（1）努力しているのが分かったとき
「付き合った当初、彼女はまったく料理をしない人でお互いに働いているし、自分もそれはまったく気にしていませんでした。
3年ぐらい付き合ってから、僕の誕生日を迎えたときのことです。お祝いをしようと言ってくれたんですが、仕事が忙しくてあまり時間が取れないから、部屋で軽く乾杯しようということになりました。
彼女の部屋に行ったら……。なんと、そこにはテーブルにたくさん料理が並んでたんです！ 彼女に聞くと友だちに教わりながら作ったらしく、嬉しくて感動しちゃいました」（メーカー／31歳）
自分のために努力をしてくれているなんて、嬉しいに決まっています。そうやって苦手なことを克服しようとする姿に男性は心打たれるようです。
（2）友だちの前で立ててくれたとき
「彼女とは付き合って3年近くになります。お互いに共通の知り合いも増え、あるとき、そういった仲間が集まって飲んだんですね。
僕はちょっと飲みすぎてしまい、眠気に襲われました。その薄れゆく意識のなかで、彼女が友だちに僕のことを話しているのが聞こえてきたんです。
“仕事頑張ってる”“真面目で優しい”と良い言葉が並べられていました。僕が聞いていないところでそんなことを言ってくれていて嬉しかったですね。」（金融／30歳）
男は誰しもプライドが高い。なので、自分を立ててくれるとすごく喜びます。自分のことを優位に立たせてくれるような相手を好む傾向にあります。
（3）久しぶりに会ったとき
「彼女と付き合って3年以上が経ち、やや関係が曖昧になりつつありました。そんなとき、彼女が語学留学に行くと言い出したんです。
僕はそこで正直、丁度いいと思いました。少し距離を取りたいというのもあったし、もし別れることになっても仕方ない……と。
しかし、出発してしばらく経ち、妙に寂しさを感じるように……。時差もあるし、連絡もマメには取れない。僕は、次第に会いたいという気持ちが募り、ついに彼女の留学先まで行くことにしました。
そして、空港に彼女が迎えに来てくれたとき、やっぱ好きなんだ……って改めて実感しました」（インフラ／33歳）
傍にいると、相手の存在の大切さを見失ってしまうことがあります。そのまま離れてしまうこともあれば、離れることでそのかけがえのなさに改めて気付くというカップルも多いです。関係が曖昧になっていると感じたのなら、いったん距離を取るというのも改善のための方法のひとつかもしれません。
冷めてしまった感情を、再び盛り上げるのは容易なことではありません。なるべくなら、冷める前に手を打ちたいところ。
相手に対して愛情や敬意を常に持っていれば、きっと付き合った当初の感覚を呼び戻せるはずです。
Editor：Annu Ooki
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