【生い立ち・プロフィール】子役時代から幅広く活躍
名前:ライアン・トーマス・ゴズリング(Ryan Thomas Gosling)
生年月日:1980年11月12日(38歳)
出身:カナダ
身長:184cm
ディズニーチャンネルで子役としてデビュー
1993年から95年にかけて放送された『ミッキー・マウス・クラブ』で子役として出演し活動を開始。その後も子供向けの娯楽番組に出演するも、高校卒業を機に俳優業に専念することに。
『きみに読む物語』で一躍有名に
2004年に公開され一世を風靡した、ニック・カサヴェテス監督の傑作『きみに読む物語』。この作品でのライアンの演技が世界中で評価され、名が知れ渡ることに。
184cmの高身長
ライアンの身長は184cm! ハリウッド業界では平均だが、出身地であるカナダの成人男性の平均を大きく上回っており、スタイル抜群。
逞しい筋肉が印象的
映画のワンシーンで魅せる
こちらは2011年公開の『ラブ・アゲイン』でのワンシーン。美しい6パックと完璧に鍛え上げられた腕には、思わず見惚れてしまった人も多いはず。
がっちりとした肩部分にはさり気なくタトゥーが
ラフなスタイルで、筋肉を強調したポーズのライアンをキャッチ。浮き出た血管とがっちりとした腕の上にはタトゥー。なんとこれは、ライアンがタトゥーキットを使って自分で彫ったのだそう。
一人の命を救った経験も
持ち前の身体で、イギリス人のジャーナリストの女性を助けたというエピソードも。自国とは違いアメリカが右車線だということを忘れていた女性が、右側を確認せずに道路を渡ろうとしたところ、危うくタクシーに轢かれそうに。たまたま通りがかったライアンが彼女の腕を引っ張って助けたという。
「ライアンがシリアルを食べた!」って?
あるVineクリエイターの動画が話題に
Vineクリエイターのライアン・マックヘンリーが、ライアン出演の映画のワンシーンを切り取り、彼にシリアルを食べさせようとする動画を投稿。視聴者からは「本当に拒否しているように見える!」との声が殺到した。
ライアンが自らVineでシリアルを食べる動画を投稿
しかし、ライアン・マックヘンリーは2015年に27歳という若さで癌のため他界。その後、ライアンはVineで自らシリアルを食べるとともに追悼の言葉を述べ、世間へ感動を呼んだ。
妻エヴァ・メンデスとの出会いから結婚まで
二人の出会いは映画『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』
エヴァ・メンデスとは映画『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(2011)にて元恋人役で共演し、二人は本作がきっかけで交際をスタート。
2013年に恋人のエヴァが子供を授かる
2013年に一度エヴァとの破局が報道されたが、その直後に妊娠が発覚。まだ婚姻関係ではない二人だったが、エヴァを支え2人で協力しながら子育てをすることを決心したライアン。そして2014年には長女エスメラルダ、2016年4月には次女のアマンダを出産。
2016年に挙式
2016年9月に家族と親しい友人のみで、ロサンゼルスの自宅で極秘結婚式を挙げていたことが判明。しかし、お互いのエピソードや家族など、プライベートについて公言することは滅多になく、ライアン夫妻の生活は謎に包まれているようだ。
現在は二人の子供と4人で幸せな生活を送っている
2019年6月に。エヴァがインスタグラムに載せたある動画が話題に。それは、二人が初共演した『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』のワンシーン。ライアンと二人の子供と幸せな生活をしているということが想像でき、ファンは歓喜!
ディズニーランドでのデート中の二人
2011年にアナハイムでのディズニーデートをキャッチ。このときは二人はまだ恋人同士で、腕を組んだり抱き合ったりしていたよう。結婚後もディズニーデートが目撃されており、ディズニーリゾートは二人の思い出の場所。
ペアルックで仲睦まじいご様子
2012年にニューヨークでキャッチされたランチ後のライアンとエヴァ。パキッとした赤と青のトップスにデニムの色味を合わせてペアルック風の二人は、しっかりと恋人繋ぎ。
エマ・ストーンとの関係は?恋人?
『L.A.ギャングストーリー』、『ラブ・アゲイン』、『ラ・ラ・ランド』でいづれも恋人役で共演したライアンとエマ・ストーン。エマはライアンについて「彼なしの人生は考えられない、とても特別な人なの」と語っており、実は付き合っているのではないか……?との噂もされたほど。
しかし二人の交際経験はなし。エマは現在、元彼氏であるアンドリュー・ガーフィールドや映画監督のデイヴ・マッカリーとの交際の噂があるが、真相は藪の中。
▼エマ・ストーン出演映画
そっくり? ライアン・レイノルズとの関係
二人は似てる?兄弟との噂も
「似てる!」「兄弟?」と言われるライアン・ゴズリングとライアン・レイノルズ。しかし、実際に二人の具体的な共通点といえば。名前が同じなこととカナダ出身、そして娘が二人いること。いつか共演を果たして、ファンをあっと驚かせる日も近いのかも……?
ライアン・ゴズリング主演のある映画のパロディが話題に
こちらはライアン・レイノルズが2016年にインスタグラムに投稿した、ライアン・ゴズリングの出世作『きみに読む物語』のパロディ。お互いに何度も間違われたことがあるようで、ファンからの「似てる」という声も公認済み。ギャグセンスの高いこのパロディは「嘘だろ?」「面白過ぎる」とファンを笑いの渦に包んだ。
▼ レイノルズのギャップがすごい!
【衣装・私服・髪型】ファッションセンスが抜群
抜群のスタイルを活かしたライアンの、私服からスーツ姿まで幅広いファッションをチェック!
『ラ・ラ・ランド』の衣装は、映画業界で注目を浴びるメアリー・ゾフレスが担当
ネクタイとジャケットを青で統一し、髭も少なめで爽やかなジェントルマンを演出。Yシャツの第一ボタンを外して、かっちりしすぎず親しみやすい印象に。
Yシャツ以外を全てブラウンにし、スタイリッシュな雰囲気を醸し出すライアン。キリっとした表情と、ブラウンが演出してくれる柔らかさが相まって、思わずうっとりしてしまうようなハンサムスタイルに。
スーツ姿が様になる
ロンドンで開催された『ラ・ラ・ランド』のワールドプレミアにて、トム・スウィーニーのグレースーツに身を包んだライアン。足元には英国感を引き立てるウィングチップの黒の革靴で全体を引き締めている。髪型はウェット感のある七三分けでスマートな仕上がりに。
ライアンが主演を果たした『ファースト・マン』のプレミア上映のレッドカーペットにて、グッチのモノクロスーツで登場。敢えてネクタイはせず全体を少し外して、親しみやすいドレッシースタイルに。
『ファースト・マン』のPRのために登場した、サンセバスチャン映画祭での一枚。深みあるブルーのスーツの下には、アクティブな印象を与えるダイヤチェック柄のニット。髪もブロンドになり、クールながらも遊び心満載のスタイルに。
私服は王道カジュアル
シンプルなプリントTシャツにデニムを合わせた、とことんカジュアルな着こなし。シンプルなお洋服で揃えていながらも、持ち前のダンディな雰囲気と色気は健在。
柔らかく肌触りの良いグレーのジャケットとネイビーのスラックスで、きちんと感とラフさを兼備。この時期ライアンは明るいブラウンでベリーショートヘア。黒髪に比べて茶目っ気もあるダンディスタイルの完成。
リネン素材のくすんだ赤のYシャツでカジュアルにきめたスタイル。艶のあるお気に入りのボストンバッグと、革靴を足元に添えて、抜かりなくきちんと感を漂わせている。髪型は七三分けのオールバックでゆるっとしたお洋服でもスタイリッシュな雰囲気に。
イタリアンのお店から出てきたライアンをキャッチ。モダンな印象を与えるカーキのジャケットと、さり気なく首元を飾るウッドネックレス。足元はダークトーンで揃えて、落ち着きのある大人の男性を演出。
髪型の変遷
ライアンの髪型の定番である七三分けのオールバック。紳士な雰囲気漂う、正統派ヘア。
無造作にまとめたアシンメトリーヘア。スーツのきちんと感とラフなヘアスタイルで少し外して、ライアンらしい遊び心のあるスタイリング。
ホワイトに近い、綺麗なブロンドヘアのライアン。優しい表情とインパクトのあるヘアカラーがギャップを生み出している。
【出演作品】ライアンの代表作を一気見
代表作品
『ファースト・マン』(2019)
2016年公開『ラ・ラ・ランド』を手掛けたデイミアン・チャゼルが、再びライアンとタッグを組んだ本作品。人類で初めて月面に降り立った宇宙飛行士ニール・アームストロングのインナースペースを描く。
ライアンはオファーをもらう前まで、ニールについてよく知らず、原作を読んだり自らリサーチを深め、撮影に臨んだのだそう。言葉にせず表情のみで語るライアンの名演技と、ダイナミックな臨場感には目が離せない!
『ラ・ラ・ランド』(2016)
女優を夢見てオーディションに挑戦するも落選してばかりのミラと、ジャズピアニストを目指す貧しい少年のセブの、ミュージカルを基調とした出会いと別れの物語。
ライアンのピアノ演奏のシーンが何度も登場するが、なんとこれは差し替えなしで全ての演奏をライアン自身が担当。3か月みっちり練習した結果、プロ並みにまで上達。
またエマ・ストーンとは本作で3回目の共演。ライアンとは非常に親密な関係のようで、会った瞬間にお互いの本心を理解出来るほど、深い信頼関係で成り立っているそう。
『きみに読む物語』(2004)
認知症を患い療養施設に入所している老女に、老人男性がある若い男女の物語を読み聞かせする。その物語の舞台は1940年代のアメリカ。物語の中の男女のラブストーリーを聞く老女に、ある変化が…。
物語の若い男女役で共演した、ライアンとレイチェル・マクアダムス。二人はこの作品がきっかけで恋人同士になり、2004年から2008年まで交際していたよう。破局し現在はお互いに別のパートナーと家庭を築いてるが、現在も二人の関係は良好な模様。
『ブルーバレンタイン』(2010)
幼い娘を育てながら生活するディーン夫妻。妻のシンディは看護師として毎日働くも、夫ディーンの仕事は不調で、だらだらと過ごしている。結婚した当初のような夫婦愛は完全に冷めてしまっているものの、娘や家庭生活をなんとか守ろうとするが…。
常にどこか不穏な空気が漂う本作は、”リアルすぎる恋愛映画”との声が殺到。夫婦役として共演したライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズは、この作品で第68回ゴールデングローブ賞においてノミネートされた。
『ラブ・アゲイン』(2011)
仕事も家庭も順調で満足のいく生活をしていた主人公キャリーは、ある日妻に離婚したいと告げられる。一人で寂しい生活をすることになったキャリーは、バーにて女たらしのジェイコブと知り合う。ジェイコブはキャリーに明るい人生を歩んでほしいと考え、女性の口説きテクニックを教えていく。
興行業績が公開1週目で約2000万ドルを記録し大ヒットした本作品。ライアンはナンパ師ジェイコブ役を、彼が一目惚れするハンナをエマ・ストーンが演じる。初共演を果たした二人は、本作で熱烈なキスで反響を呼び、2012年のMTVムービー・アワードのキス賞でノミネートを飾った。
『ブレードランナー2049』(2017)
フィリップ・K・ディックの名作SF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を映画化した『ブレードランナー(1982)』が更にパワーアップ!
「ディックの小説の世界観や風景が詳細に表現されていている」と、原作ファンからも絶賛されたほど、建物の細部や一つ一つの風景にこだわりが感じられる作品。他のSF作品とは格段に違う世界観に注目したいところ。
ライアン演じる、ブレードランナーと名乗る謎の男Kによって繋がっていく過去・現在・未来、そして映像と音響の美しさをお見逃しなく。
『ドライヴ』(2011)
監督のニコラス・ウィンディング・レフンが数々の賞を受賞し、名を馳せるきっかけとなった本作品。レフンの独特で美しい色使いと世界観は、この作品に全て詰まっているといっても過言ではない!
主人公キッドを演じるライアンとニコラス監督がタッグを組んだ当初は、おおまかな脚本しかなく、現場に入ってから状況に応じて臨機応変に制作に至ったとのこと。孤独なでしがない逃がし屋キッドの愛の結末に注目。
『ナイスガイズ!』(2016)
本作の舞台である1970年代のアメリカは、映画業界で変化が起こった時期。暴力や乱暴な描写などが減り、表現がマイルドに変化したとのこと。70年代らしい、タフガイで乱暴者を演じるヒーリー役のラッセル・クロウと、チャラ男でダメな私立探偵のライアンとの比較が、時代の変化を感じさせてくれる。二人が起こす、はちゃめちゃなアクションに注目!
主演作品
『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(2012)
遊園地でバイクショーを行いながらお金を稼ぎ生活しているルーク。ある日、昔付き合っていたロミーナと再会し、彼女が自分の子供を産んでいたことを知る。妻子を養うことに決めたルークは、遊園地を退職し町の修理工場に就職する。その職場の店主は、ルークに銀行強盗で儲けないかと提案する…。
ライアンと妻エヴァ・メンデスが交際に発展するとなった本作。ライアンの鍛え上げられた筋肉と、その全身に彫られたタトゥー。色気溢れる彼の演技には思わず見惚れてしまうかも。
『ラースと、その彼女』(2007)
主人公ラースは、女性付き合いが苦手なことやいつも一人でいる孤独な人間。そんな彼を兄夫婦は心配していた。そんなある日「会わせたい人がいる」とラースに伝えられ期待をしていた兄夫婦であったが、彼が連れてきたのはなんとインターネットで買ったリアルドールであった……。
ライアン演じるラースを取り巻く人々が、現状を受け入れて優しく見守るシーンなど、心が温かくなり涙すること間違いなし。人間の温かさに触れたいときにおすすめの作品。
『16歳の合衆国』(2002)
監督のマシュー・ライアン・ホーグのデビュー作。ホーグ監督の16歳の頃の実体験をもとに、ライアン・ゴズリングを主演に迎える。
心が真っ直ぐで純粋すぎるが故に自身の恋人の弟を刺殺してしまうリーランド。真っ直ぐで感性の繊細さを見事に演じているライアンに注目したいところ。当時19歳のライアンの、まだどこかあどけない表情が残る名演技は見逃せない。
『ハーフネルソン』(2006)
中学校教師を続けることでヤク中の自分との均整をとっているダンと、危うい環境にいる黒人生徒ドレイ。そんな二人が、ひょんなことから教師と教え子の関係を越え、特別な絆で結ばれていく。
虚ろな目で見つめる姿や気怠い雰囲気を醸し出す、ダメな教師なのに何故か惹かれてしまうライアンの名演技。その演技が絶賛され、ライアンは本作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
その他作品
『L.A.ギャングストーリー』(2012)
1940年代から50年代における闇社会の権力者、ミッキー・コーエンの実話に基づく物語。
本作品で、エマ・ストーンとは2回目の共演。熱い正義感を持つライアン演じるジェリーとの危険な恋と、容赦のないハードボイルド・アクションは目が離せない!