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恋愛心理学

嫌われたくないと悩んでいるなら。嫌われたくない心理から対処法まで

2019/05/14

「人に嫌われたくない」と強く意識したことはありますか? この記事では『嫌われたくない症候群』や人に嫌われたくない心理の原因などについて解説しています。気にしすぎる人の特徴や対処法も紹介しているので、参考にしてみてください。

嫌われたくないと感じることが苦しい

友達や周囲の人に「嫌われたくない」と強く感じた経験はありますか? また、「人に嫌われたくない」と友達などから相談を受けた経験を持つ人もいるでしょう。

嫌われたくない気持ちは苦しく、孤独を感じるものです。「捨てられたくない」という別の恐怖も生みだします。

こうした気持ちは一部の人だけが抱くものなのでしょうか?

誰もが感じる感情

人間はよほど変わった人でない限り、誰しもが人に嫌われるよりは好かれたいと考えているものです。そのため、嫌われたくない感情を誰もが心の奥に秘めています。

だからこそ、人は常識や法律を守ろうとしたり、人に迷惑をかけないような行動を心がけたりします。他人への思いやりや遠慮もこうした嫌われたくない気持ちから生まれるともいえるでしょう。

自分の心が他人に見えないように、他人の考えや感情もつかみづらいものです。中には、嫌われているんじゃないか、嫌われたらどうしようと人知れずひどく悩んでいる人もいます。

度が過ぎると嫌われたくない症候群に

嫌われたくない思いが度を過ぎると『嫌われたくない症候群』に陥る場合もあります。

嫌われたくない症候群とは、嫌われることを異常に恐れ、あらゆる場面で影響を受ける状態です。より事態が深刻化するとうつ病などの精神的な病につながる恐れもあります。

嫌われたくない症候群の特徴は次の通りです。当てはまる人は強いストレス下にあると考えて良いでしょう。

・嫌いな人や知らない人にも好かれたい
・LINEやメールに返信がない、SNSで「いいね」がつかないと不安になり何度も確認する
・自分に自信がなく、考えと反対の言動を取る
・人と会った後、自分の言動に自信が持てず激しく後悔する

重症化する前に、嫌われたくないと過剰に気にしていないか気付けると良いですね。

人に嫌われたくないという思いが強い人にはどういった傾向があるのでしょうか。

相手に嫌われたくないと思う人の特徴は

他人と接するときに相手に嫌われたくない思いを自覚している人には、いくつか特徴があります。順に見てきましょう。

自己評価が低い

自己評価が低い人は人からの評価を気にします。自分に自信がないために他人の価値観の方が自分の望みや考え方より正しいと思う傾向があるでしょう。

結果として自分らしさがわからなくなったり、さらに自己評価が低下したりしがちです。他人の評価を気にしたり嫌われるのではないかと不安になることがあります。

友達や仕事上の人間関係の目が気になる

人に嫌われたくないと強く思っている人は、友達や仕事上の人間関係でも人目を気にします。

自分から行動を起こしたり発言したりするのが苦手なため、投げやりに見えたり、なにも考えていないように誤解されたりすることもあるでしょう。

また、人の目を気にしすぎておかしな言動をとったりすることもあります。一見、自意識過剰に見える人ほど本音では人に嫌われたくないと心配しがちです。

自分の意見が言えない

自分の思いと違う主張や自分のやりたくないことを要求されても、自分の意見が言えない人は人に嫌われることを極度に気にしているのかもしれません。八方美人と言われたことがある人もいるでしょう。

周りの人の意見や要求にこたえていれば軋轢は避けられますが、自分自身が疲れてしまったり、自分の意見が自分でもわからなくなったりするでしょう。

過去にトラウマがある

過去に人間関係や親子関係においてトラウマがある人は、嫌われるのを極端に怖がる傾向があります。虐待やいじめの被害者は、原因が自分にあると思ってしまいがちだからです。

こうしたトラウマを抱えている人は、心や体の痛みや捨てられたくないという恐怖と、人に嫌われた経験がセットで心に沁みついていることが多いでしょう。

周囲の人が、簡単に「気にするな」と言うのは逆効果な場合もあります。

男女別の嫌われたくないと思う心理

他人に嫌われたくない感情は万人が抱えていますが、深層心理は男女の性差で少し異なるようです。

男性は完璧を求めがち

男性が人に嫌われたくないと思う理由の一つとして完璧主義があげられます。一般的に男性は向上心や成功欲が強いものです。

そんななか人間関係でトラブルを抱えたり、人から期待されなくなったりすると、プライドが傷ついたり完璧ではない自分を意識させられたりします。

そのため、人間関係への警戒心が強くなり、人に嫌われたくないと慎重になる傾向があるでしょう。

女性は孤独や自己防衛から

女性は孤独を怖がるものです。そのため、男性より群れて生活することを好み、軋轢を嫌います。加えて女性は自分と異なるタイプの人を排除したい心理も併せ持っています。

群れからはみ出して孤独にならないように、自己防衛の一つとして人に嫌われたくないと思ってしまうのです。

嫌われたくない気持ちを軽くするには

他人に嫌われたくない深層心理には男女差があるものの、どちらも自分のためといえるでしょう。

しかし、嫌われたくない思いが強すぎると、振り回されたり自分の気持ちがわからなくなったりしがちです。

嫌われたくない気持ちを軽くするために効果的な対処法と考え方を紹介します。

1人の時間を楽しむ

1人の時間を楽しめるようになると、他人の目や孤独を恐れる気持ちは軽くなるものです。

読書や映画、散歩など、1人で楽しめることは世の中にたくさん存在します。習い事や料理、家事などの自分にとって有益で役に立つことを楽しみにするのも良いでしょう。

1人の時間を楽しんだり、好きなことに打ち込める人は多くの人にとって魅力的に映ります。誰かに嫌われたのではないかと気になっている時こそ、別のことに頭と体を使って充実した時間を過ごせると良いですね。

全員に好かれようとしない

「人に好かれたい」「嫌われたくない」とどれだけ慎重に過ごしていても、世界中の全ての人から好かれることは不可能です。完璧で誰からも愛されているように見える人でも、誰かに苦手だと思われていたり、人に「嫌い」と言われた経験があったりするかもしれません。

出会う人全員に好かれようとしない、あなたを嫌いな人からの評価を気にしすぎないことは、あなたがあなたらしくあるためにとても大切なことです。

たとえ、誰かに嫌われたとしてもあなたを愛して大切に思ってくれる人が存在します。今思い当たらなくても今後出会えるはずです。

何より、あなたが自分を誰よりも好きで、そして味方でいることが人に嫌われることを恐れなくなるための一番効果な方法といえます。

まとめ

いると嫌われたくない症候群に陥ることがあります。

自己評価が低くトラウマに苦しんでいる人は自分の意見が言えなくなったり、完璧を求めすぎたりする傾向にあります。

結果として、他人の言動に振り回されたり、他の人が良く見えたりするでしょう。しかし、どんな人でも出会う人全てに愛されることは不可能です。

また、どんなに自分に自信なくても、大切に思ってくれる誰かがいるはずです。

まずはありのままの自分自身を受け入れ、1人の時間を楽しむことで人に嫌われたくない気持ちを軽くすることから始めてみてはいかがでしょうか。

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