一緒にいて楽しい人の特徴とは
人は誰しも、一緒にいて楽しいと感じる人の側に集まるものです。人気者の魅力はさまざまですが、周囲を楽しませ、好感を持たれる人というのはいくつかの共通点があります。
相手に気分良く過ごしてもらうためのポイントを押さえているのです。 いつも自然と周りに人が集まってくるという人には、以下の4つの特徴が備わっていることが多いでしょう。
ポジティブ思考な人
ポジティブな人と一緒にいると、つられて自分も明るい気持ちになれるものです。そのためポジティブ思考の人は、周囲の人を引き寄せる魅力があるといえます。
落ち込んだり悩んだりしていても、ポジティブな人と会話しているうちに気持ちを持ち直すことができるので「元気が欲しい」「気分をあげてほしい」と感じている人が、自然と集まってくるのです。
さらに、ポジティブな人は悪口や愚痴など、人を暗い気持ちにさせたり落ち込ませたりする言葉をあまり使いません。そのため「この人といても傷つけられることはない」と感じ、周囲の人に安心感を与えているのです。
優しく気配り上手な人
安心感という意味では、優しい人も一緒にいたいと思わせる特徴といえます。心が安らぐため、その人のそばはとても居心地が良いのです。「自分が悩んだり辛い思いをしたりしていても、真剣に向き合ってくれるだろう」と信頼されやすいでしょう。
気配り上手であることもポイントです。気配りのできる人は、誰かが会話に入り損ねていたら、話しやすいように話題を振ったりと疎外感が内容に気づかいます。また、普段と様子の違う人がいればすぐに気づいて気にかけたりと、よく周囲を観察して配慮しています。
聞き上手な人
話を聞くより、自分が話す方が好きだという人は多いものです。そのため、自分の話にしっかり耳を傾けてくれる聞き上手な人とは、一緒にいて心地良く感じるでしょう。
話の掘り下げ方や受け答えが上手く、相槌のタイミングも絶妙な人と話していると、ついつい楽しくてしゃべりすぎてしまった、という経験がある人も多いでしょう。話を聞いてもらうことで、満足感を得ているのです。
さらに、聞き上手な人の中には、会話の中に誉め言葉をうまく織り交ぜてくれる人もいます。話していてとても気分が良く「この人に話すのは楽しい」「この人ともっと一緒にいたい」と思わせることができるのです。
話題が豊富な人
話題をたくさん持っている人との会話は、自然と弾みます。自分が知っている共通の話題を持ち出してくれたり、逆に自分の知らない話題で新しい刺激を得られたりして飽きることがないため、会話が充実するのです。
「この人と話すと会話が楽しい、いつも新しいことを知ることができる」「次はどんな話題を提供してくれるんだろう?」そう思うと、ついついその人の側にいたい、もっと話したいと感じるでしょう。
一緒にいて楽しい人は恋愛対象になる?
一緒にいて楽しい人は、自然と人気者になります。一方で、「楽しい人やいい人は友達にするには最高だけど、恋人として考えられない…」そんなケースを耳にしたことがある人もいるかもしれません。 一緒にいて楽しいと思われている人は、実際のところ恋愛でもうまくいくのでしょうか。
相手から好感を得やすいため恋愛対象に
恋人候補になるには、まずは相手に好感を持たれることが大切です。そのため、一緒にいて楽しい人は、当然恋愛対象になりやすいでしょう。
「この人のそばは居心地がいい」「この人とずっと一緒にいたい」という気持ちが自然と湧いてくるのです。 恋人とは自然体で接したい、いつも明るい気分でいたいという人にとっては、一緒にいて楽しい人は理想的な恋人候補といえます。
友達止まりになることも…
一方で、一緒にいる時の楽しさが恋愛よりも友情に近いものである場合、友達関係にしか発展しない、というケースもあります。「恋愛特有のドキドキ感を感じられない」「友達としか見られない」というのです。
一緒にいる時の居心地の良さ、楽しさを優先しすぎてしまうと、異性として意識できなくなってしまうことがあります。個人の恋愛観にもよりますが、恋人にときめきを求める人にとっては恋愛対象外になってしまう可能性があるでしょう。
結婚するなら一緒にいて楽しい人よりも落ち着く人?
恋愛と結婚は別物だという人や、結婚相手には安らぎを感じたいという人がいます。そのため、結婚する時には一緒にいて楽しい人よりも、そばにいるだけで気持ちが落ち着くような人に人気が集まる場合も多いのです。
とはいえ、一緒にいて楽しい人は魅力的な人であることに変わりありません。また、物事を楽しめてポジティブに考えられる人は結婚生活のさまざまな局面に、一緒に乗り越えてくれる安心感もあるでしょう。恋愛や友人関係に限らず、一緒にいて楽しい人を目指すことは有効でしょう。
一緒にいて楽しい人になるには
「一緒にいて楽しいと思われたい!」「人気者になりたい!」、そう思った人も多いのではないでしょうか。毎日の生活の中、考え方や行動を見直すことで、一緒にいて楽しい人になることは可能です。 一体どんなことを心がければよいのか、ポイントを4つに絞ったのでぜひ参考にしてみてください。
気を使わせないよう穏やかに
まずは、相手には一緒にいて居心地が良いと感じてもらうことが第一歩です。相手が気を使わず、のびのびと自然体でいられるように、穏やかに接することを心がけましょう。
相手の言動や考え方で、少し自分と合わないところが感じられたとしても、自分の意見を押し付けていては相手も窮屈さを感じてしまいます。多少の違いは受け入れられるような大らかさを持っているとベストです。
笑顔を心がけよう
相手を安心させ、喜ばせるには、自分自身が笑顔でいることも大切です。ニコニコしながら話を聞き、時にリアクションをとりながら、心から相手との時間を楽しんでいることをアピールしましょう。
話を盛り上げようと、無理に声をあげて笑ったりオーバーなリアクションをとったりする必要はありません。こちらが笑顔を浮かべているだけで、相手は安心し好感を持つのです。
ネガティブにならないようにする
一緒にいて楽しい雰囲気を作るためには、人の噂話や陰口などネガティブな話は禁物です。「この人と話しているとなんだか暗い空気になるな…」そう思うと相手は遠ざかっていきます。愚痴や悪口は言わないようにし、常に前向きな思考をしてみましょう。
とはいえ、急にポジティブ思考に切り替えるのは難しい…そう感じる人もいるかもしれません。そんな人は、否定的なワードを使わないように心がけることから始めてはいかがでしょうか。 「でも」「だって」や「嫌い」「したくない」などの後ろ向きな言葉を減らすだけで、会話の内容はぐんと変わります。
相手の話をよく聴いて
前述したように、自分の話をよく聞いてくれる人に対して人は好感を持つものです。相手の話をよく聞き、とくに覚えておいた方が良い内容は頭の片隅に残しておきましょう。
そうすることで次の会話の時に「自分の話を覚えてくれていた」「自分に興味を持ってくれている」と感じ、相手は喜んでくれます。
会話中は、相手の話をさえぎらないようにすることも大切です。話題を横から奪われると人は不快に感じます。なるべく相手に多く話をしてもらうように心がけると良いでしょう。
まとめ
一緒にいて楽しい人には人を惹きつける魅力があります。皆に慕われ、人が自然と寄ってくるのは、彼らのコミュニケーションが心地良く、いつも側にいたいと思わせるからです。
行動や思考のポイントを押さえれば、一緒にいて楽しいと思ってもらえる、素敵な人になれるでしょう。