瞬時にカバーできる、速乾性が高いテクスチャーが魅力。しっとりするのに表面はサラッとした仕上がりを実現。
【応用】隠すためだけじゃない!コンシーラーのテクニック
肌の気になる部分を隠すイメージが強いコンシーラー。実は、コンシーラーひとつでベースメイクが完成するくらい、幅広い使い方が可能なんです! メイクポーチがコンパクトになり、肌をランクアップさせてくれる強い味方に。
明るめコンシーラーを《ハイライト》に
シミやくすみのカバーに長けているコンシーラーは、ハイライトとしての効果も絶大。肌色よりも明るめのコンシーラーを目の下のクマ部分、眉の下から目元にかけた“Cゾーン”にのせて。みずみずしいツヤを足すことで立体感が生まれ、イキイキとした明るい雰囲気に。
暗めコンシーラーを《シェーディング》に
ナチュラルに入れるのが意外と難しいシェーディング。影が濃すぎてしまうと、疲れて見えたり違和感のある仕上がりに。暗めのコンシーラーを使うと、簡単にメリハリのある顔が手に入ります。ツヤのないマットな質感のものは肌になじみやすく、ぼかしやすいリキッドタイプがおすすめ。引き締めたい部分に肌色より暗めの色のコンシーラーを使うと、肌になじんでほどよく影をつけることができます。
リキッドコンシーラーを《ファンデーション》に
カバー力に優れているコンシーラーは、ファンデーションとして使うことも◎。お出かけ先でのメイク直しや、ベースメイクをナチュラルに仕上げたいときにぴったり。ファンデーションよりもぼかしやすく、薄づきで気になる部分をしっかりとカバーできます。伸びのよいリキッドコンシーラーは、目元などのよれやすいパーツも美しい仕上がりを叶えます。
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