男女とも好きな人の前では態度が変わる
好きな人を前にし、つい気持ちが舞い上がってしまった、なんてことはありませんか?
実は、男女ともに相手によって違う態度をとってしまうことが多いのです。自分の気持ちがバレないように、平静を装っているつもりが、逆に意識しすぎて態度に出てしまうということも。
好きな人に自分を好きになってもらうためには、まず、接し方や態度に注意しなければなりません。どんな態度で接すれば、相手に好きになってもらえるのか、テクニックをおさえましょう。
「好き」をアピールできる10の態度
どんな態度で接するかによって、相手に与える印象はガラリと変わります。
たとえば、態度次第では間接的に好意を伝えることもできます。
一方、関係性ができあがっていない段階にもかかわらず、ストレートすぎる言葉を選んでしまうと、逆に引かれる可能性もあります。
言葉では伝えにくい好意も、態度であれば、自然と匂わせることができ、関係も発展しやすくなります。好きな気持ちを態度でアピールする方法を紹介します。
【1】リアクションは大きく
最も効果的な方法は、リアクションを大きくすること。
好きな人に対しては、意識しなくともオーバーリアクションになりがち。
でも、男性側からみると、「しっかり話を聞いてくれている!」と感じとることができ、好印象にもつながります。
【2】自分の意見を伝える
好意を匂わせるためには、自分の意見を積極的に伝えることも大切。
多くの男性は、女性の反応を気にするもの。反応が良い=自分に好意がある、と判断するケースがあります。
たとえば、デートに誘われたシーンですと、行きたい場所、食べたいものを聞かれたら、「なんでもいい」と回答するのではなく、自分の希望を伝え、デートに積極的なことをアピールしましょう。
【3】悩み事を相談する
距離を縮めるためには、お互いを知ることが大切。ここで、おススメなのが悩みごとの相談。
悩みをテーマに会話することは、自分の弱みを相手にみせる、ということです。
信用されている、あるいは頼られていると感じ、男心をくすぐられます。自分も心を開きやすい状態でお互いの距離を縮められるのが、メリットです。
【4】不意打ちの自然な笑顔
態度で好意を伝えるには、笑顔が重要なポイントです。
笑顔に悪い印象を持つ人はいないですね。
笑顔をふりまく女性に好感を持つ男性は多いですが、絶えず笑顔をみせるのではなく、あくまで自然なタイミングを心がけましょう。
【5】男性を立てる
多くの男性は、自分が優位に立ちたいと考えるもの。自分を立ててくれる女性には好意を持ちやすい傾向があります。
しかし、あまりにも露骨すぎる態度だと、逆に嫌われることも。
あくまでも自然に男性を立てることがポイントです。不器用ながらも、最後は花を持たせてくれる姿に、きっと好感度もアップするはず。
【6】目を合わせる
よく目が合うのは、お互いに意識している証拠。
自分が意識しなくてもよく目が合うのは、相手が自分を頻繁にみていること。密かな好意があるのかも。
目が合った瞬間に目をそらされるのであれば、脈アリの可能性は高いでしょう。
【7】話に共感する
相手の話に共感を示すことは、好意があるからこその行動。
相槌を効果的に使い、同じ気持ちであることを精一杯アピールしましょう。
男性側も、いつも自分の気持ちを理解してくれる、肯定してくれる女性と過ごす時間は、気持ちがいいものです。
【8】頻繁に連絡をする
頻繁なコンタクトは、それだけ相手が気になる心理の裏返し。
いつも相手が気になってしまう状態です。たとえば、「今、なにしてるの?」といった連絡だけでも、要チェック。
さらに励ましてくれるような言動があれば、好意のレベルもかなり高いといえるでしょう。
【9】褒める
褒めることは、好意をアピールする方法のひとつ。
ただ、気をつけたいのがバランス。
時には、的確な言葉で指摘することも必要。8割褒めて2割は指摘する、といったメリハリある態度の使い分けが大事です。
【10】スキンシップをとる
スキンシップ、軽いボディタッチは「好き」を伝える最大級の表現。
ある程度の関係性を築けたのであれば、不自然にならない適度な距離感で、手や頭に軽く触れるコミュニケーションが効果的です。
ハイタッチなどは、場の雰囲気が明るくなったタイミングで自然と行いましょう。
男性が好きな人にみせる行動って? サインとは
好きな人の前で態度が変化するのは、男性も同じ。
本当に好きな人のみに出すサインがあります。まず、このサインを見逃さないことが大切。
男性は好きな人にどんな態度で接するのか、高確率でとる行動をいくつか紹介します。
よく話しかけられる
好きな人がいれば、その人のことを知りたいという心理が働きます。
ちょっとした用事であっても、好きな人であれば積極的に話しかけ、少しでも話をひろげようと努力します。
また、質問が多いのも特徴的。意中の女性との共通点をみつけ、接点をつくることが目的のパターンも多いです。
頭をなでる
頭をなでる行為はスキンシップの定番。好意のあらわれとも、よく言われますね。
頭をなでることには、相手を抱きしめたい心理が隠されていて、脈アリと判断してもよいのでは。
些細な変化に気づく
多くの男性は、意中の女性を無意識に目で追いかけてしまうもの。ヘアチェンジやファッションはもちろん、持ち物やネイルなど些細な変化に気づくことも特徴です。
また、小さな変化を指摘すると女性から好印象を持たれやすい、と頭に置く男性は、そこにチャンスを見出そうとします。もし、「髪きった?」なんて言葉をかけられたら、見極めサインのひとつと考えてよいでしょう。
用もないのに近づく
男性は、できるかぎり好きな人の側にいたい心理が働きます。
常に視界に入る場所にいたり、用事がないのにダラダラ長居しがちな人は、脈アリの可能性が高いはず。つぶさに観察してみましょう。
むしろ逆効果になる態度とは?
態度によって好意をアピールできる一方、嫌われる可能性もあります。
怖いのは、無意識にNGな仕草を示してしまうこと。そんな事態を回避するためにも、注意点をおさえておきましょう。
尽くしすぎは逆効果
相手に好印象を与えるためには、まず自分から好意を伝えることが第一歩。
しかし、アピールしようと、張り切りすぎるのは逆効果。
男性は逆にドン引きし、場合によっては重い印象を持たれ、嫌われる可能性も。好意のアピールは大切ですが、あくまで小出しに、匂わせる程度にするのがポイントです。
人によって態度を変える
好きな人の前で気持ちが高ぶり、いつもと態度が変わってしまうのは仕方ないことかもしれません。
ただし、他の人にみせる態度とあまりにも違っていると、悪い印象を与えてしまうことも。平静を装っていても、偶然みられてた…なんてこともあるので注意しましょう。
既読スルーで焦らす行為
LINEはお互いの距離を縮めるためにも有効なツール。しかし、相手の気持ちを揺さぶろうと「かけひき」をしすぎると、嫌われる可能性もあります。
既読をつけたままにし、返信を遅らせる心理テクニックも紹介されますが、男性からすると、ただ面倒なだけに感じる場合も多いです。
子ども扱いをする
頭をなでられて喜ぶ女性はいますが、男性にとっては負のスキンシップに感じる人も多いです。とくに、頭は注意。
子ども扱いされたと勘違いするケースもあります。手や肩にさりげなくタッチすることを心がけましょう。
大げさすぎるリアクション
共感を示したり、自分の存在をアピールすることを目的に、リアクションを大きくすることは一定の効果はあります。
しかし、リアクションが大げさすぎると、相手によってはドン引きされることも。意中の男性のタイプを見極め、周りの状況も考慮した上でのリアクションをとりましょう。
【参考記事】
・「この子無理かも…」男性に脈ナシと勘違いされるNG行動5つ
【シーン別】好きな人への態度
シーンによって、とるべき態度は異なります。上手に使い分けましょう。
職場
もし、同じ職場に好きな男性がいるなら、積極的に話しかけて仕事を教えてもらうのがおススメ。
教えることが好きな男性は、喜んで引き受けてくれるはず。上手くいけば、暗に好意を示すことも。心理学において「単純接触効果」とも呼ばれるように、共有する時間が長くなるほど、恋愛にもポジティブな影響を与えます。
プライベート
プライベートでは、いつもとは違う一面をみせる工夫を。たとえば、会社の同僚であれば、伸び伸びとした振る舞いで、仕事中とのギャップを演出してみては。
また、プライベートのみでの付き合いであれば、デートごとにメイクや服装を変えてみるテクニックも効果的です。
飲み会
飲み会では、可能なかぎり相手の近くに。相手の視界に入るポジションをキープし続けるのが理想です。会話に参加できなくとも、目が合えば笑顔をみせておきましょう。
習い事
たとえば、同じ習い事のコミュニティに所属しているのであれば、そのテーマをフックに相談してみては。そこから、徐々にプライベートな話題をふり、聞き出していくのがおススメ。
少なからず共通点がひとつあるのが強みです。恋愛において、共通点は多ければ多いほど有利に働きます。まずは習い事をきっかけに相談してみましょう。
合コン
合コンでは、気になる男性だけにアプローチするのではなくて、全員とまんべんなく話すことが大切。
ひとりだけに特別な態度を見せてしまうと、人によって態度を変えると思われかねません。
しかし、八方美人になりすぎることも得策ではありません。アプローチもしつつ、周りへの接し方も自然にすることを意識すると上手くできますよ。
自分の思いを態度で表現することが大事
好きな人を前にすると、うまく振る舞えない人も多いはず。
しかし、態度で気持ちを伝えるのは効果的。
態度で表現しないかぎり、なかなか相手に思いは伝わりません。
自分なりのアピールポイントをおさえ、好意を伝える工夫をしてみましょう。