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人間関係

自分の話ばかりの人にうんざり。上手く付き合うにはどうすればいい?

2019/10/25

いつも自分の話ばかりする人がいます。注目を浴びたい人やストレス解消したい人など理由はさまざまですが、はっきり指摘したり、時には適当な相槌で受け流したりして、振り回されないようにしましょう。自覚がある人の改善方法もまとめました。

自分の話ばかりする人の心理とは?

自分の話ばかりする人に付き合わされてうんざり…そんな人も多いのではないでしょうか。こちらが話す機会を全く与えてはくれず、延々と自分語りや興味のない話を繰り返されては、だんだんとストレスが溜まっていってしまいます。

自分の話ばかりする人は、どんな心理を持っているのでしょうか。彼ら・彼女らの言動の理由を探ってみましょう。

周りに注目されたい

自己顕示欲や承認欲求が強い人は、自分の話ばかりしがちです。自分のことを知って欲しい、注目してほしいと思うあまり、ブレーキが利かなくなってしまうのです。育ってきた環境が本人の性格に大きく影響していることが多いと言われています。

努力して結果を出してきたのに周囲が認めてくれなかった経験があると、周りの人に自分をすごい人だと認めさせたいと考え、自分を良く見せるための話をついたくさんするようになってしまいます。

あまりの多さや話の長さに「自分の話しかしない人」だと周囲から評価されてしまうのです。

自分大好きなナルシスト

経歴や能力、ルックスなど、自分の持っているものに自信があるため、自分のことが大好きで仕方がない…そんなタイプも、自分の話ばかりする傾向があります。大好きな自分のことを、周囲の人にも好きになって欲しいのです。

自分の学歴や家柄、現在の役職など、とにかく自分の自信の源になっている事柄を繰り返し話題にするため、周囲は何度も同じ話を聞かされてすっかり飽き飽きしているということも多いでしょう。

話している相手に好意がある

恋愛感情が絡むと、つい自分の話ばかりしてしまうという人もいます。自分について詳しく話すことで、好意がある相手から興味を持ってもらえるかもしれない、と期待しているのです。

普段は自分の話ばかりするタイプではないのに、特定の人と話すときにだけ自分の事ばかり話題にするという人は、相手に好意を寄せている可能性があります。

ストレス発散をしたい

話をすることそのものがストレス発散になるという人もいます。ストレスの原因となっていることを愚痴として話題にするため、ついつい自分の話ばかりになってしまうのです。

聞かされる相手の事情を汲む余裕もなく、手っ取り早くしゃべることでストレスを解消しようとするのですが、根本的な解決にはならないことが多いでしょう。

結果的にいつも自分の話ばかりするようになり、周囲から疎まれてしまうというタイプです

自分の話ばかりする男女への対処法

自分の話ばかりする人とどういう人間関係かによって、対処法は異なってきます。 距離感の近い恋人同士であれば、根本的な解決を目指すのがおすすめですが、職場の仲間や友人関係に留まるのであれば、あまり踏み込んで指摘しない方が波風を立てないでいられることも多いです。

それぞれの立場ごとに対処法をまとめました。当てはまるものをチェックし、ぜひ活用してみてくださいね。

彼氏・彼女なら指摘を

彼氏・彼女の関係であれば、我慢しながら付き合っていてもあまり良い方向には進まないでしょう。お互いにストレスが溜まり、関係がぎくしゃくしてしまうかもしれません。

付き合いが長く信頼関係が築けているという自信があるなら、思い切って指摘をするのも愛情の一つです。相手を傷つけないように、ソフトに伝えるようにしましょう。

「その話、前にもしてくれたね」「今日は自分も話したいことがあって」など、相手がいつも話の主導権を握りがちであること、話題を変えたいことをさりげなくアピールします。 好きな人からの指摘であれば、案外すんなり受け入れてくれることも多いですよ。

職場なら仕事を理由に切り上げる

職場で関わる程度の人であれば、理由をつけて距離をとることができます。軽い相槌は打ちつつ、話が長くなりそうであれば律義に最後まで付き合わず、仕事を理由に話を切り上げてはいかがでしょうか。

職場は仕事をする場所です。「書類が溜まっている」「そろそろ電話しなきゃ」などと言えば、相手も無理やり話し続けることはやめてくれるはずです。

友達なら相槌を打ちつつ聞き役に

相手が友達の場合、関係の深さによって良い対処法が異なります。自分の言葉を受け入れてくれるような気の置けない親友であれば、はっきり指摘するのも良いかもしれませんが、単なる友人関係であれば気が引けますよね。

友達が自分の話ばかりするのであれば、自分は割り切って聞き役に徹する、というのも一つの方法です。相手の機嫌を損ねることもなく、空気を悪くすることもない、大人の対処法といえるでしょう。

ただ一方的に聞き続けるのはストレスが溜まるので、適度な相槌を打ちながら受け流すと良いですよ。

LINEなら時にはスルー・短文で

自分の話ばかりしたがる人は、LINEやメール上でも同様に振舞うことが多いでしょう。こちらが読む間もなく連続でメッセージを送ってきたり、画面いっぱいの長文を送ってきたりします。

自分の話ばかりする人は、話し相手の反応を欲しがります。LINEのレスポンスが遅かったり、スルーされたり、一言だけの返信しかなかったりすると、だんだん面白くなくなってくるのです。

LINEをマメにやり取りしてくれる新しいターゲットを見つけて離れていってくれますよ。

自分の話ばかりしてしまう時の改善策

自分の話ばかりしてしまう人についてまとめてきましたが、普段の自分の言動に心当たりがあってドキッとしてしまった、という人もいるのではないでしょうか。もしかしたら知らず知らずのうちに、周囲を疲れさせてしまっているかもしれませんよ。

自分の話ばかりしてしまっている気がする、という自覚がある人のために、改善につながる三つの取り組みをまとめました。人と会話する際にはぜひ心がけてみてくださいね。

沈黙を恐れない

自分の話ばかりしてしまう人の中には、会話の中で沈黙が生まれるのが苦手だというタイプもいるでしょう。

シーンとした空気が気まずくて、何とか打ち消したいと思うあまり何とか話題をひねり出そうとします。一番話しやすいのが、自分に関することなのです。

もしかしたら相手が新しい話題を提供しようとしているかもしれませんし、そもそも相手にとって沈黙は苦ではないかもしれません。会話と会話の間の空白を恐れすぎないようにしましょう。

相手へ質問をする

自分のことばかり話題にするのではなく、相手に話題を振ることを意識しましょう。最も簡単なのは、相手に対して質問を投げかけることです。

最近何か面白いことはあったのかなど、ニュースになっている話題についてどう思うのか、など最初は何でも構いません。

質問の返答が次の質問を生むため、自然と相手が話し続けられます。自分が聞き役になれるように話を運びましょう。

最後まで話を聞く

相手が話していたはずなのに、なぜか最終的には自分の話をしている…そんなタイプに多いのが、話を最後まで聞かないことです。

相手の話を途中でさえぎったり、自分の話題にすり替えたりしていないでしょうか。「その意見は違うと思う」「そういえば私も」と急に切り出して、話の主導権を奪っているなら要注意です。

相手の話す時間をきちんと確保し、最後まで耳を傾けるようにしましょう。

まとめ

自分の話をすることを心地よいと感じる人は多いものです。それはお互い様ですので、付き合わされてばかりいるとどうしても疲れてしまいます。

相手との関係性に合わせてはっきり指摘したり、時に距離をとったりしてストレスを溜めないようにしましょう。

自分自身に心当たりがあるという人は、人に不快な思いをさせる前に改善し、良好な人間関係を築けるように心がけてはいかがでしょうか。

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