膝枕をして欲しい男性心理4つ
「そもそも、どうして彼は膝枕をして欲しがるんだろう?」そんな疑問を抱いている女性は多いのではないでしょうか。
まずは、膝枕を望む男性心理について理解を深めていきましょう。
【1】気持ちがよいから
多くの男性は、膝枕に「気持ちよさ」を求めています。人肌の温かさに触れると気持ちが落ち着くという人は男女問わず多いでしょう。
とくに男性にとって、女性の膝枕というのは、温かさのみならず自分にはない独特のやわらかさを堪能できる特別なものなのです。
肉体的にも精神的にも効果的な安定剤のような役割を担うものといえるでしょう。
【2】愛されていることを確認したい
そもそも膝枕というのは、自分の太ももや性器という非常にデリケートな部位に他人の頭部をギリギリまで近付ける、もしくは触れる行為です。
性的な意味合いを持ちやすい行為であるため、女性にとって誰にでもできるふるまいではありません。
だからこそ、膝枕を許してもらうというのは、男性にとって「恋人に受け入れられている」「愛されている」ことの一種の証です。
その証を求めて、ついつい恋人に膝枕を要求してしまうという男性は決して少なくありません。
恋人に膝枕をお願いして快く受け入れてもらったときの男性は、膝枕そのものの快適さと同時に、恋人から愛されているという喜びに満たされているのでしょう。
【3】独占欲
膝枕をしているとき、女性はとても不自由な体勢になります。人の頭が膝に乗っているのですから、相手の安全のためにも不用意に動くことはできません。相手が頭を降ろしてくれるまで、じっとその場に留まらざるを得ないでしょう。
男性の側から見た場合、自分のために恋人の自由が制限されるというのは、とても独占欲を刺激するシチュエーションです。
恋人を丸ごと支配できたように感じられるため、嗜虐心や独占欲の強いタイプの男性は、とくに膝枕を好む傾向があるでしょう。
【4】癒されるから
癒しを求めて恋人に膝枕をお願いする男性も少なくありません。
自分を愛し、認めてくれる恋人に膝枕されることによって、男性は自分自身を丸ごと包み込まれるような安心感を得られるのです。
なかには、自覚のあるなしにかかわらず、恋人の膝枕と幼いころの母親の膝枕とを潜在意識のなかで結び付け、深いリラックスを得る人もいます。
気持ちが落ち込んだときや疲れが溜まっているとき、膝枕はとても効果的な癒しといえるでしょう。
男性が喜ぶ膝枕中のテクニック
膝枕というと、ただ膝の上に男性の頭を乗せるものと思われがちですが、実はそれだけではありません。
膝枕中のちょっとした工夫で、男性をよりいっそう喜ばせられるものなのです。ここでは、そんなテクニックの一部を紹介します。
王道の耳かき
漫画やドラマなどで、女性が男性を膝枕しながら耳かきしている場面を見たことがある人は多いのではないでしょうか。なかには、「私もいつか恋人にやってみたい」と夢をふくらませた経験を持つ人もいるでしょう。
このような、いかにも恋人同士といった王道のシチュエーションにあこがれを抱くのは女性だけではありません。膝枕での耳かきは、男性にとっても彼女にしてほしい憧れのシチュエーションである場合が多いのです。
『膝枕+耳かき』は、彼の身も心も蕩けさせる強力な組み合わせといえるでしょう。
頭をなでる
彼に膝枕をする際は、優しく頭をなでてあげるのもおすすめです。
頭をなでるという行為は、相手への愛情はもちろんのこと、「守りたい」「労いたい」という気持ちの表れでもあります。
恋人としての愛に加え、母性としての愛も伝わるため、男性は心の底からあなたに身をゆだねられるのです。
普段は背筋を伸ばしてバリバリ社会で働いている彼も、あなたの膝枕で頭をなでられているときは、まるで別人のようにやすらかな表情を見せるでしょう。
『膝枕+頭をなでる』は、男性の心を素に戻してあげられるとっておきのテクニックなのです。
さらに密着度を上げる
膝枕は、それだけでも特別なドキドキ感を味わえるコミュニケーションですが、付き合いが長くなり回数を重ねると、どうしても新鮮さに欠けることもあるでしょう。
そんなときは、膝枕をしながらさらに密着度を高めるテクニックがおすすめです。
なかでも簡単な方法としては、リラックスしている彼を上からそっと抱きしめることです。シンプルに愛情が伝わり、2人の心の距離がより一層近付くでしょう。
そのほか、少々アダルトなテクニックとして、わざと胸を密着させて彼の興奮を煽るという方法もあります。目的に合わせて使い分けてみましょう。
おでこにキス
膝枕をしつつおでこにキスというのは、男性をドキッとさせるのにとても効果的なテクニックです。とくに、普段は男性側からキスをすることが多いというカップルには、よりおすすめの方法といえるでしょう。
通常、男性は「自分が彼女をリードしなければ」というプレッシャーを感じながら恋愛を進めています。「手を握る」「キスをする」「セックスに誘う」といった行動の一つ一つに対し、女性には考えも及ばないほどの気遣いや勇気を消費しているのです。
そんな男性にとって、恋人からのキスはとてもうれしい喜びに満ちたものです。膝枕というシチュエーションもあいまって、相手への愛情はますます高まってゆくでしょう。
膝枕をするのに疲れた時は
「大好きな彼の気が済むまでたっぷりと膝枕をしてあげたい…」そうは思っても、長時間の膝枕はどうしても疲れてしまいます。
そんなときに備え、彼の気分を害することなく膝枕を中断する方法をここで確認しておきましょう。
トイレに行く
いくらあなたの膝枕が気持ちよかったとしても、「トイレに行きたい」と言われて拒否する男性はいません。一瞬で素に帰り、すぐさまあなたの膝から降りてくれるでしょう。
膝枕から解放されたあと、「もう今日は膝枕したくないな」と思ったら、トイレから戻った流れでなにか別のことをはじめればOKです。
彼が、なにがなんでも膝枕をしてほしいといった心理状態でない限り、なにごともなかったかのように2人の時間が続いていくでしょう。
足が痺れたと言う
「そろそろ膝枕をやめたいな」と感じたら、少し苦しそうに「足が痺れちゃった」と言うのもおすすめです。足が痺れたときのつらさは彼もわかるため、慌ててあなたの膝から頭をどけてくれるでしょう。
このとき、「今日はこれで終わりね!」とかわいらしく伝えると、また別の日に改めてというニュアンスが生まれるのでよりおすすめです。
彼のほうも、「本当は膝枕するのイヤだったのかな…」といった罪悪感を抱くことなく、またあなたに膝枕をお願いできるでしょう。
膝枕するのが嫌な時の上手な断り方
タイミングや気分によっては、たとえ大好きな彼の頼みでも膝枕を断りたい日もあるでしょう。
ここで、そんな時の角を立てない断り方についてチェックしておきましょう。
生理中で体調がよくない
彼への膝枕をはじめ、人になにかお願いごとをされたときの方便としてオールマイティーに使えるのが『生理』です。
とくに男性の場合、生理痛そのものを実際に理解できないため、彼女に「生理中で体調がよくない」と言われるとそれ以上はもうどうしようもありません。全面的に相手の言い分を呑むしかないのです。
もちろん、この方法を頻繁に使うのはNGです。また、生理周期のタイミングなどによって彼に嘘がバレる可能性があるときもこの方法は避けましょう。
あくまでも、これといった理由はないけれど、どうしても今回は断りたいといった非常事態にのみ利用できる方法といえるでしょう。
疲れている
社会人の女性であれば、「疲れている」というのも膝枕を断るための効果的な口実でしょう。
というのも、人が誰かに膝枕を要求するとき、「癒してもらいたい」「甘えさせてほしい」といった潜在的な願望が秘められています。
彼があなたを大切に思っているのなら、疲れているあなたを使って自分だけ一方的に欲求を満たすような真似ができるはずもありません。
「ごめんね、今日は疲れているからまた今度にさせて」と下手に出ると、より好印象を与えつつもキッパリと拒否できるのでおすすめです。
女性が膝枕を頼むのはOK?
膝枕というと、どうしても女性が男性にしてあげるものというイメージがつきものです。
とはいえ、なかには彼氏に膝枕をして欲しいと考える女性もいるでしょう。
仮に女性から膝枕を頼んだ場合、男性はどのような受け止め方をするのでしょうか?くわしく見ていきましょう。
大多数の男性はあり
『マイナビウーマン』の調査によると、『彼女に「膝枕してほしい!」といわれたらうれしいですか?』という質問に対し、71.22%の男性が『嬉しい』、28.78%の男性が『嬉しくない』と答えています。
この調査結果を見る限り、世のおよそ7割の男性は、女性からの膝枕の要求を前向きにとらえているといえるでしょう。
「大切な彼女を膝枕して思いっきり甘やかしたい…」そんなふうに考える男性は案外多いようです。
思い切って彼に「膝枕してほしいな」とお願いしてみると、思ったよりあっさりと受け入れてもらえるかもしれません。
まとめ
温かくやわらかな女性の膝に頭をゆだね、リラックスした時を過ごす『膝枕』を好む男性は多いでしょう。
それもそのはず、男性にとって恋人の膝枕というのは、スキンシップの喜びのほか、愛情確認や癒し・独占欲の充足を同時に叶えてくれるものなのです。
そんな恋人同士のコミュニケーションとして最適な膝枕ですが、いざ実践する際は「耳かき」「頭をなでる」などのテクニックも同時に取り入れましょう。膝枕の快適さや幸福感が増し、より一層彼を喜ばせられるでしょう。
とはいえ、膝枕をするとき、膝を貸す側は多少なりとも疲れるものです。中断したい、断りたいという時は、罪のない嘘を利用して気まずい思いをせずに乗り切るのがおすすめです。
2人の親密度を高めるためのスキンシップとして、膝枕を上手に活用していきましょう。