(1)「こんな気持ち久しぶり」
「家庭のある男性に食事に誘われました。慣れてる感じがしたし、私としては不倫は否定派だったので、食事をしたらすぐに帰るつもりでした。
その人、私が食べているところを見て、すごく嬉しそうな顔をするんです。そこで、“こんな気持ち久しぶりだな”ってボソッと言いました。あれ、慣れてるわけじゃないのかな……と、少し印象が変わりました。
もしかしたら誠実な人なのかも……と思うようになり、気になるようになってしまって……。気付いたら好きになっていました」(32歳/事務)
人の発言に対して、自分の都合のいいように捉えてしまう場合があります。この場合、最初から、誠実であって欲しい……という気持ちがあったのかもしれません。
(2)「もっと早く会いたかった」
「すでに籍を入れていて、これから結婚式を迎えるという男性と知り合いになりました。その人と食事に行ったときです。話をしていると、落ち着いた雰囲気で、すごく大人だな……って感じたんですね。
その人が、“また誘っていいかな?”と聞いてきたので、“結婚してるじゃないですか”と返したんです。そうしたら、“もっと早く会いたかったな”と言ってきた。私はそれを聞いて、ポーッとなってしまいました。
イカンイカン……となんとか頭から振り払ったけど、危なかった」(29歳/公務員)
もっと早く出会っていれば、運命は変わったかもしれない……。そんな妄想を抱かせる、女心を惑わせる言葉ですね。
(3)「遊びのはずがない」
「妻子ある男性と、カラダの関係になってしまいました。しばらくその関係は続きました。でも、私はすごく罪悪感を覚えていました。それに、彼も遊びなのだろうと思い、早く別れないと……という思いもありました。
ある日、そんな自分の思いを彼に伝えたんです。すると彼が、“遊びのはずがないだろう”って言うんですね。その言葉がずっと心に残っていて……。今でもズルズルと関係が続いてしまっています」(32歳/金融)
遊びではないのかもしれませんが、本気であるとも思えません。本気であるなら、その思いは行動に現れるはず。
所詮は、繋ぎ止めるだけの、都合のいい言葉でしかないのでは……。
(4)「君といるときが一番落ち着く」
「不倫している男性と、バーで飲んでいたときのこと。二人掛けのソファーで、くつろいでいました。その日、彼は結構お酒が進んでいて、酔いが回ったのか、私に寄り掛かってきたんです。
そこで、“君といるときが一番落ち着く”と言って寝息を立て始めました。その言葉がすごく嬉しかった。奥さんに勝った……という気がしました」(28歳/飲食)
本来であれば、家庭が一番落ち着く場のはず。それが、自分と一緒にいるときに感じてもらえたのなら、確かに嬉しいかも。勝利の雄叫びを上げたくなる言葉かもしれませんね。
(5)「待ってて欲しい」
「以前、私が既婚の男性と不倫関係にあったときです。彼は奥さんとうまくいっていないと言い、なかなか離れることができませんでした。先のことを考えると不安……という思いを伝えると、“待ってて欲しい”と言うんです。
それを言われると、期待しちゃうじゃないですか……。でも、“いつまで待つの?”と尋ねても、返事は曖昧。結局、一年ぐらいしても状況は何も変わりませんでした。今思うと、ズルい人でしたね……」(30歳/広告)
思わせぶりな言葉だとは分かっていても、そこに一縷の望みを託してしまうもの。期限を明確にせず、ただ時間を引き延ばそうとする、無責任な言葉であるとも言えます。
不倫している男性は、女性慣れしているだけに言葉巧みに近付いてきます。しかし、甘いセリフを鵜呑みにしてはいけません。抜け出せなくなったら大変です。
雰囲気を楽しむ程度にして、割り切って考えるべきでしょうね。
Editor:Annu Ooki
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