何をしても満たされない時の心理
仕事で毎日忙しくしているけど、ふと気づけば日常に何も楽しいことがない…家に帰っても一人ぼっちで寂しい…そんな満たされない気持ちになることがあるかもしれません。
満たされないと感じる時、人の心にはさまざまな感情が湧いてきます。寂しさ、不安、孤独、虚しさなど…毎日満たされない思いを抱えて過ごすのは辛いものです。
何をしても満たされない時の心理とは、いったいどのようなものでしょうか?
毎日が退屈に感じる
人は、変化のない毎日を過ごしていると、だんだんとつまらなく感じてきます。会社に行って、働いて、帰って、眠る…社会人としては当たり前の生活ですが、そんな日々の繰り返しが退屈になり、満たされない思いを抱え始めるのです。
自分の人生は平凡過ぎると感じ、何も楽しいことがないような気がしてきます。「何か足りない」と思って生きていると、常に満たされないと感じるものでしょう。
孤独から寂しい気持ちになる
1人暮らしをしていると、基本的に生活の全てを1人で行います。会社に行けば人には会いますが、ご飯を食べるときやテレビを見るときなど、生活の上での孤独感は拭えないかもしれません。
そんな生活を寂しく思っていると、心は満たされなくなります。寂しさを埋めようと行動しても、ますます寂しさは増すばかりというときもあるでしょう。
理由もなく不安になる
人は時に、普通に過ごしているだけなのに、突然不安に襲われることがあります。不安になると、何をしても楽しくなくなってしまい、満たされない気持ちになってしまうことがあります。
理由もなく心が不安になるのは、もしかしたら季節のせいかもしれません。人は思っているよりも、気候や天気の影響を受けているものです。また、女性はホルモンの影響もあるでしょう。
何をしても満たされない原因とは
満たされない気持ちでいる時、心はモヤモヤして、自分では何が原因かよくわからないものでしょう。人の心は繊細で複雑なため、実際に何が影響しているか特定できないことも多いのです。
こちらでは、何をしても満たされない原因の代表的なものを二つ挙げるので、自分は当てはまっていないか確認してみましょう。
他人や物に依存している
満たされない気持ちを抱えている時、人は何かで埋めようとすることが多いものです。
例えば、寂しいという気持ちに対して、彼氏を作るというようなことです。 あるいは、たくさん買い物をすることで心を満たそうとしたり、スナック菓子を食べ続けたりするかもしれません。
しかし、埋めようとする行為は、その人や物への依存につながります。次第にそれがないと生きていけないという状態になり、さらに満たされない気持ちを抱えるのです。
理想と現実が異なる
実は、満たされない気持ちは、その人の向上心の現れである場合もあります。自分の中に「こうなりたい」という理想像があり、そこに向かってがんばっているものの、実現できていないのです。
そのため、理想と現実とのギャップにジレンマを感じ、満たされていないと思ってしまうことがあります。
あまりにも理想が高すぎると、永遠に現実が追いつかない可能性があり、そのときはずっと満たされない気持ちを抱えることになるでしょう
何をしても満たされない時の対処法
毎日を楽しく、満たされた気持ちで過ごしたい…誰もがそう思うものではないでしょうか。満たされない心の原因はさまざまです。もしそれを特定できなくても問題はないのです。ただ、解消する必要はあるでしょう。
日々少しでも満たされた気持ちで過ごすためにできる対処法をお伝えします。何をしても満たされない時はぜひ実践してみてください。
新しいことを始める
毎日が同じような日々だと、退屈で気持ちも鬱々としてきます。心が満たされない時は、今まで一度もやったことのない、新しいことを始める機会と捉えてみましょう。
新しい趣味でもいいですし、新しい人々に出会うのもいいかもしれません。何かに夢中になっているときは、満たされない気持ちを忘れられるでしょう。
人と比べることをやめる
そもそも満たされない気持ちを感じる時は、自分と他人を比べてしまっていることも多いでしょう。
人が持っていて自分は持っていないものを無意識に探したり、人と争って負けることで劣等感を持ったりすることは、あまり意味のないことではないでしょうか。
他人と比べず、「自分は自分」という気持ちでマイペースに過ごすことができれば、満たされない気持ちに悩まされることもなくなるでしょう。
まとめ
誰にでも心が満たされない時というのはあるものです。特に女性はホルモンの影響で気分が上下することもよくあることですし、特に原因がなくても落ち込むこともあるでしょう。
あまり悲観的になりすぎず、日常の中で上手く気分転換をするとか、笑う機会を増やすとか、工夫してやり過ごしていけるといいですね。