(1)飲み過ぎて記憶がない…
「去年はちょうど年末に大きなプロジェクトが終わって、これから年末年始休暇でやっとゆっくり休めるというタイミングでした。それで気が緩んでしまったんだと思います。みんなからお疲れ様と言われるたびにぐいっと飲んで、飲んで飲んで、気がついたら記憶が無くなってました。
次の日に起きたのは自宅のベッドの中。きちんとパジャマに着替えていたけど、いつ着替えたのかも分からないし、もはやどうやって帰ってきたのかすら何も思い出せません。会社にいったら、いつもよくしてくれていた先輩がなんだかよそよそしくて、きっと何か失礼なこととか言っちゃったんだろうなって。仲のいい子に私が何をしていたのか聞いても、『お酒の席だったから気にしなくていいよ』と、気を遣ってなのか何も教えてもらえませんでした。去年、私は何をしでかしてしまったのでしょう……。いまだにわからないけど、今年の忘年会は絶対にお酒を飲まないと決めています。」(メーカー/29歳)
教訓:気がゆるむ時ほどお酒の量に気をつける
年末まで仕事が忙しかったりすると、それが終わった開放感でつい飲み過ぎてしまいがちですね。気がゆるむ時ほどお酒を飲む量には気をつけましょう。
(2)雰囲気がいいと思っていたら…
「部署の忘年会の幹事を任されることになって、10名くらいで入れるお店を探していました。探し始めた時期が遅かったのと、人数が多めなのもあって、なかなかお店が見つからなかったんです。そんな時に、ネットで見つけた居酒屋が空いていたので、すぐにそこを予約しました。コース料理もびっくりするくらいリーズナブルで、『私いいとこ見つけちゃったかも?』なんて思っていたんです。
ところが、忘年会当日に初めてお店に行って愕然! ネットで見ていた写真は綺麗でおしゃれに見えたのに、実際の店舗は全然で、料理は写真とまるで違うしで最悪でした。値段が安いから大学生っぽいお客さんが多く、一気のコールが聞こえてきたりしてうるさくて。結局、飲み放題の時間が終わる前に出ることになりました。事前に行ったことのあるお店にしておけば、それかせめて口コミをしっかり見ておけばよかったと後悔しています。せっかくみんなで集まったのに、残念な忘年会になってしまいました」(金融/28歳)
教訓:お店選びは早めに始めて、きちんと情報収集する
忘年会シーズンはどこも予約がいっぱいです。いいお店ほどすぐに埋まってしまいますので早めの対応を。できれば一度行ったことがあるお店だと安心ですし、もし初めてのお店ならしっかり口コミをチェックしましょう。
(3)上司の言葉を勘違い…
「新卒入社で初めての忘年会での話です。『今日は無礼講だ』って部長が言ったので、学生時代のようなノリで上司や先輩社員に結構失礼なことをズケズケと言ってしまいました。無礼講って無礼でも許されるってことだと勘違いしちゃって……。二次会には取引先も顔を出してくれたのですが、お酒が入って気が大きくなっていて、お客様にまで『でしょ~!』『~じゃん!』とか言ってました。見かねた先輩がそれとなく無礼講って言っても無礼が許されるわけじゃないのよって教えてくれて、お客様にも申し訳ないし、一人で勘違いして恥ずかしいしでその場から消えたかった……。
今では新卒の後輩が入ってくるたびに、たとえ無礼講って言われても本当に無礼なことは当然なしだよとそれとなく伝えています。私みたいに恥ずかしい思いはしてほしくないですからね」(広告/30歳)
教訓:無礼講の意味を勘違いしない
無礼講とは立場に関係なく楽しむ酒宴のことです。決して無礼な振る舞いが許されるという意味ではありません。「今日は無礼講だ」と言われたからといっても最低限のマナーは守り、失礼のないように気をつけましょう。
いかがでしたか? これから忘年会シーズン到来です。3つの教訓をしっかり覚えて、忘年会をぜひ楽しんでください!
Editor:Megumi Fukuchi
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