(1)報告の順番
近年SNSで結婚報告をするのが定番になりつつあります。
さて、その中でも注意しなければならないのは“先に伝える必要がある人を判断する”という点です。
会社勤めの方であれば、まず結婚式の日取りを決め、会場を押さえてから上司に報告しましょう。
このとき、同僚よりもまず先に直属の上司に報告をすることがマナー。結婚の日取りが決まった段階で、なるべく早めに報告するように心がけましょう。
つい喜びのあまり、仲の良い同僚や友人たちに報告しているうちに、大切な直属の上司への報告をし忘れていて「○○さんから伺ったけれど、今度、結婚するんだって? 」なんて言われてしまったなんていう冷や汗エピソードも少なくないようです。報告の順番には気をつけましょうね!
(2)報告のタイミング
また、報告のタイミングとしては結婚式の3ヶ月〜4ヶ月前が目安です。挙式披露宴に上司を招待する場合はこの報告のタ
イミングで、その旨もお伝えしておきましょう。
なかには、「後でゆっくり報告しようと思っているうちに、結婚式の準備が始まり、それどころではなくなってしまった」というエピソードも耳にしました。
なるべく余裕のあるうちに報告を済ませたほうが安心ですね。
そして、上司以外にも仲の良い友人にも前もって報告をしないと「なぜ自分には前もって言ってくれなかったのだろう」と思われてしまい、人間関係のトラブルを招く恐れがあるので、仲の良い友人には前もって直接報告するようにしましょう。
最近では家族だけでの挙式や挙式をせずに入籍をするカップルも増えているようですが、会社では経理の関係などから、結婚したことにより発生する必要な手続きもあります。
「わざわざプライベートなことまで話したくない」
という方もいるかもしれませんが、社会人として報告することもマナーのひとつ。事前に入籍する日取りの頃合いを伝えておいて、入籍後にまた改めて報告するとスムーズですね。
(3)グループ内での報告のタイミングがずれる
現在LINEをはじめとする様々なコミュニケーションアプリが普及しており、その中でもグループを作ってトークをしている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか? もしも自分が複数のグループに参加していた場合“報告をするタイミングがずれないようにすること”が注意点となってきます。
万が一、報告した日にちや時間がグループごとに大きくずれてしまった場合、結婚することを知っている人と知らない人がでてきますので、思わぬところでのトラブルになりがちです。人によってはグループを優先されなかったことに不満を持つ人もいますので注意しましょうね。
(4)招待する人には早めの連絡を
人それぞれ都合があるため、親族や親友などなるべく参加してほしい人達には日取りが決まり次第、早めに連絡をするようにしましょう。しかしSNSでの結婚報告には注意が必要です! SNSでは不特定多数の方が利用しているため、式に呼ばなかった人にも情報がまわってしまう恐れがあります。
「何故招待されなかったのか? 」と思ってしまう方も中にはいるかもしれません。予め注意しておきましょうね。
(5)過度に惚気過ぎた写真や長文を控える
キスをしている写真をSNSにアップする方がたまにいらっしゃいますが、見ていて不快に思う人もいるため、惚気過ぎた写真をアップするのはなるべく控えるようにしましょう。また、長文での結婚報告も見ている人に「読みづらい」と思われてしまうため注意が必要です。投稿する際は、内容を簡潔に済ませるようにすると良いです。
いかがでしたか? 今回はSNSを利用した結婚報告のマナーについて説明しました。
今後結婚を控えている方はマナーを守ったうえで投稿するようにしましょう。
※参考文献 松本 昌子 (監修)『私を磨く!毎日が輝く!女性のビジネスマナー』ナツメ社
Editor:Hitomi Maehama
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