別れるべきか悩んでいるなら
結婚や将来を真剣に考える年齢になると彼氏・彼女との別れを意識することがあります。付き合いが長くなれば関係性に疑問を持つのはよくあることですが、漠然と別れるべきかどうか悩んでしまうとしたら何が原因か探ってみましょう。
じっくりと考えて判断を
結婚適齢期のカップルでも結婚の話が出なかったり同棲期間が思いのほか長引いたりすると、「別れるべきなのかな」と考えることがあるものです。
友人などに恋人やケンカの愚痴を話してしまい「別れるべきだよ」なんて返されることもあります。素敵な異性と知り合った時も「もしシングルなら」などと頭をよぎることがあるものです。
しかし、相手への愛情がまだ残っている時はじっくり考えてから別れるべきかどうか判断しましょう。カップルのことは当事者にしかわかりませんし、責任を負うのも本人同士です。他人の無責任な忠告や一瞬の感情が引き金で別れると、後悔につながりかねません。
別れるべきな彼氏・彼女の特徴
一方でどんなに相手のことが好きであっても、残念ながら別れるべきといえるカップルもいます。
恋愛中だとカップルがお互いの悪いところを具体視できず、こうした周囲の忠告が耳に入らないものです。
冷静に考えて別れるべきな彼氏・彼女の特徴を紹介します。また、もし恋人に別れたそうな素振りが見えたら、自分に当てはまるところがないか振り返ってみましょう。
あらゆる価値観が合わない
価値観が似ているカップルが、ちょっとした意見の相違から険悪になることはよくあることです。反対に価値観が違う、と思っていたけど案外うまくいくカップルも存在します。
しかし、あらゆる価値観が合わず、いつも相手の価値観を押し付けられている相手とは別れるべきです。そう感じる相手とは無意識のうちに主従関係ができているかもしれません。一方の意見を尊重するのが当たり前のアンフェアな関係になっている可能性があります。
結婚に至ったとしてもそのままの関係性が続くと我慢やあきらめばかりの結婚生活となりかねません。一方で好みや生活スタイルが異なるカップルであっても、お互いの価値観を尊重し合えるカップルならば、結婚後より良い関係になれる可能性があるでしょう。
浮気癖がある
浮気癖のある相手とも別れるべきです。「結婚すれば変わるかも」と考える人もいるようですが、浮気癖のある人ははっきり言って変わりません。どんなに年をとっても容姿が劣っても浮気を続けるでしょう。
また、浮気癖が治らないのはパートナーを軽く見ているからです。ただでさえ結婚をすると夫や妻が自分の一部になったように感じるものです。自分にとって都合のよいことをパートナーに押しつける場面も出てきます。浮気癖があるパートナーは「浮気を認めて当たり前」といった態度になる可能性が高いです。
将来を共にするパートナーに軽く扱われたり、浮気を常に心配したりする生活は幸せとはいえません。幸せは安心と共にやってきます。パートナーを不安にさせる浮気癖のある人とはきっぱり別れましょう。
暴力をふるう・暴言を言う
絶対に別れるべきなのは暴力をふるったり暴言を吐くパートナーです。「結婚すれば変わってくれるかも」と思う人もいます。しかし、パートナーに暴力や暴言を振りかざす人が変わることはありません。
一般的に暴力・暴言がある人は普段は優しく、生い立ちなどに同情する部分がある人が多いでしょう。そのため「彼・彼女のことは自分しかわかってあげられない」などと錯覚してしまいがちです。
また、暴力や暴言によって判断能力を奪われたり周囲から孤立させられたりするのもよく聞く話といえます。正常な判断ができないから別れられないだけともいえるでしょう。
こうした関係で結婚したり長い付き合いになったりすると、家族や友人、さらには生まれてくる子どもまで暴力や暴言に巻き込むことになりかねません。
同棲中の彼と別れたいと思う理由とは
親世代でも婚約や結婚前に同棲するべきと考える人が多い時代です。同棲をすると、普段は見えない相手の癖や性格を知ることができ、別れるべきか共に歩むべきか判断がつきます。
同棲中に彼氏と別れるべきか悩む理由とはどのようなものが多いのでしょうか。
家事の負担が大きい
彼女も働いているのに家事の負担が大きいと別れるべきか悩んでしまいますよね。程度によりますが、家事を全て彼女に押し付けたり、感謝がなかったりする彼氏には注意が必要です。将来子どもができたり共働きを続けたりする中で大きなケンカや後悔につながるでしょう。
ただし、同棲中であれば話し合いで解決できる部分ともいえます。正直に思っていること、彼氏にも負担してもらいたいことを伝えてみましょう。話し合い後も家事の負担割合が変わらない、彼氏のだらしないところが目につく場合には別れるべきかもしれません。
金銭感覚が合わない
金銭感覚は同棲中に注視するべき点の一つです。浪費家な部分が見えたり、あまりにケチだったりするようでは、先の苦労が目に見えています。早い段階で話し合ったり将来のプランを聞いたりした方が良いでしょう。
それでも金銭感覚が合わない彼氏とは同棲期間が長くなったり結婚に至ったりすると、それが別れの引き金や別れる際にトラブルに発展しかねません。自分自身の金銭感覚が狂うきっかけにもなりえるので別れるべきともいえるでしょう。
別れるべきカップルか診断してから判断を
記事内で紹介してきた別れるべき恋人の特徴に当てはまらなくても、ストレスがある時やイライラしている時は、衝動的に恋人と別れたくなるものです。
一時の気の迷いであっても、一度別れを口にすると引っ込みがつかなくなるでしょう。冷静でない時ほど本当に別れるべきカップルなのかよく考えて判断しましょう。
恋愛感情がない
カップルの片方、まれに双方に恋愛感情がないのにだらだらと付き合っているカップルもいます。恋愛には波があり、愛が高まる時もあればそうでない時もあるものです。
しかし、全く相手を思いやる行動がない、恋愛感情を盛り上げる努力を放棄しているカップルの場合は別れるべきかもしれません。
恋愛は惰性でするものではなく、ときめきや向上心を与えてくれるものです。こうした気持ちを実感できない場合は時間を浪費しているだけともいえるでしょう。
将来を考えられない
どんなに好きな相手とでも、将来を考えられないカップルは別れるべきと考えた方がいいかもしれません。価値観が違い過ぎたり相手に結婚できない事情があったりする場合、後々苦しむことになる可能性が高いからです。
「いつかは変わるかも」と期待していても時間は刻々と過ぎていきます。数年後に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、どこかで見切りをつけることは考えておきましょう。
スキンシップが嫌になった
ケンカの多いカップルでもスキンシップが盛んなカップルは結局仲がよいものです。一方で、結婚をしていてもセックスレスになると離婚に至る原因ともなりえます。
それほどスキンシップはカップルにとって重要なことなのです。もともと淡白な人やスキンシップが苦手な人もいますが、付き合っている恋人とのスキンシップに嫌悪感を抱くようになったら別れるべき時といえるかもしれません。
生理的に受け付けなくなった、相手に魅力を感じないなどの感情が隠れている可能性があるでしょう。
どんな場所も楽しめない
倦怠期が訪れたカップルやケンカの多いカップルでも、いつもと違ったシチュエーションでデートをすると新鮮味が復活することがあります。
しかし、2人でどこにいても何をしても楽しめないカップルは別れるべきといえるかもしれません。恋愛の醍醐味は時間を共有し、楽しみを分かち合うところにあります。
好きな人、安心する相手とは、家のなかでも散歩でも楽しめるものです。2人が楽しめるはずの場所でも、我慢ばかり、イライラしてばかりになったら末期なのかもしれませんね。
まとめ
別れるべきカップルや彼氏・彼女の特徴についてまとめました。恋人に漠然とした不安がある場合には別れるべきかどうかの判断材料してください。
しかし、本当に大事なのは自分の気持ちです。話し合いで解決できることもあるので別れたくない気持ちがあるのなら、悩みをシェアするつもりで彼氏・彼女に打ち明けるのも大切なことといえるでしょう。