今は『ナチュラルな太眉』が流行中!
トレンドのファッションやヘアスタイルが変わるように、眉毛の形にも流行があります。ここ最近では、アーチと平行をミックスしたような、地眉を活かしたナチュラルな形がトレンドなんです。
2022年は平行×アーチをミックスしたような【ナチュラル太眉】
2022年~アーチと平行をミックスしたような、地眉を活かしたナチュラル太眉が流行の兆し。眉頭から眉山までを平行で描き、眉山に差しかかった辺りでアーチを描くように丸みをもたせながら眉尻を描きます。全体的にくっきりと描きすぎず、地毛を活かして眉メイクをするのがポイントです。
眉毛ブームの歴史
1980年代、ちょうどバブルのころ、くっきりと濃い極太眉が流行っていました。1990年代に入るとギャル人気が沸騰し、今度は一気に眉が細くなります。それから2000年代・2010年代と、程よい太さのアーチ眉と平行眉のブームが訪れ、年代ごとに眉メイクの流行も移り変わりました。
そのため、極端な太眉や細眉などは時代遅れのような印象を与え、老けてみえる原因にも。眉ひとつとっても流行は変化していることから、眉メイクの見直しはとっても重要なんです。
知っておきたい眉の《黄金比》と《見直しポイント》
顔の印象を左右する眉だからこそ、失敗したくないですよね。理想の太眉を手に入れるためにも、まずは知っておきたい眉の黄金比と見直してほしいポイントをお伝えします。
基本は《眉の黄金比》
▼縦幅は7㎜~8㎜が理想
太眉の縦幅は7㎜~8㎜が理想とされています。太すぎても細すぎでもバランスが崩れてしまうから、理想の縦幅を目安に眉メイクを進めてみて。1度感覚をつかんだら迷わず描けるようになりますよ。
▼眉頭・眉山・眉尻の位置
【眉頭】:目頭の延長線上を基準とし眉間寄りに1㎜~2㎜内側
【眉山】:黒目の外側から目尻の間に山を置く
【眉尻】:鼻の脇から目尻を結んだラインの延長線上まで
見直してほしいポイント
▼ペンで縁を描きすぎていませんか?
理想の幅や位置を意識しすぎて縁を描きすぎると、外枠だけが目立ってしまいます。眉メイクをする際の目安として縁取りをしたいなら、最後にブラシでぼかすことを忘れずに。
▼色の濃さは均等ですか?
眉は場所によって、毛が均等に生えていないこともしばしば。毛が薄い個所に合わせて眉全体に同じ濃さの色をのせると、毛が多い部分が異様に濃くなりすぎてしまいます。毛量の多い部分には薄い色味を使ってできる限り描き足さず、少ない部分には濃い色をのせ隙間を埋め色味の使い分けを。最後に眉マスカラで色を均等に揃えるとキレイに仕上がります。
▼眉尻が薄くなっていませんか?
眉尻が薄いと、遠目でみたときぼけて写ります。眉尻はしっかりと、気持ち濃いめに描くとメリハリのある眉メイクが完成します。
【ナチュラル太眉】は平行×アーチを組み合わせる
どんなメイクとも相性がいいナチュラル太眉は、甘さも辛さもほどよくもち合わせたバランスのいい眉といえます。平行とアーチをミックスさせたような形が特徴で、この眉メイクをするだけで一気にトレンドの顔立ちへと変身できますよ。
- 眉頭から眉山までの3分の2を平行に描く
- 眉山から眉尻の残り3分の1をアーチのようにカーブさせて描き下ろす
- 眉マスカラを塗り統一感をもたせる
コンサバメイクと好相性
ナチュラルな太眉は、メイクに合わせて濃淡でニュアンスをコントロールすることができます。いつもより濃いめに眉メイクをすれば、大人のコンサバメイクに。
▼カラバリ豊富な眉マスカラ
ヘビーローテーション(Heavy Rotation)
キスミー ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ(04 ナチュラルブラウン)
眉毛のカラーリングにはキスミーの眉マスカラがおすすめ。バリエーション豊富だから、髪色に合わせて眉マスカラのカラーもチョイス! プチプラだから、髪色が変わっても買い替えやすい。
【アーチ太眉】はふんわりさせるのが今っぽい
アーチ太眉はやわらかく優しい表情を演出してくれます。そのため、しっかりとメイクするのではなく、パウダーなどでふんわり描くことで、バランスが整い今っぽく仕上がります。
- パウダーを全体的に広くのせ眉山をぼかす
- 毛が薄い部分・眉尻をペンシルで書き足す
- 余分なパウダーをブラシで落とす
おフェロメイクがぴったり
おフェロメイクには、ふんわりとやわらかいアーチ太眉がベストマッチ。顔全体が優しい印象に仕上がるから、あとはクリームチークで目元・頬・唇ににじむような血色感をプラスすれば、あっという間におフェロメイクの完成です♪
▼髪色に合わせて濃淡チェンジ
ケイト(KATE)
デザイニングアイブロウ3D(EX-4 ライトブラウン系)
ケイトのアイブロウパウダーは長年人気の商品。髪色に合わせて3色を使い分けたり、眉頭・眉山・眉尻などパーツの毛量に合わせて色を使い分けるのも◎。
【平行太眉】で大人っぽい美人顔に!
平行太眉は目鼻立ちをくっきりと引き立たせ、メリハリのある美人顔に仕上げてくれます。意志のある自立した大人っぽさを演出してくれるから、働く女性にもぴったりの眉メイクです。
- ペンシルで基本となる平行ラインを上下に薄く描き縁取る
- 縁の中をパウダーでしっかりと埋める
- ブラシで全体をとかし整える
シャープな立体メイクを演出
平行眉は赤リップとの相性もよく、意志のある自立した印象を感じさせる美人メイクに仕上がります。太くしすぎると眉の主張が強く浮いてしまうので、理想の縦幅を超えないように注意して。
▼パウダー&ペンシルがこれ1本
エクセル(excel)
パウダー&ペンシル アイブロウEX
眉メイクには、意外と多くのアイテムを使うもの。パウダーとペンシルが1本にまとまったエクセルのアイブロウEXなら、眉メイクがよりスムーズに。持ち歩きコスメとしてもおすすめ!
【オンライン映え太眉】は少し濃いめがカギ
在宅ワークが進むなか、オンラインでの会議や飲み会なんかも増えた今日この頃。新しいライフスタイルへと変化し、このまま在宅ワークになる人も多いのでは? そんな今だからこそ知りたいのは、オンラインでもぼけない・消えない眉メイク術。眉の印象ひとつで、映りが全然違って見えますよ。
- ペンシルやリキッドで毛の間を埋めるように描き足す
- 眉尻をいつもよりしっかりと濃いめに描く
- 眉尻の下にハイライトをのせてより立体感を演出する
カラーメイクで明るさを取り入れる
画面越しではどうしても顔色が暗く映りがち。ハッキリと色味が画面に映らなくても、メイクには明るい色味を取り入れた方が血色よく見えます。カラーメイクで、シャドウ・アイライン・チーク・リップにたくさん色を使ってみてください。太眉にもほんのりパウダーチークのオレンジなど、色をのせると垢抜けた印象に仕上げります。
▼落ちにくいリキッドアイブロウ
K-パレット(K-Palette)
ラスティングツーウェイ アイブロウリキッド WP 04 グレイッシュブラウン
リキッド部分は薄付きだから、調整しながら描けて失敗しにくい。パウダーもセットになってるから、これ1本でふんわり自然な美眉が簡単にメイクできちゃう。
【おまけ】眉毛の整え方を知って完成度を高めよう
太眉の描き方を覚えたら、余分な毛を整えて眉メイクの完成度を高めましょう! なりたい形に眉毛の枠を描いたら、余分な毛を剃ったりカットしながら、土台を整えます。
- 「スクリューブラシ」を使って流れに沿って毛をとかす
- 「シェーバー」で眉まわりの余分な毛を剃る
- 眉頭の毛を下からコームで持ち上げたら、はみ出た部分をハサミでカットする
- 眉中心~眉尻は上から下に向かってコームを通し、はみ出た部分をカットする
剃った部分が青くみえて気になる方は、メイクの際、化粧下地やコンシーラーで隠すのがおすすめ。抜くとのちのち毛が生えてきにくくなることがあるので、注意が必要です。