彼氏にお弁当を作る時のポイント!
まずお弁当の献立を考える前に、彼氏の好みを把握しておくことも大事ですが、その他にもお弁当を作る時のポイントを知っておくと、彼氏が喜んでくれる美味しいお弁当を作ることができるでしょう。
彼氏の好きなものをリサーチしておこう
彼氏に喜んでもらうには、彼の好きなものを入れるのが一番。お弁当に好きな食べ物が入っていると、喜んでくれるでしょう。事前に彼氏の好きな食材や嫌いなものを確認しておきましょう。
彼氏の好き嫌いを把握するために、普段食事をする時にどんなものを好んで食べているのか、また嫌いで残したりするのかを観察しておくとよいでしょう。さりげなく彼氏の好きな食べ物をお弁当のメニューにプラスすれば、いつも彼氏のことを想っているあなたの気持ちも伝わって、彼氏はあなたのことをかけがえのない存在であると実感するでしょう。
また、普段は苦手な食材でも調理の仕方や味付けなどを工夫することによって、美味しく食べてくれることもあります。栄養のバランスも考えて、今まで食べられなかったものを食べられるようにするのも彼氏のことを思いやってのこと。時には好き嫌いを克服するためのサポートをしてあげるのもよいかもしれません。
ボリューム感が出るように意識しよう!
男性は女性と比べて食べる量も多いため、お弁当も自分用のお弁当と比べてボリューム感を意識してみましょう。
女性と違って、男性はお弁当の見た目の可愛さよりも、食べ応えを気にしてしまうものです。
お弁当を完食しても空腹感が残ってしまっては、愛情を込めたお弁当でも彼氏の心を完全に満たすことができないかもしれません。
最初は、大きめなお弁当箱を用意して量を多めにして作ってみましょう。
もしも残してしまった場合は、次の機会に量を調整して彼氏が食べきれる量を把握するとよいかもしれません。
栄養バランスを意識しよう!
彼氏が好きなお肉や揚げ物でボリューム感を出すことも大切ですが、野菜や魚も入れて栄養のバランスを考え、彼氏の健康に気を配ってあげることも彼女の役目といえます。
栄養の知識が少ない人は、赤・黄・緑(+茶)の色を意識して献立を考えると、おのずと栄養バランスが取れたお弁当に仕上がるのでおすすめです。
またダイエット中の彼氏の場合は、カロリーを控えつつ食欲をそそるようなメニューを考えてあげましょう。お肉を使う時も、ささみなど脂肪分の少ない部位を使ったり、豆腐など大豆タンパク質を主とした加工食品を活用したりして工夫することで美味しいお弁当を作ることができます。
見た目も鮮やかに盛り付けしよう
彼女が愛情を込めて作ったお弁当のフタを開ける瞬間に、ワクワクしてしまう男性も多いようです。ボリュームや栄養も大事ですが、見た目を鮮やかにするとさらに食欲を高める効果があります。
メインを肉系にする場合は、副菜としてお弁当の定番卵焼きや緑黄色野菜の和え物を加えるなどして、彩りよく盛り付けするようにしましょう。
また、おかずをカットする時も、斜めに切ることで断面をきれいに目立たせるなどして色とりどりに見栄えをよくする工夫をするのもおすすめです。
ちょっとした気配りも忘れずに
美味しい料理を盛りつけるだけでなく、お弁当を食べるためのアイテムにも気を配ってあげましょう。献立や食べる時の状況を想像してみると、お箸ではなくスプーンやフォークを使った方が食べやすい場合もあります。
またプチトマトやうずらの卵など、小さくて丸いおかずはお箸で掴みにくいため、爪楊枝を刺してあげたりすることで食べやすくなります。
状況に応じて適したアイテムを選ぶようにして、さらにウェットティッシュやおしぼりまで入れてあげると、「気が利く彼女だなあ」と感動するかもしれません。
シチュエーション別!こんなお弁当を作ってみては?
お弁当を持っていく機会は、会社でのランチからピクニックやドライブなどのレジャーまで様々です。シチュエーション別に、お弁当を作る際にどんなメニューが適しているかを考えておくことも大事でしょう。各シーンを想像しながら、状況に合ったお弁当作りをおすすめします。
会社にもっていってもらう場合
会社のランチとしてお弁当を作る場合は、社内で食べることを考慮して派手過ぎないメニューを選ぶようにしましょう。
食べる時に他の社員にお弁当を見られることもあります。キャラ弁や「好き」などのメッセージを施した飾り付けをすると、彼氏が恥ずかしい気持ちになる場合があるため避けた方がよいかもしれません。
また通勤中、持ち運びやすいようにスリムな形状をしたものや、食べた後に折り畳んでコンパクトになるようなお弁当箱を選んであげるのもおすすめです。
デートにもっていく場合
手作りのお弁当をデートに持って行き、一緒に食べるのも楽しいですよね。デートといっても目的地は様々。お弁当を食べる時の状況に合わせて、献立てやお弁当箱を選ぶとよいでしょう。
一緒にピクニックにもっていく
ピクニックの場合、食べる場所が屋外になる事が多いため、食べやすいことや見た目が綺麗なことをポイントにしてみましょう。手に取って食べやすいサンドイッチや、フォークで食べやすいメニューなどがおすすめです。
公園内で持ち運びがしやすいように軽めのものや、屋外でうっかり落としてしまって中身がはみ出てしまわないような容器を選ぶとよいでしょう。
ドライブにもっていく
ドライブに持っていく場合は、車のなかでさっと取り出せて、片手で食べられるのもがよいでしょう。特に、おすすめしたいのがおにぎりやサンドイッチ。匂いも少なく車内を汚す心配もありません。
また、車内は狭い空間のため、大きなお弁当箱はなるべく避けて膝の上に置いて安定するようなコンパクトな形状のものをおすすめします。
旅行にもっていく
旅行ではバスや新幹線など移動中に食べることもあるため、なるべく手荷物は軽くしたいもの。食べ終わったら捨てられるような、使い捨てのお弁当箱やパッケージのものを選ぶと便利でしょう。
100円ショップなどでも使い捨てのお弁当グッズが数多く販売されているため、上手に活用すると毎回違ったデザインのお弁当箱を楽しむこともできます。
特に、おにぎり用のラッピンググッズがおすすめ。コンビニのおにぎりのようにテープをはずすと海苔とご飯が一体になり、手を汚さずにパリパリの海苔で美味しいおにぎりが食べられる、便利なアイテムもあります。
お花見にもっていく
お花見にお弁当を作って持っていくのも喜ばれます。桜に負けないくらい見栄えを華やかにすると、花見がよりいっそう盛り上がるでしょう。
お重など大きめの容器に入れて盛り付けすると豪華なお弁当になり、喜んでくれるかもしれません。各自紙コップや紙皿に取り分けられるようなスタイルが便利なのでおすすめです。
また、道具を使って野菜やおかずを桜の形にカットししたり、ピンク色の食材を入れることで、さらに花見の雰囲気を楽しむことができます。
【レシピ】簡単に作れるおすすめのおかず
お弁当のレシピは、インターネットでも沢山入手することができるでしょう。今回は、誰でも簡単に作れて彼氏が喜んでくれるおすすめのおかずをピックアップしました。レシピと作り方のコツをつかんで、美味しいお弁当作りを成功させましょう。
柔らかひとくちから揚げ
やはり唐揚げはお弁当の定番のため、上手に作れる方法をマスターしておきたい人も多いでしょう。そこでおすすめしたいのが、ひとくちから揚げ。
ひとくちサイズに小さく切った鶏もも肉を、生姜の効いた醤油ダレに漬け込んで揚げたシンプルなレシピです。
▼レシピ▼
まず、鶏もも肉(約250g)は繊維を断ち切るように、一口大に切っておきます。
次にボウルに酒(大さじ2)、醤油(大さじ1と1/2)、生姜のすりおろし(小さじ1)、塩(小さじ1/4)、ブラックペッパー少々を入れて鶏肉を加え、手でもみ込み10分ほど置いて味を染み込ませておきましょう。
その後に、片栗粉(大さじ2)、薄力粉(大さじ2)を加えながらよく混ぜて、180度に熱した揚げ油で途中上下を返しながら3~4分揚げて完成。
ポイントは、一口サイズにして味が染みやすくしたこと。さらに、粉は片栗粉と薄力粉を半量ずつにすることで、ソフトな揚げ上がりになり時間がたっても柔らかい状態で食べることができます。
冷えても美味しい!卵焼き
卵焼きもお弁当には欠かせない一品ですが、焼き過ぎて茶色い模様がついてしまったり、パサパサになってしまったりと、上手に作ることが難しいようです。そこで、簡単に美味しい卵焼きができる作り方を知っておきましょう。
▼レシピ▼
材料は、卵5コに対して、砂糖(適宜)、マヨネーズ(大さじ2)、片栗粉と水(各大さじ1)、塩(少々)を用意しましょう。
卵と調味料を軽く混ぜて、卵焼きフライパンに油を薄く敷き、少しずつ流し込んで巻いてを繰り返します。火加減を調節して、卵が焦げてしまわないように慎重に巻いていきましょう。
作り方は一般的ですが、片栗粉と水をプラスするのがこのレシピのポイント。
水分の蒸発を防ぐマヨネーズと片栗粉のコーティング作用によって、しっとりフワフワな卵焼きができます。
今まで上手に卵焼きを作ることができなかった不器用な人でも、簡単に作ることができるためぜひ挑戦してみましょう。ただし甘めの味にしたい場合は、砂糖を多めに入れる必要があり焦げやすくなるため、手際よく卵に火を通すコツが必要となります。
何でも野菜のベーコン巻き
お弁当に入れるのに便利な小さめのおかずとして、野菜のベーコン巻きもおすすめ。ベーコン巻きといえば、アスパラをイメージするかもしれませんが、オクラ、ズッキーニ、人参などお手頃な価格で手に入る野菜を応用すると飽きずに美味しく食べることがでるでしょう。
▼レシピ▼
まず薄切りベーコンで、下茹で済みをして適宜サイズにカットした野菜を巻いて爪楊枝で止めましょう。
仕上げに、小麦粉や片栗粉をまぶしてコーティングするのがポイント。表面を粉で覆うことで焼いた時に形が崩れにくく、歯ごたえもアップして美味しく仕上がります。
その後、フライパンに少量の油を入れてベーコンを巻いた野菜を焼いていきます。ベーコンに焼き色がついたら醤油をまわしかけて完成。
野菜が苦手な彼氏でも、ベーコンを巻いて食べることで野菜の苦味や匂いも感じなくなり、美味しく食べてくれるかもしれません。グリーンの彩りが欲しいけど生野菜を入れるのに抵抗がある人にも、火が通った野菜が食べられるベーコン巻きはおすすめの一品といえます。
レンジで作るポテトサラダ
時間がないけど一品プラスしたいときに作りたいのが、電子レンジだけでさっと作るポテトサラダです。
▼レシピ▼
ジャガイモを丸ごとさっと洗って、容器に入れてラップをかけてレンジでチンします。
チンして柔らかくなったら水で流しながら皮を削いでいきましょう。熱くなったジャガイモを急激に冷やすことによって、包丁や皮むき機を使わなくても手で軽く擦るだけで皮を剥くことができます。
次に、皮を向いたジャガイモを適宜カットして、マヨネーズと塩こしょうで和えていきます。隠し味として、マスタードソースと豆乳を少しプラスすると、マイルドになって冷えても美味しいポテトサラダの出来上がり。
お好みによって、キュウリやニンジンなどの野菜を加えましょう。特に、コーンを入れると見た目も黄色く鮮やかになり甘みも増すのでおすすめです。
根野菜の中でもジャガイモやサツマイモは、保存もしやすくシンプルな調理でも美味しいおかずになるため、常備しておくといざという時に活用できて便利な野菜といえます。
おしゃれに見える盛り付けのコツ
作った料理を「美味しそう」と感じてもらうために、視覚効果を活用しましょう。お弁当の詰め方を工夫することや、見栄えのいい盛り付けのコツをいくつか紹介していきます。
まず、お弁当は調理してしばらく時間が経ってから食べるものであるため、食中毒対策をすることが大事。おかずやご飯が冷めないうちにお弁当箱に詰めてフタをしてしまうと、中に蒸気がこもり細菌が繁殖しやすくなってしまいます。ふたの裏に水滴がつかないように、中身が完全に冷めてから閉めるようにしましょう。
盛り付ける順番もコツがあります。最初にごはんを、次に大きいおかず、小さいおかずの順に詰めるのがおすすめです。形が崩れないおかずを先に詰めることで、お弁当の中の空間が安定するため小さいおかずの形も崩れる心配がなくなるでしょう。
また、最後のトッピングにも配慮することが大切。梅干やニンジンで明るい色をプラスすることや、ゴマやゆかりをパラパラと載せるだけでアクセントになり、お弁当の仕上がりがよくなります。
彼氏の胃袋をつかんじゃおう!
美味しいお弁当が作れる人は女子力も高く、男性にとって理想的な彼女といえます。彼氏が喜んでくれるお弁当を作るためには、彼氏の好みや栄養を配慮した献立を考えるだけでなく、食べる時のシーンに合ったお弁当箱やアイテムを選ぶことも大事でしょう。
料理が苦手な人でも、普段から簡単に作れて冷えても美味しいレシピのレパートリーを増やしておくと、いざ作る時に迷わず楽しく調理することができます。美味しいお弁当を作って、彼氏の胃袋をしっかりつかんで二人の愛を深めていきましょう。