【色使い・濃淡を意識】するのが2022年のアーチ眉のポイント
アーチ眉は「太め」なのがここ数年の傾向。2022年のアーチ眉も「太めアーチ眉」が流行る予感です。でも「もう普通の太めアーチ眉には飽きてしまった」という方は髪色やフィーリングに合わせて眉色や、濃淡を変えてみましょう♪
色使いで『今っぽアーチ眉に』
▼「明るめカラー」で顔を明るくみせて
抜け感のあるアーチ眉は、あえて髪色からハズして肌なじみのよい明るいカラーをオン。アイブロウを肌の色に近づけることで顔全体が明るくみえます。
▼「暗めカラー」できりっとした印象に
くっきりした暗色のアイブロウがハンサムな印象のアーチ眉。整えた感がおさえられた自眉風のやさしいアーチ眉に。
▼「カラーアイブロウ」でぐっと垢ぬけて
最近じわじわと人気を集めるのは「カラーアイブロウ」。濃いめに発色したレッドがくっきりアーチ眉に仕上げます。その日だけ印象を変えられて、一気におしゃれ顔に。
▼ピンクっぽいカラーが珍しい「カラーアイブロウ」
メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)
ファッションブロウ カラードラマ マスカラ(コーラル)
肌や髪色に馴染みつつも目を引くメイクに仕上げてくれるアイテム。やわらかな印象を醸し出すピンクがアーチ眉にもピッタリ。バーガンディ、カーキもあるのでチェックしてみて。
濃淡を意識して『垢抜けアーチ眉』に
▼眉マスカラで濃く色をつけて「化粧っ気アップ」
なだらかなアーチ眉は眉マスカラをしっかり濃く塗ることで、チカラのある明るい目元に。ムラなくしっかり色をつけるのがポイント。
▼淡いカラーで眉をかけば「太めでも抜け感たっぷりに」
ナチュラルな太アーチ眉にしたいなら、眉尻の地肌を濃くぬりすぎないようにパウダーでふんわりメイクして。眉尻の毛を書き足すときは「細く」書くことががポイント。
▼眉端は淡く書き「立体感を出して」
眉中を濃い色でメイクして、眉頭や眉尻を少し淡い色でグラデーションさせると立体感が出ます。長めの太アーチ眉でもべったり眉にみえなくて◎。
韓国でも流行中なんです!
平行眉がキホンだったオルチャンメイクも最近は丸みを帯びた太アーチ眉にシフト。新しいトレンドとして人気の眉となっています。
【アーチ眉の整え方】ポイントは「すっぴんで整えないこと」
「アーチ眉にしたいけど理想の曲線に整わない」「毎回集中しすぎて疲れちゃう」という方も多いのでは? ラクにできて、しかも失敗がない方法を身につけて。
キホンの眉黄金比
まずは部位と一緒にバランスのいい黄金比を確認しましょう。意識して書くとキレイに整った美人アーチ眉になれちゃいます!
眉頭(まゆがしら)・・「小鼻の真上」か「目頭より少し内側」
眉山(まゆやま)・・「瞳~目尻の間」か「眉をあげた時のくぼみ」
眉尻(まゆじり)・・小鼻から目尻の直線上
「眉頭~眉山:眉山~眉尻」が「2:1」になるのが理想的です。
アーチ眉は眉山を一番高くするように曲線を書くことで、骨格と自然に合うアーチ眉がつくれます。眉尻は「眉頭からまっすぐのライン」あるいは「眉尻が少し上」になることを意識すると、整ったやさしいアーチ眉にみせられます。
▼必要なものは?
・シェーバーまたはカミソリ
・ミニハサミ
・コーム
できるだけ肌を傷つけないように整えてほしいので、毛抜きは使わないようにしましょう。確かに毛抜きで抜くとキレイに処理できますが、その時の負担が積み重なると毛が生えてこなくなることがあります。
カミソリは肌をいためやすいので肌や毛根のためにも、できるだけシェーバーを使うことをおすすめします。
整え方のコツは「一度眉メイクをしてから」
さて本題の失敗しない整え方ですが、すっぴん眉の状態から一度理想のアーチ眉を書きましょう。ペンシルを使って輪郭をくっきり書くと整える時にわかりやすくなります。
ここから詳しく整え方をレクチャーしていきます!
▼整える前に必要なこと
まず、すっぴん眉の状態でコームで毛流れをときましょう。ふき取りクレンジングシートは、ピンポイントで眉だけふき取れるのでメイク前でもお風呂あがりでも便利。
▼STEP1:理想のアーチ眉を書く
黄金比を意識しながら、眉山が一番高くなるようにペンシルでふちをくっきりと書きましょう。不安な方は三点に印をつけてからつなげると書きやすくなります。
▼STEP2:余分な毛をカットする
眉中の長い毛は、コームを上からスッといれて下に出します。眉メイクの下の輪郭に沿ってカット。眉頭、眉尻のメイクから出ている余分な毛もカットしましょう。
眉下や眉山など皮膚のやわらかい所の毛は根元ギリギリまで切らなくてOK。
▼STEP3:カットしておいた無駄毛を剃る
眉メイクを落としてすっぴん眉に戻します。2でカットした余分な毛の残りをシェーバーかカミソリで剃っていきます。
▼LAST STEP:ケアも忘れずに
整え終わったら、しっかり保湿してケアしてあげてください。
【アーチ眉の描き方】バランスをとるには眉山がカギ
キレイなアーチは書けたはずなのに、なぜかしっくりこない……なんて経験ありませんか?それは眉山を意識して書けていなかったからかも。また、書く順番によってはバランスが悪く仕上がったり、不自然なベタ塗り眉になったりしてしまいます。自然なアーチ眉の書き方をマスターしましょう♪
用意するもの
くっきりとしたアーチ眉やフワッとしたアーチ眉、立体的、ナチュラルなアーチ眉など、使うアイテムによってアーチ眉の仕上がりの印象は変わってきます。ペンシル一本のみで眉メイクしている人もいれば、パウダーやリキッドを使い分けている人もいます。仕上げに眉マスカラをするとグッと洒落みえさせることも。
ペンシル・・・眉の輪郭や、眉尻のすぼみをくっきりと書くことができる
リキッドペン・・・一本一本の毛をリアルに書くことができるので眉が少ない人におすすめ
パウダー・・・ふんわり色づくので輪郭や眉の中を塗るときにナチュラルに仕上がる
眉マスカラ・・・眉の色を変えられるので髪色が明るい人や眉が濃い人におすすめ
書くときは「まず眉山にアーチをつくる」のがコツ
アーチ眉を書くときは眉上の輪郭だけでなく、眉下の輪郭も曲線になるように意識すると理想的。先に眉山に曲線を書いておくと眉頭、眉尻となだらかにつなげやすくなります。眉頭や眉の真ん中から書き始めると形やバランスが悪くなったり、色が不自然にムラになったりしてしまいがちなので、今までなかなかうまく書けなかった人は試してみて。
それでは、書き方をレクチャーしていきます!
▼STEP1:眉山~眉尻の輪郭を書く
まず輪郭を書いていきます。1、2の順通り先に眉山から書いていきましょう。眉山を一番高く書くと骨格に沿った自然な仕上がりになります。
「眉山がわかりにくい」という場合は、眉をあげたときにできるくぼみに沿って書きましょう。
《輪郭を書くときに使えるアイテム》
ペンシル・・・輪郭をクッキリ描ける
パウダー・・・輪郭をふんわり仕上げる
リキッド・・・眉尻に毛を書き足せる
色みは眉山を濃いめに。眉尻に向けて淡くして、グラデーションになるように書くと自然な立体感が出せます。
▼STEP2:眉頭手前~眉山の輪郭を書く
次に眉の中心のエリアの輪郭を書きます。1~4の順番通り先に眉の上ラインから書くとバランスがとりやすくなります。
急に眉頭から書くとアーチの丸みや全体のバランスがとりにくいので、今までバランスよく書きにくかったという方は最後の仕上げまで眉頭を残しておいて。
下ラインは輪郭をくっきり書きすぎてしまうとチカラ強い印象になってしまうのでペンシルを寝かせながらやさしい力で書くか、パウダーでフワッと書きましょう。
色みは眉山に向かって濃くみえるように書き、眉頭手前は淡めに。
▼STEP3:書いた輪郭の中を埋める
方向は、眉頭手前から眉尻に向けて書いていきます。
《眉中を埋めるとき使えるアイテム》
ペンシル・・・細かくすこしずつ書き足せる、しっかりな仕上がり
パウダー・・・一気に塗れるのでムラがなく、濃くなりすぎない
色みは、眉の中を埋めるときも輪郭を書いたときと同じように、眉の真ん中を一番濃くして眉頭と眉尻を淡く書きましょう。
▼LAST STEP:眉頭を書く
最後に眉頭を書きます。眉頭は下から上に向かって書くと毛流れに合って自然に仕上がります。
《眉頭を書くとき使えるアイテム》
ペンシル・・・微調整ができる
パウダー・・・シャドーっぽく鼻筋からつなげてもあり
▼ノーズシャドーにもつなげられる「アイブロウパウダー」
ケイト(KATE)
デザイニングアイブロウ3D(EX-5 ブラウン系)
ケイトのアイブロウパウダーはブラシが柔らかいのでクッキリとした輪郭を書くよりフワッとした輪郭を書くときや、眉の中をナチュラルに埋めたりするときに向いています。淡い色付きなので鼻筋までスッと引いてぼかしても自然!
▼ポイント:眉マスカラで仕上げると垢抜ける
仕上げに眉マスカラをすると、顔や髪色に馴染みオシャレ感があがります。先に眉尻から毛流れに逆らって塗り、そのあと毛流れ通りに眉頭から塗ると色ムラなくキレイに塗ることができます。
▼眉マスカラは発色がいいものが◎
ヴィセ(Visee)
ヴィセ リシェ カラーリング アイブロウマスカラ(BR-3ブラウン)
カラーリング成分が配合されているので発色がよく長持ちな眉マスカラ。髪が明るい方は髪色と一緒に楽しんで。
【顔型別】アーチ眉を似合わせるポイントは?
アーチ眉を書くときは、顔の形に合わせて書くとさらに美人度をアップできるんです。ちょっとした「角度」や「長さ」がポイントになるので要チェック。自分の顔に似合った自然なアーチ眉を手に入れて。
丸顔さんは「眉尻を長めに」
丸顔さんはアーチ眉との相性ばっちり。眉尻を長くとってやわらかい印象に。すこし太めなのがクールにならず◎。大きいモチーフのピアスでオトナっぽさもいれてみて。
面長さんは「低めになだらかに」
顔が縦長にみえやすい面長さんは、眉山が低めのなだらかな曲線が似合います。すこし平行っぽいアーチ眉がベスト。シースルーバングや広範囲チークで小顔感UP。
逆三角形さんは「眉山を高めに」
顎がシャープな逆三角形さんは眉山を高めにとったゆるやかなアーチ眉でやさしい印象にみせて。眉尻がすこし垂れてみえてキュートに。ピンクリップで甘くまとめて。
卵形さんは「明るい印象に」
丸みがあり、やさしげな印象がある卵型さん。眉の上ラインだけでなく、下ラインもしっかりアーチにさせることで、目元をフワッとみせてさらにやさしい印象に。アイシャドウをジュワッと広げると華やかさもUP。
【アーチ眉から平行眉にしたい】自然なやり方はコレ!
「アーチ眉に整えたけど今日は平行眉にしたいな」という気分になるときもありますよね。「ムリなのかも……」と思ってあきらめなくてOK♪ やり方とコツさえおさえればカンタンに眉チェンジできるんです。チェックしておいて、おしゃれの幅をグンと広げちゃいましょう。
平行眉を書くときのポイント
アーチの丸みを埋めるように、上眉頭と下眉山の輪郭を書きましょう。
- 毛流れを意識して書く
- 毛が少ないところはリキッドペンで書き足す
- 輪郭はペンシルかパウダーをかためのブラシでクッキリと
▼中を埋めて眉頭を整えたら完成
輪郭が書けたら毛流れに沿って中を埋めていき、最後に眉頭をぼかしながら整えたら完成です。
アーチ眉のときと一緒で眉頭、眉尻を淡くすると自然です。ただし、地眉毛がアーチ形の場合そもそも眉頭、眉尻に毛がすくないので最初はしっかりめに書き、そこからぼかしで調整するのがおすすめ。