最近よく聞く『モーヴピンク』とは?
モーヴピンクとは「モーヴ=灰色がかった紫」にピンクを混ぜてまろやかな色味にしたもの。数あるピンクの中でも群を抜いて上品で大人っぽい発色です。くすんだ色味なので日本人の肌にも馴染みが良く、イエベ・ブルベともにマッチする色なんです。
【アイシャドウ】でモーヴピンクを使えば上品な目元に
ピンクのアイシャドウのデメリットといえば「腫れぼったく見えること」。でも、くすみ感のあるモーヴピンクなら影のようなコントラストで腫れぼったさはゼロ。逆に陰影が生まれ、より立体的な目元を演出。もちろん、ほんのり感じるピンクの甘さで程よい女性らしさも残ります。
アイホール全体に入れて自然な陰影を
アイホール全体に均一に伸ばす基本的な塗り方でも、二重幅に自然な奥行きが出たり、目の幅が立体的に強調して見える効果が。手の込んだように仕上がるので忙しい朝でも安心です。ラメやパールのあるものをチョイスするときは、粒子が繊細なものを選ぶとよりリッチに輝くのでおすすめ。
下まつ毛の際に入れてさりげなく縦幅を強調!
涙袋にも血色と立体感を出してより大きな瞳に。のせすぎを防いだり自然に伸ばすために、下まつ毛の際に沿ってアイラインのように細く引き、そこから周りにぽんぽん馴染ませると下まつ毛まで強調された仕上がりに。アイライナーを使うより発色が柔らかいのでナチュラルに見える方法です。
目尻の“く”の字使いで横幅を強調
目尻に“く”の字で濃くいれると目の横幅が強調できます。ポイントははっきりいれないこと。“く”の字にいれた周りをぼかし、グラデーションを作り出すと自然な影に見えます。単品でグラデーション使いするだけでなく他の明るいピンクアイシャドウと合わせてみても影の役割として大活躍◎!
おすすめモーヴピンクアイシャドウ4選
「プチプラ」編
▼イエベにもブルベにもマッチ
キャンメイク(CANMAKE)
パーフェクトマルチアイズ(04 クラシックピンク)
イエベにもブルベにもマッチするカラーパレット。マットな質のシャドウで肌馴染みが良いのが特徴。アイブロウ・アイライナーとしても代用できるので、これひとつ持ち歩けばお化粧直しもバッチリ。
▼クリームベースで艶やかな透明感を
ヴィセ アヴァン(Visee AVANT)
シングルアイカラー クリーミィ(104 MOCHA)
しっとりとしたクリームベースのアイシャドウ。なめらかにまぶたにフィットするのでよれにくく、アイカラーベースとしても活躍できます。さりげないラメで透明感のある目元を再現。
「デパコス」編
▼質×カラーで毎日違った目元を演出
ルナソル(LUNASOL)
ニュアンスシェイドアイズ(01 Romance Scene)
同系色だけど絶妙な色合いのカラーと質感が組み合わさったパレット。単色使いしてもよし、合わせて深みと奥行きにこだわってもよし。合わせ方次第で何通りものニュアンスの目元を作り出せます。
▼ざくざく入った上質なラメがかわいい
アディクション(ADDICTION)
ザ アイシャドウ(80 Cry Baby P クライベイビー)
たっぷり含まれた繊細なシルバーラメが目元に煌めきをプラス。指でのばしてのせるとマット感が強く、ブラシでのせるとラメが際立ちます。シアーな色味でもラメの輝きで透明感も生まれるので目元が明るく見えるのが嬉しいポイント。
【リップ】にモーヴピンクをのせて色っぽい唇に
近頃トレンドのヌーディーなリップメイクもモーヴピンクで叶います。同時に、ピンクのナチュラルな血色感もあるので顔色が明るく見えるのもポイント。同じ色でもチョイスするリップの質感によって全く違った雰囲気になるので、自分の理想のイメージや使うシーンに合わせて選んでみて。
《ツヤ》ぷっくりうるうるの口元に釘付け
たっぷり潤いを感じるツヤリップはより上質で女性らしい唇をつくりたい方におすすめ。なかでもおすすめしたいのがプランプ効果のあるリッププランパー。唇をツヤをのせつつ、ふっくらとボリューミーに仕上がるので、リップ美容液としても役立ちます。
《シアー》ほんのり薄付きでどんなシーンにも万能
透き通るように自然な発色のシアーはナチュラルな唇をつくりたい方におすすめ。素の色を活かしつつ、自然に発色するので男性からの支持も高いんです。その自然さからオフィスメイクでも大活躍! 細かいラメのあるものをチョイスすると透明感が引き立ちます。
《マット》モードな唇で一瞬でオシャレな印象に
光沢のないマットの質感は、モードでアンニュイな唇をつくりたい方におすすめ。素の色をフルカバーしながら最もはっきり色付きます。唇そのものの質感を活かすので、保湿成分の配合されたものや、パウダータイプなどなめらかに唇の上にフィットするものをチョイスするのがベスト。
おすすめモーヴピンクリップ6選
「ツヤ」タイプ
▼潤いつつ色付きもバッチリ
リンメル(RIMMEL LONDON)
アクアリィ ブースト リップラッカー(004モーヴベージュ)
みずみずしいテクスチャーで潤いが続きます。プランプ効果で唇を自然にぷっくりとみせてくれるだけでなく、発色もバッチリ。重ね塗りなしでもコレ一本で色付きも叶えられます。
▼ケアしながらのメイクで敏感肌さんでも安心
エトヴォス(ETVOS)
ミネラルリッププランパー(モーヴピンク)
ヒアルロン酸配合で乾燥が気になる唇にたっぷり潤いを与え、メイクしながら唇のケアができます。プランプ効果でふっくらボリューミーな唇が叶うので、下地として使っても◎。
「シアー」タイプ
▼ラメ配合でより透明な質感に
ヴィセ アヴァン(Visee AVANT)
リップスティック(012 MAUVE)
なめらかに伸び、ひと塗りで見たままの色を唇にフィット。細かい青ラメが入っているので、唇の潤いを引き立てるように輝きます。重ねるほどに深みが出て、また違った色味を楽しめるのも魅力。
▼重ねるたびに発色自由自在
アディクション(ADDICTION)
リップスティック シアー(007 Desert Rose デザートローズ)
程よい透け感とツヤ感が顔色をパッと明るく魅せてくれるリップ。元の唇の色を活かした自然な発色で、重ね塗りする度に違った印象を作り出せるのも魅力。
「マット」タイプ
▼溶け込むように自然に発色する新感覚『透けマット』
ロレアル パリ(LOREAL PARIS)
ルージュシグネチャー (105 モーヴピンク)
水のような軽いテクスチャーで、一枚薄い膜を張ったように密着し自然な発色を叶えます。まるで元からその色だったかのように発色する新感覚の透けマットな質感で、マットリップ初心者でも使いやすい一本です。
▼ツヤとマットの魅力を兼ね備えた『ローマット』
スリー(THREE)
リリカルリップブルーム(01 MOVEMENT FEEL)
ツヤめきすぎず、マットすぎない質感で、潤いと発色の両方を叶えたリップ。カラーバリエーションも多く、日本人に合う色味が満載なので、自分のお肌の色に合ったカラーを探してみてください。
【チーク】はモーヴピンクで大人っぽい血色感に
ピンクチークの発色が似合わない方にぜひおすすめしたいモーヴピンクチーク。リップの色と合わせたいけどチークだけ浮いて見える......なんてことありますよね。深みのあるモーヴピンクならアイシャドウとリップの絶妙なつなぎ役を果たしてくれます。リップの色はピンクだけでなく赤、ブラウンなどにもマッチするのでひとつ持ってて損はないです!
はっきりのせすぎないナチュラルさがポイント!
笑ったときに頬骨が一番高くなる位置を中心にふんわりとのせるだけでOK。ポイントはあまりのせすぎないこと。じわっと内側から色付いたような自然な血色感が生まれます。リップの色と合わせて使うと統一感のあるメイクに仕上がります。
おすすめモーヴピンクチーク4選
「プチプラ」編
▼ハイライトいらずの艶やか発色
マリブビューティー(Malibu Beauty)
ベイクドチーク(MBBC-03 モーヴピンク)
繊細なパールでツヤを演出。ハイライトいらずの輝くお肌に。ふんわり自然な血色のように発色し、色持ちも◎。大きめのブラシでのせるとより磨いたように艶やかに発色します。
▼パレットの合わせ方次第で自分好みの色を実現
キャンメイク(CANMAKE)
グロウフルールチークス(09 バーガンディーフルール)
パウダーなのに粉っぽさがなく、クリームチーク級の密着度を叶えます。素肌のような透明感とナチュラルな発色で、肌馴染みが良いのが特徴です。五色の色を混ぜて使うので、取る分量によって色の濃さを調節できます。
「デパコス」編
▼大人っぽい血色感を叶えるカラー
ナーズ(NARS)
ブラッシュ(4062)
上品で肌馴染みの良いカラーが魅力。ラメやパールのないマットな質感で、ブラシでふんわりのせるだけで自然な血色感が完成。どんなメイクにも合わせやすい色味です。
▼クリームチークでふんわり発色
スリー(THREE)
エピック ミニ ダッシュ(06 JL:#9 DREAM)
ティントタイプのチークなので自分の体温に合わせて内側から染まったかのような血色を実現します 。クリームタイプなので馴染みやすいのも魅力。リップとしても併用できます。
【マスカラ・アイライン】ポイント使いでカラーメイクにトライ!
ちょっとしたポイントメイクでモーヴピンクを取り入れてみるのもオシャレ。「カラーメイクは派手で挑戦しにくい」という方でも、ほのかに色づく控えめな鮮やかさでお肌にも馴染みやすいので、他のカラーより挑戦しやすい色味です。周りと一歩差をつけたポイントメイクにトライしてみてはいかが?
「マスカラ」で柔らかい目元に
モーヴピンクマスカラはブラックより柔らかく、ブラウンよりはっきりした色合いで、抜け感のある目元を作り出します。光の加減でほんのり色めくピンク色がよりかわいらしさを引き立てます。
▼一本でキープ力の高いまつ毛が完成
エテュセ(ettusais)
アイエディション マスカラベース(ダスティピンク)
軽量のカールベースで長時間カールをキープ。繊維が入っているので、束感と長さも同時に叶えてくれます。細いコームタイプのブラシでまつ毛の際までしっかり塗れるのも嬉しいポイント。
「アイライン」でさりげないこだわりメイクを
アイラインで取り入れれば柔らかな発色でさりげなく目力を演出できます。どんなアイシャドウにも馴染みがいいですが、とくにピンクやブラウンの色味はよりナチュラルにマッチします。マスカラもともにモーヴピンクを使うと垢抜けた目元の完成。
▼キープ力重視の方にはコレ!
エムエスエイチ(msh)
ラブ・ライナー リキッド グリッター コレクション(ボルドーブラウン)
コシが強い筆でラインの太さを自由自在に描けるのが特徴。とにかく落ちにくく、よれにくいので描いたラインを一日キープできます。染料不使用なので色素沈着しづらいのもポイント。
【パーソナルカラー別】似合わせモーヴピンクメイクをご紹介!
パーソナルカラー別にモーヴピンクと調和するカラーが異なります。ここでは、より似合うカラーと馴染ませ攻略法についてお教えします! 自分にピッタリのメイク法を知り、垢抜けたメイクに仕上げましょう。始めに自分のパーソナルカラーについておさらいしてみて。
【あなたのパーソナルカラーは?】
モーヴピンクを使うときのポイント
- ピンクのベースを使うと馴染みやすい
- チークはほんのり、もしくはつけない
- どこかのポイントにツヤやラメで光をプラス
イエベの方は黄味感を消し、ブルベの方は血色UPの役割としてピンクのコントロールカラーを使うと◎。つけすぎのチークは化粧全体が厚く見えてしまう原因なので、控えめ使いがマスト。モーヴピンク×光の相性は抜群なので、ラメ感・ツヤ感をワンポイントでプラスすると上品さが格段にUPします。
《イエベ春・Spring》さんはモーヴピンク×ピンク
- アイシャドウでポイント使い
- チークやリップはピンクをチョイス
- ラメやグリッターの光で馴染ませる
明るくパステルなカラーが似合うイエベ春さんはどこか一点にモーヴピンクをポイントで使い、残りをコーラルピンクなどの明るいピンクでまとめるとお肌に馴染みやすいです。使うポイントはアイシャドウがおすすめ。自然な陰影で目を強調しつつ、全体を大人かわいくまとめてくれます。
《イエベ秋・Autumn》さんはモーヴピンク×ブラウン
- アイシャドウはブラウンをチョイス
- モーヴピンクor茶色のマスカラで抜け感を
- ローマットリップでカバー力とツヤをプラス
温かみのあるオレンジ系の色味が似合うイエベ秋さんは、ブラウンを合わせるとGOOD! 発色が良くツヤもでるローマットなリップで血色をカバーしつつ、モードな大人メイクに仕上げましょう。マスカラとリップのW使いの上級な統一テクニックでこなれ感を出してみて。
《ブルベ夏・Summer》さんはモーヴピンク×ネイビー
- チークとリップでW使い
- アイシャドウは寒色系がマッチ
- ツヤのあるリップで透明感を底上げ
柔らかい色が似合うブルベ夏は、一番モーヴピンクとの相性が良いです。さらに相性抜群な寒色カラーをプラスして、とことん透明感を追及したメイクに。彩度が低く比較的挑戦しやすいグレーで陰影と透明感を同時に引き出して。くすみを程よくするためにハイライトで光をプラス。
《ブルベ冬・Winter》さんはモーヴピンク×ローズピンク
- アイシャドウでポイント使い。ラメ感が強いものをチョイス
- チークはあえてつけない
- リップは深めのローズピンクで柔らかさを
白肌が美しいブルベ冬さんは、チークを使うと頬だけ浮いたようにみえてしまいます。あえて頬にはノータッチで、アイメイクとリップで血色付けましょう。リップは深めの色が似合います。赤ではなくあえての深めピンクをチョイスすれば柔らかい印象に。男性ウケもバッチリな美人メイクに仕上がります。
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モーヴピンクを使ったメイク法や、気になるアイテムは見つかりましたか? モーヴピンクのメイクアイテムをもっと詳しく知りたい! という方は、以下の記事で、モーヴピンクのアイシャドウ・リップのおすすめや、モーヴピンクメイク法をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。