愛されたい気持ちって?心理を解説
「愛されたい」と思う気持ちは、どんな心理状態を表しているのでしょうか?「愛されたい」と思うとき、無意識に抱いている感情を解説します。
「愛されたい」気持ちは自然な感情
無性に「愛されたい」と感じてしまうのは、とても自然なことです。特に1人きりで休日を過ごしたときや、仲のいい友人に恋人ができたときなど、孤独だと思う瞬間に感じやすくなります。
愛されたい気持ちの裏側には、『誰かに必要とされたい』欲求が隠されています。そのため、恋愛関係だけでなく、親子や友人に対しても感じることがあるでしょう。
また、自分に自信が持てなかったり無価値だと思ったりしている人は、存在価値を誰かに示してほしいと考えている場合があります。
話題のマッチングアプリで新しい出会いを
愛されたいと感じているならば、パートナーを探すのも一つの手。そこでここでは、新たな出会いが探せる話題のマッチングアプリを紹介していきます。
Pairs(ペアーズ)
Pairs(ペアーズ)は利用率No.1(※)の真面目な恋愛・恋人探し・出会い探しのための恋活・婚活マッチングアプリ。
理想の条件で検索出来るだけでなく、「音楽」「マンガ」「映画」「カフェ巡り」など様々な趣味のコミュニティから出会いを見つけることも出来ます。普段出会えないような人と出会えるチャンスもあるかも。
※ MMD研究所xスマートアンサー「2019年マッチングサービス・アプリの利用実態調査」より
Match(マッチドットコム)
Match(マッチドットコム)は「マジメな出会い」を求める大人向け婚活マッチングアプリ。30代以上の大人の独身男女の利用率が高くいのが特徴で、真剣な恋愛を求めている人におすすめのマッチングアプリです。登録・相手の検索は無料なので気軽に試せるのもおすすめポイント!
愛されていないと不安になる3つのパターン
愛されたい気持ちを強く感じるのは、どのような場合に多いのでしょうか?「愛されていないのでは?」と不安になるケースを3つ紹介します。
- 特別扱いしてくれない
- 自分が必要な存在だと感じられない
- 愛情を信じられずにいつも不安
特別扱いしてくれない
人間は誰しも、好きな人から特別扱いして欲しいと思ってしまうものです。仕事が忙しくてもなるべく会おうとしてくれる、自分にだけの特別な笑顔を見せてくれるといった男性の行動に、女性は愛されていることを実感できるでしょう。
そうした特別扱いを男性がまったくしてくれない場合、「ひょっとしたら自分は愛されていないのではないか?」と女性は不安になることがあります。
特に、恋人や親などの近しい存在が、自分と一緒にいるにもかかわらず別の誰かを特別扱いし始めたり、自分に対して素っ気なかったりすると、愛されていないと強く感じてしまうかもしれません。
自分が必要な存在だと感じられない
人は誰かから必要とされることで安心感を得ています。夫や恋人から「君がいてくれて良かった」と言って欲しいのです。自分が必要とされていることを実感できれば、自分は捨てられない、突然別れを切り出されることがないといった安心感につながります。
そうした実感が得られなくなったとき「私は愛されていないのかもしれない」と思うかもしれません。困っているときに自分に打ち明けてくれない、まして別の誰かに相談するといった男性の行動は、女性を不安にさせます。
愛情を信じられずにいつも不安
相手の愛情を信じられないときも、不安が募って愛されたい気持ちが強くなります。愛情表現の少ない恋人や感情を表に出さない友人など、自分への愛情が分かりづらい相手に感じてしまいやすいでしょう。
相手からの愛情を信じられないため、いつも不安を抱えている状態になっています。言葉や目に見える愛情表現が少ないと「愛情を確認したい」と思い、愛されたい気持ちが強くなるのです。
愛されたい気持ちが満たされない原因
周りから十分な愛情を受け取っていると感じているのに、「愛されたい」と思う気持ちが満たされないのには原因があります。主に挙げられる原因を三つ解説していきましょう。
自分を愛せない
自分自身を認めて愛することができないと、愛されたい気持ちが満たされにくいでしょう。自分を愛せない人は、自分に自信が持てずいつも不安な気持ちを抱いてしまいます。
愛されたい気持ちを満たすためには、「自分は必要な存在なんだ」「愛されている」という自己肯定感が必要です。自分を愛している人は、自分の価値や存在意義を知っているため、「自分は愛されている」と自分自身を満たすことができます。
しかし、自分を愛せない人は、ほかの人に愛してもらうことで存在意義を実感しようと考えがちです。自分は愛されていいんだという自己肯定感を相手に委ねてしまうと、愛されたい気持ちは満たされにくくなってしまいます。
両親からの愛情が不十分だった
幼い頃に両親からの愛情が足りないと感じた人も、愛されたい気持ちが満たされにくくい傾向です。子どもは思ったことを素直に表現します。その際に、あるがままの感情を受け止めてもらえないと、「認められなかった」と感じがちです。
また、『聞き分けがいい』や『言うことを聞く』など両親が求めてきた姿でしか認められなかった場合も、愛情が足りなかったと感じやすくなります。
さらに、兄弟や姉妹がいる人も「両親を取られた」と感じ、愛情不足を感じやすいでしょう。愛情不足を感じたまま大人になると、愛されたい気持ちが心から満たされることが少なくなるといわれています。
恋人・友人から裏切られた
過去に裏切られた経験がある人も、愛されたい気持ちが満たされにくい傾向があります。浮気をされていたり悪口を言われていたりなど、愛されていると信じていた相手から裏切られると、人を信じることが怖くなるのです。
「浮気相手の方が私より魅力的だったんだ」「仲良くしていた時間はうわべだけだったかもしれない」と思い、自己否定にもつながります。自分の価値を認めることができず、常に不安を抱える状態になってしまうのでしょう。
裏切られた行為がトラウマとなって、人からの愛情が信じられなくなることもあります。愛情を信じられない不安をなくすため、相手からの愛情を確認するかのように強く求めがちになってしまうでしょう。
愛されたい感情を満たす対処法
愛されたい気持ちは、誰でも持つ自然な感情です。そのため、相手に要求せず、自分で満たす工夫も大切になります。
愛されたい感情をいつでも満たしておくには、どのような行動を取るとよいのでしょうか?
自分に自信をつけていく
「自分には価値がないのでは」と感じたときに、愛されたい気持ちは出てきやすいでしょう。自分の価値を認めてあげることで、愛されたい気持ちは自然と満たされていくはずです。
自分で自分の価値を認めるために大切なことは、自分に自信を持つことです。念入りにスキンケアを行ったり、普段とは違ったお化粧にチャレンジしてみたりして、『かわいい』と思う自分を見つけてみましょう。
また、外見だけでなく内面も磨くと、芯のある自信をつけることができます。好きなことを突き詰めたり、資格にチャレンジしてみたりするのもよいアイデアです。努力した経験は、自分の価値を認める自信につながっていきます。
受け身の愛をやめる
愛されたい気持ちが強い人は、愛されることを待っている傾向があります。愛されたい気持ちを満たすには、受け身の姿勢を変えてみるのがおすすめです。
「私もいっぱい愛情を伝えてきたし、受け身のはずがない」と思う方もいるかもしれません。しかし、それは愛されたい気持ちを満たすために行っていた場合もあります。
受け身の姿勢を変えるには、こちらから相手を愛することです。相手からの愛情表現を待つのではなく、好意や感謝を積極的に伝えていきましょう。
見返りを求めず人に接する
いつまでも愛されたい気持ちが満たされない人は、相手に対して愛情の見返りを求めているケースが多く見られます。
誰しも恋人や友人に対して、自分が抱いている好意と同じくらいの気持ちを持ってほしいと思うこともあるでしょう。しかし、愛されたい気持ちを満たすためには、見返りを求めることは逆効果です。
「私はあなたを大切にしているのだから、あなたも大切にして」や「優しくしたのだから、私にも優しくして」など、自分がしたことと同じことを相手にも求めてしまうのです。
見返りを求めず相手と接するように心掛けていけば、「相手の愛情が足らない」という不公平さを感じることもありません。素直に愛情を感じることができ、気持ちも満たされていくでしょう。
愛される人になるためには
いつも周りから愛されている人を見ると、自分に自信をなくしてしまうこともあります。愛される人になるには、どのようなことが必要なのでしょうか?
『周りから愛される人』になるために、すぐ実践できる方法を紹介します。
自分から好きと伝える
愛される女性に近づく最初の一歩は、自分から相手に好きだと伝えることです。「もっと愛情表現をしてほしい」「私のためだけに時間を作って」など、相手からの愛情を求めてばかりではなく、こちらから伝えていきましょう。
普段の会話の中で気軽に伝えていくのがおすすめです。「いつもありがとう」や「あなたのことが大好きだよ」など、相手が重たく感じない程度に愛情を示していくのがよいでしょう。
見返りを求めた愛情表現ではなく、自分の素直な気持ちをいつも伝えることができるようになれば、周りからの印象も変わっていきます。
前向きな考え方をする
前向きな考え方をしている人は、いつもポジティブで笑顔が溢れています。周りから愛されている人は、前向きで明るく、一緒にいると笑顔になれるという特徴を持っているものです。
後ろ向きな考え方をしてしまう人は、笑顔を心掛けていても不自然さが出てしまいます。ネガティブな思考や、マイナスな発言が多いと自覚しているのであれば、少しずつ前向きな考え方をするように意識していきましょう。
「ここまでしかできなかった」を「少しずつでも進めることができて偉い」と、前向きに捉える練習をしていくのがおすすめです。
誠実さと笑顔を忘れずに
周りから愛されている人は、周りに対してどのようなときも誠実に接しています。恋人や友人を悲しませるような嘘をついたり、してもらったことに対して感謝を示さなかったりなどの不誠実な態度は、相手からの愛情を失うかもしれません。
愛される人は、普段から誰に対しても誠実さを忘れずに接しています。毎日の積み重ねが相手からの信頼につながっていき、愛される人になっていくのです。
誠実に接するには、自分をよく見せようとする見えや嘘をやめ、ありのままの自分を見せることが必要になります。
また、常に笑顔でいることも大切です。不機嫌な顔は、相手にも気を遣わせてしまいます。誠実さと笑顔でいることを忘れないように心掛けていけば、愛される人になっていくでしょう。
まとめ
愛されたい気持ちを感じると、感情のコントロールがしにくくなります。恋人だけでなく、友人や家族に対しても感じるため、日常生活でも湧き起こりやすい感情です。
特に、「自分には価値がない」「愛情が足りない」と思うときに愛されたいと感じます。自分に自信がないことや、過去のトラウマなどが原因であることもあります。思い当たる節があるのであれば、感情をコントロールできるようになることを目指しましょう。
また、愛される人を目指すこともおすすめです。損得勘定のない愛情を注いだり、誠実さを持って接したりすることで、誰でも愛される人になることができます。愛される人になって、愛されたい気持ちが満たされた毎日を過ごしましょう。