気温12度ってどんな時期?
- 最低気温12度:【春】4月【秋】10月下旬から11月
- 最高気温12度:【春】3月から4月上旬【冬】12月から2月
最低気温12度が多い時期は、春の4月頃と秋の10月下旬から11月にかけて。どちらの季節も日中は暖かいのに夜になると冷え込むことが多いので、最高気温に惑わされず上から羽織るものを常備しておくと安心です。
また最高気温12度が多い時期は、春の3月から4月上旬と冬の12月から2月にかけて。春の訪れを感じ始める時期ですが、まだ肌寒さが残る時期でもあるのでライトアウターは必須。一方、冬は最低気温が一桁になる日がほとんどなので、ウールコートやダウンジャケットなどでしっかりとした防寒対策を。
【最低気温12度の服装】お手本コーデ〈春・秋〉
まずは、春(4月)と秋(10月11月)それぞれの最低気温12度のお手本コーデをスタイリングのポイントとともにお届けします!
《春・4月》さらっとした羽織りものが使える
最低気温が12度の4月は夜がうすら寒くまだ羽織りものは手放せない時期。でもそろそろ春らしいアイテムを着たくなる時期でもあるので、色や柄で上手に春らしさを取り入れて軽快なコーデを楽しみましょう♪
コーデのポイント
- さらっと羽織れるアウターを用意
- 春らしい色や柄で気分を明るく
【1】さらっと羽織れるアウターを用意
ブルゾンやジャケットなどの薄手のアウターを準備しておくと、寒暖差の激しい日でも安心。しわになりにくい素材を選べば、持ち運びもしやすくて◎。日中、気温がかなり上昇する日にはシャツやシャツワンピースを羽織りとして活用するのもおすすめです。
【2】春らしい色や柄で気分を明るく
うすら寒いこの時期は、暦の上では春だからといって全身を春服で固めるのはNG。ピンクやパステルカラーなど暖かくなると着たくなる春カラーを主役に取り入れつつ、夜間の冷えに備えてください。
▼春カラーで気分を明るく
ミントカラー×デニムなら、デニムは薄い色をチョイスしてふんわりとした淡い配色にまとめるのが正解。シーズンを問わないワンツーコーデは、春カラーの羽織りもので季節感を出すとGOOD。
▼ほんのりとした色気が漂うリラクシーコーデ
ナチュラルなオールインワンにシャツワンピースをさらっと羽織るとリラクシーコーデが完成。大きく開いた胸元がほんのりヘルシーに色っぽいコーデに仕上げてくれる。
▼日中の気温が高い日は涼しげなスタイリングも◎
日中の気温が高い日なら、タンクトップにシアーブラウスを合わせた涼しげなスタイリングで春の装いを思いっきり満喫♪ 春らしさ満点のピンクの光沢感のあるスラックスをアクセントに。
▼シャツワンピースはさりげなく体型カバーもできる
さっと羽織るだけでおしゃれに体型カバーできるシャツワンピース。ストライプ柄をチョイスしてカーブパンツと合わせれば春の爽やかマリンコーデが完成!
▼カジュアル感を抑えたきれいめなブルゾンコーデ
軽くてしわになりにくいブルゾンはこの時期大活躍間違いなしのイチ押しアイテム。カジュアルなブルゾンも優しげなベージュならきれいめな印象に。タイトなシルエットのロングスカートと合わせてIラインを強調してスタイルアップ。
▼ワンピースコーデには羽織りものの用意を
春はワンピースを着たくなりますが、12度のときは一枚だけだと寒いかも……。そんなときはさらっと羽織れる薄手のアウターの出番! 白×オフホワイトの立体感のあるホワイトコーデに、バッグやパンプスで彩りを添えて。
▼リネンジャケットなら日中の気温上昇にも対応しやすい
通気性のいいリネンジャケットなら、日中の気温上昇にも対応しやすい。全体的に落ち着いた配色ですが、フリルスカートの小さなドット柄がさりげなく春らしさを盛り上げてくれます。
《秋・10月11月》上着は着脱しやすいものが◎
10月下旬から11月にかけての秋から冬になる季節の最低気温12度の日は夜や朝方は寒くなりますが、日中は暖かく、厚く着こみすぎると歩いていて汗をかいてしまうことも。そんなときは着脱しやすいアウターを合わせるのが正解!
コーデのポイント
- 夜や朝方との寒暖差を踏まえたアウター選び
- 秋らしいカラーを素材をチョイス
【1】夜や朝方との寒暖差を踏まえたアウター選び
秋の最低気温12度の日は夜や朝方は冷えても日中はかなり暖かくなる場合もあるので、着脱しにくいレイヤードスタイルはNG。外出時でも寒暖差に対応できるように、薄手のトップスにライトアウターを合わせた着脱しやすいスタイリングがおすすめです。
【2】秋らしいカラーや素材をチョイス
春と秋はどちらとも季節の変わり目の時期なので、同じアイテムを使うこともしばしば……。秋らしいカラーや素材を取り入れて春コーデとの違いを出すことが重要です。チェック柄やファー素材などを活用して、おしゃれに秋の装いへとシフトしましょう!
▼秋のライトアウターといえばこれ!
秋になると着たくなるライダースジャケット。リブニット×ワイドパンツのシンプルなコーデにプラスして、スタイリッシュに決めるのが大人女子流。小物を黒に統一してバランスよく。
▼ニットガウンでチェック柄を取り入れて秋コーデに
肩の落ちたシルエットがこなれ感を演出してくれるグレンチェック柄のニットガウン。秋冬らしい柄を選べば、瞬時に秋の装いへとシフトします。シンプルなホワイトコーデにゆるっと羽織って楽しておしゃれ見えを狙って。
▼取り外し可能なボアは寒暖差に対応しやすい
取り外し可能なボア付きのマウンテンパーカーは、季節の変わり目の時期にぴったりのアウター。レオパード柄やライラックなど秋らしさをところどころにちりばめて。
▼ちょっぴり色っぽい秋のモノトーンコーデ
白のデニムジャケットが新鮮な秋のモノトーンコーデ。黒のタイトスカートのおかげでカジュアルながらも色気のある大人コーデに。Tシャツのロゴがモードっぽさを掻き立てる。
▼ライダースは甘めコーデとも相性抜群!
一見ハードな印象のライダースですが、フェミニンやレディっぽいコーデとの相性も抜群! きれいめなワンピースと辛口なライダースを合わせて大人っぽく着こなして。
▼からし色のファーバッグをアクセントに
ダークカラーが多くなりがちな秋ファッションは、派手すぎないアクセントカラーのからし色を加えてコーデに明るさをプラス。ファー素材が秋らしさをより一層際立ててくれます。
【最高気温12度の服装】お手本コーデ〈春・冬〉
次に、春(3月4月)と冬(12月~1月)それぞれの最高気温12度のお手本コーデをスタイリングのポイントとともにお届けします!
《春・3月4月》春アイテムを上手に取り入れて
春の最高気温12度の日は、まだまだライトアウターが必要。それでも春が春らしさを取り入れたく毎日のコーディネートに悩む時期……。そんなときは春アイテムをひとつだけ取り入れて軽やかな印象に仕上げれば、季節に合ったスタイリングを楽しめます♪
コーデのポイント
- ライトアウターを軸としたコーデを組む
- 春アイテムをひとつだけ取り入れて
【1】ライトアウターを軸としたコーデを組む
日によってはぐっと気温が下がる可能性もあるので、ライトアウターを羽織る前提でコーデを組むと、寒暖差の激しい日でも快適に過ごせます。ライトアウターを一番上に着られる時期は比較的短いので、ぜひお気に入りの一枚を主役にしてコーデを組んでみましょう♪
【2】春アイテムをひとつだけ取り入れて
全身を春服で固めてしまうと、ちょっぴり肌寒いのがこの時期。けれども暖かさだけを優先させてスタイリングを考えると、どうしても重苦しい雰囲気に。春アイテムをひとつだけ取り入れて軽快な印象に仕上げるのがポイントです。
▼アクティブなスポーツMIXコーデ
さっと羽織りやすいマウンテンパーカー。取り外し可能なボア付きだと温度調整がしやすくてとっても便利。ハイテクスニーカーを合わせたアクティブなスポーツMIXコーデで、春のお出かけをレッツエンジョイ♪
▼親しみのあるスタイリングに転換
きちんと感のある黒のパンツスタイルにデニムジャケットを羽織って、親しみのあるスタイリングに転換。カジュアルになりすぎないように、首元にはリュクスなパールネックレスを添えるのが大人女子流。
▼女っぽくも媚びないベージュコーデ
ヌーディーなベージュだけで全体をまとめて、女っぽくも媚びないスタイリングに。ベージュの濃淡がコーデに立体感をつくってくれます。パイソン柄のミュールで辛口なニュアンスをひとさじ。
▼春といえばワンピース!
春になると着たくなるのが一枚で絵になるワンピース! 他のアイテムを白でまとめると、コットンレースワンピースの愛らしさがより一層際立ちます。もし日中厚くなったときはニットカーディガンを肩掛けするのもおすすめ。
▼スカートの甘さをほどよく抑えて
マスキュリンなジャケットは、スカートスタイルの甘さをほどよく抑えてくれるライトアウター。水彩画のような花柄のスカートが春の装いに品の良さを添えてくれます。そこにベーシックなパンプスを合わせれば、エレガントな春コーデが完成。
▼魅惑のハイウエストスカートで明度も糖度も高まる
色が濃いデニムジャケットはこの時期に着ると、どうしても暗い印象に。そこで明るいベージュのロングスカートと合わせて、明度をぐっと高めるのが◎。女らしさ満点のハイウエストなので、糖度も高まるのがうれしいポイント♪
《冬・12月~2月》ダウンを着るならショート丈or薄手のもの
冬の最高気温12度の日は、最低気温が一桁になることがほとんど。寒さが厳しいあまり、つい厚手のアイテムや暗めの配色を多く取り入れてコーデが重い印象になってしまうで要注意! 暖かさとおしゃれを兼ね備えたコーデがおしゃれコーデへの近道です。
コーデのポイント
- 暖かさを兼ね備えたハイセンスなコートを
- 暗めカラーでも重くなりすぎなように
【1】暖かさを兼ね備えたハイセンスなコートを
冬コーデの主役ともいえるコートは、防寒力を兼ね備えたハイセンスなデザインを選ぶと、周りと差のつく着こなしに! ダウンを着るなら防寒ばっちりのロング丈よりも、軽い印象を演出できるショート丈や薄手のものが◎。
【2】暗めカラーでも重くなりすぎないように
どうしても暗めな配色になってしまう冬コーデ。一点を軽やかな素材のものやトーンの明るい色に変えると、コーデにリズムが生まれヤボったさもゼロに。一番上にくるアウターは、丈感の違いで全体のバランスを左右することもあるので慎重に選ぶのが吉。
▼ダウンジャケットなら重くなりすぎない
最高気温12度の日にダウンコートを着るなら、丈の短いダウンジャケットを選ぶと重くなりすぎません。白×ダウンは膨張して見えがちなので、ボトムスはできるだけスリムなシルエットのものを選ぶのがポイントです。
▼おしゃれ指数が高まるハイセンスなコート
品格漂うポンチョコートがハイセンス! 定番の以外のコートを着るだけで、おしゃれ指数がぐっと高まります。グレーのニットで明度を高めて、地味になりがちな冬のモノトーンコーデに抜け感を出して。
▼ロングコートは色にこだわって
コーデの中の面積の多くを占めるロングコートだからこそ、こだわって色を決めたい。白は他の色と合わせやすいうえに暗めコーデの印象を一気に明るくしてくれます。首元がすっきりとしたデザインのノーカラーコートは羽織るだけで洗練された装いに。
▼ダウンジャケットとともに全体を黒で引き締める
厚手のダウンジャケットは、小物やブーツも黒でまとめて着ぶくれを上手に回避!厚底ブーツならおしゃれにスタイルアップも叶います♪ 細かいプリーツ加工のニットワンピースを着て女らしさも忘れずに。
▼メンズライクなアウターはボトムスで調整
メンズライクなCPOジャケットをオフホワイトのタイトスカートで大人女子コーデにブラッシュアップ! カジュアルなアイテム同士のCPOジャケットとパーカーは相性抜群。タイトスカートの色と合わせたスニーカーを履いて、縦長効果も狙って。
▼見た目も体感もしっかり暖かく!
ファー付きのワークジャケットは、見た目も体感も暖かくしてくれる冬ならではのアウター。ミントグリーンのプリーツスカートと合わせると、明度の高い華やかなコーデが完成。全体がぼやけないように、バッグとブーツは引き締めカラーをチョイスするのが◎。
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