黒髪ショートヘアの魅力
力の入りすぎないおしゃれさが魅力の黒髪。黒髪のヘアスタイルのなかでも、ショートは清楚で落ち着いたイメージで、大人の女性にぴったり。耳にかかるくらいの長さまでをショートヘア、毛先が顎のあたりの長さをショートボブと呼びます。普遍的な美しさを誇る黒髪ショートヘアは、大人っぽくもかわいらしくもなれるので、なりたいイメージが叶います。
お手入れが簡単
黒髪のショートヘアなら、頻繁にカラーリングをする必要や髪のダメージの心配とは無縁。 髪が短いので、傷んでいる部分があっても目立ちにくく髪がきれいに見えます。また、シャンプーやドライが時短になるので、家事や育児に忙しいママさんにもおすすめです。
美髪に見える最旬スタイル
パーマかストレート、前髪の有無によって、ナチュラルにも洗練されたイメージにも変化するショートヘア。前髪ありならキュートな雰囲気に、クールで大人っぽい印象にしたいなら前髪なしがおすすめ。日本人が持つ本来の美しさが際立つ黒髪ショートは、おしゃれな人から始めている最旬ヘアスタイルです。
メガネやアクセサリーが映える
ショートヘアは髪型の面積が少ない分、メガネや大ぶりのアクセサリーを目立たせることができます。小物が悪目立ちすることなくバランスを取れるのが魅力。 髪型の主張が少ないので、ファッションの幅が広がります。
黒髪ショートヘア『パーマ』×前髪ありorなし
短くてボーイッシュな印象になりがちなショートヘアでも、かわいらしい印象にしたい。その願いは、パーマが叶えてくれます。ボリュームと動きを出せるので、ふんわりとした華やかな雰囲気に。フェミニンさがただよう黒髪ショートスタイルはパーマで決まりです。
『パーマ×前髪あり』のスタイル
ふわふわのパーマを活かす前髪ありスタイル。大人っぽくクールなイメージの多いショートヘアのなかでも、キュートさは格別です!
▼シースルーバング
見た目が重くなってしまう黒髪スタイルを回避するには、厚みを減らした透け感のある前髪で軽やかに。前髪の隙間からおでこが透けて見えるので、明るくイキイキとした表情に見えます。ボリュームはサイドに出し、襟足でくびれをメイク。ひし形シルエットが小顔見えを約束。
▼斜めバング
童顔さんやおでこを出すのに抵抗があるという方でも、アシメバングでかわいい雰囲気を残しつつ、大人っぽいスタイルが実現。前髪は左右非対称になるように斜めにカット。パーマヘアの動きを引き立たせ、抜け感をプラスします。
▼ぱっつん前髪
前髪は眉にかかるくらいの長さに切りそろえて、おくれ毛はリップラインでカット。毛先に向かって広がるようなAラインのシルエットで、お人形さんのような愛らしいスタイルに。カールした毛先がかわいさを引き立たせます。
▼ショートバング
個性的な前髪のショートバングで差をつけて。段差をつけてカットしたショートレイヤーで、毛先に動きをプラス。若々しい雰囲気を演出します。
『パーマ×前髪なし』のスタイル
ショートヘアにパーマをかければセットが不要。ショートヘアならではのクセやうねりが出るのも防げます。前髪なしの黒髪パーマスタイルは、ボリューム過多にならずこなれ感たっぷり。 全体的に短めの髪とバランスが取れて大人っぽい印象にキマります。
▼無造作かきあげバング
パーマで動きを出せば、ショートヘアでもきちんとボリュームが出せます。前髪は根元から立ち上げて自然に流して。ふんわりとしたかきあげ前髪はパーマヘアとベストマッチ。ヘルシーな抜け感ただよう媚びない色気をまとって。
▼センターパート
30代や40代の大人の女性にはセンターパートがおすすめ。顔まわりが明るくすっきりするので若見え効果を発揮します。短めの襟足と長めの前髪のアンバランス感がセクシーさのカギ。センターパートはきっちり分けすぎず、分け目をラフにして動きをつけて。
黒髪ショートヘア『ストレート』×前髪ありorなし
黒髪ストレートは日本女性らしい王道のヘアスタイル。 黒髪ロングは重く見えてしまいがちですが、ショートヘアならすっきりと見え、洋服との相性もばつぐん。 好印象まちがいなしで美人度アップの髪型です。
『ストレート×前髪あり』のスタイル
黒髪ショートヘアは前髪が命。切り方ひとつでイメージが大きく変化します。髪色が暗いので、前髪は重くなりすぎないことが大切。眉を見せたり透け感を出すことで、重たい印象を回避して。
▼シースルーバング
目にかかるくらいの長め前髪で、アンニュイな雰囲気ただようハンサムショートボブ。サイドは顎のラインの長さに設定して顔まわりをカバー。前髪は束感を出し、少なめにカット。
▼ぱっつん前髪
レトロさがありながら今っぽい黒髪ショートボブヘア。レイヤーは入れず、顎のラインにウエイトがくるように、長さをそろえてカット。自然な丸みのあるシルエットでフェミニンな印象に。ドライヤーの際は、後ろから前へ風を当て、内巻きにブローすることでサロン帰りのスタイリングに。
▼うざバング
目にかかるように長めの前髪をおろせば、流行の“うざバング”の完成。髪の隙間から見える目もとはアンニュイな魅力が満載。伸ばしかけの前髪も手間いらずでセット可能です。バックは丸みがつくようにカットし、清潔感をキープ。
『ストレート×前髪なし』のスタイル
黒髪ショートヘアの前髪なしスタイルは、シンプルながらモードな印象に。きちんと感がありながら洗練された雰囲気が魅力的です。まわりと差をつけるショートヘアの決め手は、女性らしさがあること。長めの前髪で凛とした美しさをまとって。
▼タイトな流し前髪
前髪長めのシャープなショートヘア。サイドの髪は隙間をつくるようにカットすることで、長めの前髪でも清潔感あふれるスタイルに。黒髪のツヤを引き立たせるには、タイトにまとめるのが正解。
▼センターパート
前髪は目にかかる長さでセンターパートに。サイドの髪は耳かけすることで前髪の存在感がアップ。アンニュイな雰囲気が目を引くヘアスタイルです。のっぺりしないように毛先はレイヤーで軽やかに。透明感あふれるクールビューティーに変身。
【顔の形別】似合う黒髪ショートヘア
「髪が短いと顔をカバーできないのでは?」と、今までショートヘアに挑戦できなかった方も安心してください! 小顔に見えるショートヘアが見つかります。髪は顔の額縁。髪型次第で顔の印象がガラリと変わるもの。顔の形を活かした髪型にすれば、小顔見えが叶います。「丸顔さん」「面長さん」「エラ張りさん」向けのヘアカタログをお届けします。
『丸顔さん』の場合
丸顔さんに合うショートスタイルは、顔の横幅を短く見せることが鉄則。 前髪や顔まわりの髪で縦のラインをつくったスタイルや、顔の形に沿った丸みのあるシルエットが得意です。親しみやすくソフトな印象を活かしつつ、フェイスラインをシャープに見せるヘアスタイルがおすすめです。
▼センターパート
センターパートの前髪で美人度アップ。レイヤーでやわらかさを演出した毛先で、ショートヘアでも女性らしさをキープ。前髪は鼻下の長さで、サイドとつながらないようにカット。清楚でセンシュアルな色っぽさを香らせて。
▼ゆるパーマ
顔まわりの髪で縦長のシルエットをメイク。パーマヘアの揺れ感が華やかさを演出します。前髪は幅を狭くし、目尻にかけてアーチ状を描くようにカット。輪郭を縦に長く見せて。眉上のショートバングで縦の面積をアップ。
▼マッシュショート
丸いフェイスラインを活かしたマッシュショートでハンサムに。メンズライクなショートヘアの鍵は毛束感。ベリーショートでも立体感を出すことで奥行きが生まれます。ふんわりと丸みを帯びたフォルムでフェミニンさをひとさじ。
『面長さん』の場合
面長さんの顔は、重心を上に見せることができるので、ショートヘアが得意といえます。意識するべきは横幅。縦幅をカバーするため、トップにボリュームを出さず、広めの前髪やサイドにボリュームを持たせて横幅を強調して。輪郭を補正する髪型選びが肝心です。
▼ワイドバング
前髪の幅を少し広めにすることで、縦長のラインを隠し、横幅を強調させるワイドバング。前髪が輪郭を小さく見せてくれるので、小顔効果は絶大です。サイドは毛先を軽くするようにレイヤーを入れてカット。
▼チークラインショート
頬の高さくらいの長さのショートヘア。サイドはボリュームを出して顔まわりに丸みと動きをプラス。前髪は眉上で厚めにつくることで、顔の形が卵型に近づきます。フェイスラインをぼかして理想の小顔フェイスへ。
▼前下がりショート
後ろ髪は短めに、サイドに向かって髪が長くなるスタイルの前下がりショート。後頭部は丸みのあるシルエットで、どこから見ても全方位大人かわいいスタイル。両サイドの髪を耳にかけてくびれシルエットが完成。メリハリをつくることで小顔効果が生まれます。
『エラ張りさん』の場合
エラ張りさんにおすすめのショートは、顔の縦幅を強調するスタイル。 髪のトップにボリュームを持たせたり前髪を狭めにつくることで、エラが目立たないようなシルエットが完成。横幅が広く平面的に見えるのを回避します。
▼ひし形ショート
幅広のワイドバングやぱっつん前髪だと、横幅を強調してしまうためエラ張りさんとの相性はいまひとつ。前髪を斜めに流して顔の印象をやわらげて。耳まわりにボリュームをもたせたひし形シルエットのカットは、髪型において黄金比のフォルム。美人見え確実の人気のスタイルです。
▼レイヤーカット
レイヤーカットで軽さを出したアクティブショートヘア。前髪に透け感を出し、顔まわりに外ハネ感をプラス。前髪に隙間をつくることで顔の縦幅が強調。エラ部分をカモフラージュするように前髪に視線を集めて。
▼ワンカールショートボブ
トップとサイドにボリュームを置き、あご周りをスッキリさせた“ひし形シルエット”。エラ張りさんは、エラ部分がスッキリまとまるように、耳あたりの高い位置にボリュームをおくのがベスト。全体的に重めで、顔まわりと表面は毛先を軽めに。定番のモテショートボブは、シースルーバングでアップデート。
黒髪ショート向け【ヘアアレンジ】
ともすると地味に見えてしまう黒髪ショートヘアは、アレンジひとつでイメージアップが可能です! 短い髪でできる簡単アレンジをご紹介します。
ヘアアクセサリーを使ったアレンジ
時間をかけて髪をセットするのが面倒な日は、ヘアアレンジの主役をピンやターバンにしてみては? スタイリング剤やゴムなど、複数のアイテムを使わなくても、アレンジ感がきちんと出せる簡単なアイデアです。
▼ヘアピンで留める
サイドの髪をピンで留めるだけでこなれた印象に。すっきりとタイトにまとめれば、きちんと感を出せて、清潔感アップ。シンプルなトップスと合わせて、ヘアピンを差し色にして遊び心をオン。
アンファー(ANGFA)
スカルプDボーテナチュラスタースカルプトリートメントパック
美しい髪を育てるには、頭皮のケアが重要。植物由来のミネラルを豊富に配合したオーガニックのトリートメント。みずみずしいフルーツと香り高い花の香りで至福のバスタイムに。
▼ターバンでまとめる
ターバンの巻き方は、細長い筒状に折り、うなじが中心になるように後頭部で結びます。ヘアバンドタイプなら頭に通すだけで完成。寝ぐせやくせ毛もカムフラージュできる頼れる存在です。
プリュスオー(plus eau)
プリュスオー ポイントリペア
マスカラのような形状が斬新な、ジェル状のまとめ髪スタイリング剤。コンパクトで持ち運びに便利なところも魅力です。使い方は、アホ毛やまとめ髪の乱れた部分にひと撫でするだけ。手を汚さずにピンポイントでお直しが可能です。
ねじりアレンジ
髪のサイドや前髪など、一部分をアクセントにするだけで、いつものショートヘアのマンネリから脱却。ねじってとめるだけなのに、手の込んだアレンジのように見えるので、イベントにもぴったりです。
▼ねじり前髪
前髪をねじってアップにしたアレンジ。やり方は、前髪をセンターで分け、前髪とサイドの髪をとってねじります。固定するときのピンの向きは、ねじった毛束に対して平行に。ピンを隠して留められます。
ザ・プロダクト(product)
ヘアワックス
自然由来原料のみでつくられた、大人気のオーガニックヘアワックス。髪だけでなく唇や爪、全身の肌にも安心して使えます。手にとるとオイル状に変化し、髪を固めることなくスタイリングが可能。
▼編み込み風ねじりアレンジ
片側のサイドにねじりアレンジを加えて、すっきりと華やかに。短い髪でアップにできないときにおすすめのアレンジです。やり方は、サイドの毛束をとって、ねじってピンで固定するだけ。耳の少し上の位置とトップに近い部分の2ヶ所にねじりをつくります。凝って見えるけれど難しくない編み込み風アレンジです。
ウテナ(utena)
マトメージュ まとめ髪スティック レギュラー
髪に直接撫でつけて使える、スティック型のまとめ髪ワックス。手を汚さずにアホ毛やおくれ毛をしっかりキープ。髪を固めることなくナチュラルにまとめます。
ヘアゴムで結ぶアレンジ
ショートヘアでもゴムを使ったアレンジは可能です! 前髪を結んだり、後ろ髪の上半分をまとめたハーフアップなど、ショートヘアならではのまとめ髪をご紹介。すっきり感やきちんと感を演出して、ありきたりなショートスタイルと差をつけましょう。
▼くるりんぱハーフアップ
華やかなハーフアップはゴム1本でつくれます。やり方は、最初にひとつ結びをつくり、ゴムを少し下にずらして結んだ毛束を半分に分け、半分に分かれた隙間に上から毛束を通します。トップやサイドの髪を引き出して形を整えたら完成です。
ロレッタ(Loretta)
キラキラシュー
グロススプレーで髪に輝きのベールをかけて。ひと吹きするだけで、パサつきやゴワつきを抑えてつややかな髪へ。天使の輪がつやめくサラサラ髪を手に入れて。
▼飾りゴムを使ったおだんご
前髪をおだんごにまとめたアレンジ。髪をおだんごにまとめたら、きっちりまとめすぎずにふんわりと崩すのがポイント。飾りゴムを使えば、結び目を隠さなくてもこなれヘアが完成です。
ケープ
ケープ ONE(しっかりキープ)
狭い範囲に少しずつ噴射できる、新感覚のヘアスプレー。前髪やおくれ毛など、細かい部分にピンポイントで対応可能。軽いつけ心地でセットしたてのスタイルをキープ。
インナーカラー見せ
髪の内側にカラーリングやハイライトを入れるのが最近のブーム。黒髪はカラーリングした毛束とのコントラストがはっきりします。カラーを使ったヘアアレンジならテクニックいらず。トレンドの色や好きな色を取り入れて、旬のおしゃれを楽しんで。
▼インナーハイライト
黒髪で地味なイメージを脱却したいなら、耳元にハイライトを入れて。明るい色が入ることで、髪に立体感が生まれます。髪表面だと明るすぎる色でも、内側ならちょうどいいアクセントに。ハイライトが見えるように耳にかければ、イメージチェンジが可能です。
▼インナーカラーピンク
全体的にカラーリングすると派手に見えがちな髪色は、インナーカラーで取り入れるのが正解。ピンクで遊び心をオン。インナーカラーなら髪色と服装がミスマッチになる心配がなく、好きな色を取り入れられます。
ショート向けヘアアレンジをもっと詳しく!
「ショートでつくるモテスタイル」は、以下の記事も参考にしてみて。初心者さんでも簡単にできる、巻き方やアレンジ方法を特集しています。また、「ショートスタイルに合うコーディネート」をまとめた記事もあるので要チェック! 魅せ方を掴んだこなれショートで、周囲と差をつけちゃいましょう♪