困り顔の特徴やイメージってどんなもの?
かわいい顔、美しい顔、今も昔も男性からモテる顔にはいろいろありますよね。しかし最近、男性に圧倒的な人気があるのが、『困り顔』なのです。
皆さんは困り顔と聞くと、どんな顔を思い浮かべますか? どこかか弱く、困っていてどうしていいかわからない不安げな表情を思い浮かべるのではないでしょうか?
そのなんとも言えない困った表情を見ると、男性は「自分が守ってあげたい」と感じ、キュンとしてしまうのだそうです。では、一般的な困り顔の特徴やイメージをお伝えしていきます。
八の字になったタレ眉
人が自信に満ちあふれているときは、眉毛はキリッと上がりますよね。困り顔の特徴の最も大きなものは、その逆で、八の字になったタレ眉でしょう。
人は、困っているときにはうつむきがちで、自信がなさそうに眉毛も垂れてしまうものです。見ている人にとっては、その八の字になった眉毛がかわいく、愛らしいと感じることが多いでしょう。助けてあげたいような、守ってあげたいような、そんな気分にさせられるものです。
はかなげな涙目
困っているとき、人は泣きたくなるような気持ちになることがあるでしょう。泣きたいけど泣かない、と我慢しているようなとき、瞳はうるうるとして涙目になってしまうことがあるかもしれません。
そんなはかなげな涙目の女性を見ると、放っておけなくなってしまう男性もいることでしょう。「捨てられた子犬のような目」なんて形容されるようなイメージです。 そんなとき、目はタレ目気味になるため、より一層悲しげな感じがして、思わず声をかけてしまいたくなりそうですよね。
一生懸命に頑張っている
何かに頑張って取り組んだものの、上手く行かなくなってしまった…そんなとき、人は困ってしまいますよね。困り顔の人は、一生懸命な人の裏返しであるとも言えるのです。
何にでも頑張りすぎてしまうため、自分でも気がつかないうちに無理を重ねてしまい、気づいたらどうしようもない状況になってしまっていた…ということがあるでしょう。
そんな真面目でひたむきな性格を持つからこそ、表情にも困り顔として出てしまうのかもしれません。
甘えた雰囲気
困っている時に困り顔をしていたら、周囲から助けてもらえた…幼い頃にそんな経験がある女性は、少し甘えた雰囲気を持っているかもしれません。
特に子どもが困り顔をしていたら、大人なら助けてあげたいと声をかけてしまう人も多いと思います。そのため、困り顔により人に甘えられるということを小さい頃に覚えた女性は、大人になってもどこか甘えん坊なところがあるのでしょう。
困り顔をする女性がモテる理由とは?
さて、男性に圧倒的な人気を誇る困り顔ですが、何がそんなに男性の心をかき立てるのでしょうか?
男性から高い支持を得る仕草や表情を分析してみると、必ずと言っていいほど『男性の保護本能』を刺激するものであることがわかります。
例えば、表情で言うとアヒル口や上目使いなどです。少し幼く見える表情が男性の「守ってあげたい」気持ちを刺激するのでしょう。
表情ではないですが萌え袖も、衣服が大きいということをアピールするものであり、幼さを演出していると言えます。
では、困り顔はどうでしょうか? もしかしたら困り顔にも、女性のモテる要素というのが隠されているかもしれません。
守ってあげたくなるから
困り顔の女性を見ると、やはり男性は「守ってあげたい」と思うようです。女性は男性が守るものと考えている男性にとっては、うるうるした瞳で困り顔を向けてくる女性は、まるで自分にSOSを発しているように見えるのかもしれません。
そんな男性の保護本能を刺激するために、困ってなくてもなんとなく濡れた瞳で見つめてみると、モテにつながる可能性もありそうですね。
S心がくすぐられる
困り顔を見ると、逆にもっといじめてみたくなるというSっ気のある男性もいます。好きな女性ほどいじめてみたいという心理が働いているのかもしれません。
本気で困っている時にいじめられたら、女性としては嫌な気持ちがしそうではありますが、男性特有の心理と言えそうです。
あるいは、S心とまでは行かなくても、普段見られない女性の困り顔を見て、そのものめずらしさに「もっと見てみたい」と思う男性もいるでしょう。
あざといと思いつつもかわいい
男性だって、愚かではありません。困り顔をわざと作っている女性はすぐにわかります。しかし、それをあざといと思いつつも、やっぱりかわいいなと思ってしまうのもまた男性です。
言ってみれば、テクニックとわかっていてもかわいいと感じさせるということは、女性としては『上目使い』や『アヒル口』と並んで、困り顔も鉄板のかわいい表情と言えるのかもしれません。
とは言え、やり過ぎると一気に引かれてしまう可能性もあるので、あまりオーバーに表情を作るのは避けた方が良さそうです。
困り顔はメイクで作れる!
そんな男性にモテる困り顔ですが、実際に困っていなくても、メイクで作ることができます。実はこれは『困り顔メイク』と呼ばれ、メイク方法は一時期ブームにまでなったそうです。
男性の保護本能をかき立てる、はかなげで女らしい困り顔メイクをマスターして、男心をつかみましょう。困り顔の特徴を思い浮かべつつ、実践してみてください。では、メイクの作り方を紹介します。
決め手の八の字眉毛
困り顔メイクの最も重要な部分が、八の字眉になります。一般的な眉毛の描き方は、眉頭から眉山にかけて少し上がっていき、眉山から眉尻までは緩やかに下っていくアーチ型ではないかと思います。
しかし、困り顔メイクでは眉山に向けて上げず、ストレートに描くのが特徴です。ペンシルでストレートに眉毛を描いたら、次に眉頭が自分の眉毛の少し上になるよう描き足し、そのまま眉の中間まで自然なラインでつなげるのです。
仕上げにはペンシルのラインをアイブロウパウダーでぼかし、ふんわりさせるといいでしょう。眉毛をやや太めに描くと、顔の中で八の字眉が強調され、より困り顔を演出できます。
目を潤んで見せる涙袋
困り顔には、うるうるの瞳が必要です。目を潤んで見せるために、涙袋メイクをします。もともと目の下がぷっくり膨らんでいる人は、その膨らみにハイライトをのせましょう。肌から浮かないイエローゴールドやピンクベージュがおすすめです。
目の下の膨らみがあまりない人は、このハイライトを、チップを横にした幅程度、塗ってしまいます。そしてその下に平筆に淡いマット系のブラウンのアイシャドウで薄く影を入れましょう。 涙袋メイクで、目を大きく見せるだけでなく、うるうるに見える瞳を手に入れることができるでしょう。
つや感のあるグロスで愛らしく
困り顔は、唇が半開きになってしまうことも特徴の一つです。そのため、困り顔メイクではグロスで唇につや感を出し、みずみずしく色っぽく仕上げます。
できれば、内から外へだんだん濃さを変えて、グラデーションリップにすると、よりふんわりとした雰囲気を出すことができるでしょう。
あまり派手な色のリップではなく、ナチュラルな色のものを選び、口は少しだけ開けたままにするような愛らしいイメージがおすすめです。
まとめ
いわゆる女性のかわいい表情というのは、男性にとっては保護本能をかき立てられるものかどうかというところに集約されているように感じます。
困り顔は時として男心をくすぐります。困り顔メイクを始め、『かわいい』をメイクで作ることは可能です。モテる要素を取り入れたメイクで、女性はぜひ魅力的な表情を作り、男性の心をつかんでしまいましょう。