既婚者への片思いのきっかけって?
好きになった人が既婚者だった…そんな経験はありますか?
相手がすでに結婚しているので、既婚者への片思いはとても苦しいものになります。成就してもしなくてもつらい思いをする可能性が高く、その先はいばらの道です。
それでも、どうしてもその既婚者の彼に惹かれてしまう…その片思いのきっかけとは、どういうものが多いのでしょうか?
社内の男性と長く過ごすうちに
既婚者を好きになった経験のある女性たちに、その相手は誰だったか聞いてみると、職場の男性という回答が上位に上がるようです。
職場の先輩、同僚、上司など、社内の男性と長く過ごすうちに恋をしてしまうことが多いようです。仕事を優しく教えてもらい、指導されることで、その男性に包容力を感じて惹かれてしまうのかもしれません。
既婚者へ恋をするリスクとは
既婚男性は、結婚していることによる心の余裕があり、魅力的に映ることが多いでしょう。他の独身男性に比べて、包容力のある成熟した男性という印象を持ってしまうかもしれません。
しかし、既婚者と実際に付き合ったら、どんなことが起きるのか、リスクをよく知っておくことをおすすめします。既婚者との恋愛は、思っている以上につらいでしょう。
成就が難しくつらい思いをする
まず、相手が既婚者であることで、恋愛を成就させることが難しいでしょう。家庭を大事にする男性であれば、まず相手にされないことが考えられます。
また、もし結ばれたとしても一夜限りで終わることも十分ありえますし、逆にそのまま不倫の関係になったとしたら、より苦しくなってしまうでしょう。
自由にデートもできず、周囲の人にも隠さなくてはいけない恋愛になってしまうからです。
相手の家庭を壊してしまう
不倫が知られてしまったら、相手の家庭を壊してしまう可能性を考えましょう。
当然ですが、相手の男性には奥さんがいます。子どももいるかもしれません。また、双方の両親や兄弟もいるでしょう。
好きという気持ちだけで不倫関係になって、それが知られると周囲の全ての人間関係を崩壊させるでしょう。
その恋愛は何人も巻き込んで犠牲にする価値のあるものかどうか、よく考えてみましょう。
不倫をしたら慰謝料を請求されるかも
不倫は社会的にも経済的にも、大きなダメージがあるものだということを覚えておきましょう。
不倫が発覚すると、2人とも同じ会社であった場合、職場を辞めさせられるかもしれません。
また不倫相手の女性には、男性の妻から多額の慰謝料を請求される可能性があります。
不倫による慰謝料の相場は、一般的に200〜300万円です。そして慰謝料を払った後、その男性と結ばれる保証はないのです。
既婚者への片思いをあきらめたいのなら
百害あって一利なしの不倫関係に突入する前に、既婚者への片思いの段階であきらめましょう。あなたがしたいのは、幸せな恋愛であって、苦しい不倫ではないはずです。
それでも好きな気持ちを消すことが難しいかもしれませんね。一人で悩んでいるだけでは、なかなか吹っ切れないものです。
片思いをあきらめる方法をいくつか紹介するので、ぜひ実践してみてください。
距離を置く
既婚者への思いに限らず、片思いをあきらめたいときに有効なのが、距離を置くことです。
好きな相手なので、あきらめようと思っていても、会ったり話したりしてしまうと心が揺らぎます。
大事なことは、「あきらめる」とまず決意をして、実行に移すことです。もし個人的に連絡が取れる状態であれば、自分からは連絡をせず、相手から連絡が来ても返事をしないようにしましょう。
夢中になれることを見つける
自分が夢中になれることがあると、時間が経つのも忘れてしまうでしょう。暇があると好きな人のことを考え続けてしまう人は、何か夢中になれることを見つけるのがおすすめです。
創作活動であれば作品が残り、新しい自分の才能に出会えるかもしれません。旅行であれば、美しい景色に気分もリフレッシュされます。
彼のことをぼんやり考えてしまう時間を積極的に減らしていきましょう。
新しい出会いを探そう
『古い恋は、新しい恋で忘れる』なんて言葉があります。今度は、独身の素敵な人を探しましょう。周囲の人に紹介してもらうのもいいですし、趣味の活動などから新しい出会いがあるかもしれません。
独身の彼と周囲に祝福される幸せな交際を始めれば、「なんで既婚者なんて好きになったのだろう?」と思う日が来るでしょう。
まとめ
ふとしたきっかけで既婚者に恋をしてしまうこともあるかもしれません。しかし、その恋は成就しないと考えておいたほうがいいものなのです。
苦しいだけではなく、不倫による社会的、経済的ダメージは計り知れません。大切なあなた自身をそのいばらの道に進ませる価値のある恋愛かどうか、立ち止まって考えてみましょう。
本当に望むものはその場のスリルではなく、周囲に祝福される幸せな恋愛なのではないでしょうか。