嫉妬深い彼氏が取る行動
恋愛において、どうしても嫉妬はつきものです。大好きな恋人がなかなか自分に目を向けてくれなかったり、自分以外の人と親しげに関わったりしている様子を見ると、イライラとした気持ちが湧いてくるのは男女問わずごく普通のことでしょう。
ただし、あまりにも嫉妬が度を越えてくると、恋人同士の関係がぎくしゃくしてしまうことがあります。嫉妬するのは女性が多いと思われがちですが、男性の中にも嫉妬深い人はいるものです。
嫉妬深い彼氏と付き合っていて悩んでいる、という人のために、彼らの行動特徴をまとめました。
すぐに連絡しないと怒る
仕事に行ったり、友達と遊びに行ったりなど、彼氏と行動を別にすることはいくつもあるでしょう。そんなとき、定期的に連絡を入れてきて様子を探り、こちらがなかなか返事を返さないと怒り出す…といった人がいます。
彼女からの返信が遅くなればなるほど、嫉妬深い彼氏は不安になり、苛立ちを覚えるでしょう。中には「連絡には何分以内に返事をすること」というルールを作って守らせようとする人もいるのです。
異性との交流を禁止する
異性との交流を禁止してくるのも、嫉妬深い彼氏の特徴です。2人きりで異性と会うことはもちろん、男女複数での集まりも嫌がる人がいます。
昔からの付き合いがある親しい男友達や、仕事上どうしても関わらなければならない異性など、縁を切れない人はいるものです。完全に異性との交流を断たれると、プライベートの交友関係やビジネスにも悪影響が出るでしょう。
さらに行き過ぎると、彼女の携帯をチェックし、異性の連絡先を消そうとしてくるという男性すらいるのです。
束縛をする
嫉妬深い彼氏は、彼女の行動を束縛します。スケジュールを事細かに把握してこようとしたり、服装についてダメ出しをしたりしてくることもあるでしょう。
「他の男性にちょっかいを出されたらどうしよう」という気持ちが根底にあるのです。
ただのヤキモチであればかわいいかもしれませんが、束縛とは相手の気持ちを考えず、自分のルールを押し付けようとしてくることです。彼女がどう思うかよりも、自分の気持ちが優先なので、彼女は息苦しさを感じるでしょう。
嫉妬深い男性が嫌がる女性の行動
嫉妬深い男性と付き合っていると、基本的に他の男性と関わる行動を嫌がるようになってくるものです。なるべく嫉妬深い彼氏を怒らせたくない…そう思っている人も多いでしょう。
中でも、特に嫉妬深い彼氏が嫌がる行動が2点あります。相手がひどく怒り、大喧嘩になったことがあるという人は、下記行動に当てはまっていなかったか、振り返ってみましょう。
ほかの異性を褒める
自分以外の男性と親密にしていると、嫉妬深い彼氏は怒り出します。彼女であるあなたが他の異性を褒めると、機嫌を損ねて怒り出すことがあるでしょう。他の異性本人を目の前にして褒めるのはもちろん、本人がいない場合も同様です。
嫉妬深い彼氏を前にして「〇〇君カッコいいよね」「こういうところが優しいよね」などと口走ると、喧嘩の火種になりかねません。 彼女の中で、いつでも自分が一番でないと気が済まないのです。
元彼のことを話す
元彼の話を嫌がる男性は多いものですが、嫉妬深い彼氏の前では特に注意するべき話題といえるでしょう。すでに過去のこととはいえ、自分以外の他の男性と恋愛関係があった、という事実に、嫉妬が湧き上がってくるのです。
彼氏とのデート中に「ここに元カレと来た」「この映画は元カレと見たことがある」など、何の気なしに口にしただけで、彼氏の機嫌を損ねてしまった、という人もいるのではないでしょうか。
元カレとの良い思い出だけではなく、悪い思い出話も同様です。たとえ悪口であっても、自分の彼女と他の男性の関係を連想させる話は、怒りをかってしまうでしょう。
嫉妬深い人の特徴や心理とは
嫉妬深い人の行動を理解するためには、特徴や心理を知ると良いでしょう。行動の裏に隠された気持ちがわかり、歩み寄ることができるかもしれません。
逆に、自分自身が嫉妬深いと指摘されたことがある人は、自分が嫉妬深い人の特徴を持っているか、自分の中に以下のような心理があるか、自己分析してみると良いでしょう。
恋愛のトラウマがある
過去の恋愛によりトラウマを抱えている人は、嫉妬深い人になる傾向があります。元カノ・元カレに浮気された経験があると、それ以降の恋愛でどうしても異性を信用することが難しくなるのです。
「また浮気されるのではないか」「他の男に取られてしまうのでは」という疑心暗鬼により、恋人がほんの少し他の異性と関わっただけで過剰に怒り、嫉妬します。束縛してくるのも、自分の監視下において安心したいという気持ちの表れです。
夢中になれる趣味などがない
夢中になれる趣味が特にない、という人は、嫉妬深い人になりやすいです。趣味は、スポーツなどのアウトドアなものから、読書などのインドアなものまで、何でも構いません。自分が関心を向けられるものがあるかどうかがポイントです。
夢中になれる趣味がないと、恋人と過ごす時間が多くなります。必然的に行動パターンも思考も、恋愛中心になってしまいがちです。相手も他の趣味や交友関係でなく、自分との付き合いを中心にしてほしい、と考えてしまうようになります。
執着・依存傾向が強い
一つのものに執着したり、依存したりする傾向がある人は、いつの間にか嫉妬深い人になってしまっていることがあります。
いつも同じショップの服を買ったり、決まったブランド商品にこだわったりしている人は、執着心や依存心が強い人が多いです。
恋人に対しても同様であり、気持ちが強すぎて嫉妬深くなったり、束縛したりしてしまうでしょう。「自分だけを見てほしい」「他の人と時間を過ごして欲しくない」と考えてしまうのです。
自分にあまり自信がない
嫉妬深い人の多くは自分にあまり自信がないため「恋人がいつか自分のことを嫌いになるのではないか」「他にもっと魅力的な人が現れ、取られてしまうのではないか」と考えてしまいます。
自分を卑下するようなセリフが多いのもよく見られる行動です。女性に「あなたが必要だよ」「ちゃんと好きだよ」と言ってもらい、安心したいという気持ちの表れといえるでしょう。
嫉妬深い彼氏との上手な付き合い方
嫉妬深い彼氏と付き合うのは大変です。彼の気持ちが安定するようにこちらから気を使わなければなりません。それでも彼氏のことが大好きで、自分にできる努力をして関係を保ちたい…そう考える人も多いでしょう。
嫉妬深い彼氏とはどのように付き合えばいいのでしょうか。押さえておくべきポイントを2点まとめました。
連絡はこまめにとろう
嫉妬深い彼氏が最も気をもむのが、連絡の頻度です。連絡回数が少なかったり、急に途絶えたりすると、彼氏は不安になり、他の男性の影を心配しはじめます。
彼氏との連絡はこまめにとるように心がけると、彼氏の気持ちも安定します。もし連絡が取れなくなりそうであれば、理由とともに事前に告げておくのがおすすめです。
「〇時までは〇〇さんと打ち合わせだから携帯が触れない」など、より具体的な情報を入れておくと、彼氏はより安心するでしょう。
愛情表現をしっかりと
嫉妬深い彼氏へは、やりすぎかなと思うくらい、愛情表現をしっかりしておくのがおすすめです。
過去のトラウマで恋人が信頼できなくなっていたり、自分に自信がなかったりすることが嫉妬深さの理由であれば「自分は愛されている」という自覚を持ってもらうのが有効でしょう。
普段から愛情を言葉や態度に出すのがわかりやすいのですが、もし恥ずかしくて最初は難しいという場合は、彼氏が喜ぶ行動を積極的にするのはいかがでしょうか。
ちょっとしたサプライズプレゼントをしたり、彼が行きたいと言っていた場所があれば事前に調べてデートプランを立てたりと「彼氏のためにいろいろ考えている」と感じてもらえれば成功です。
嫉妬深い彼女にならないためには
最後に、あなたが女性の場合、自分自身が嫉妬深い彼女にならないためにどうしたらいいかを押さえておきましょう。
男性は一般的に追われることを嫌がる傾向があるため、嫉妬深い彼女になってしまうと、その恋愛は短命に終わってしまう可能性があるのです。
嫉妬で相手も自分自身も苦しまずに済むように、以下の2つのポイントを心がけてはいかがでしょうか。
ポジティブに考えよう
常にポジティブに考えることが、嫉妬深い彼女にならないための第一歩です。 例えば「今日は残業でデートできない」と言われた時、ネガティブ思考だと「もしかしたら浮気の為の嘘かもしれない」と考え、問い詰めたり執拗に連絡したりしてしまうかもしれません。まさに、『嫉妬深い彼女』の状態です。
「今日会えない分自分磨きして、次回あった時に驚かせよう」「次会うときの楽しみが増えた」とポジティブに考えれば、自分自身の気持ちも楽になり、恋愛関係も良好なものになります。
何より、ポジティブで明るい女性は魅力的です。恋人からもっと愛されるようになれば、嫉妬する必要もなくなります。
没頭できることを見つけて
嫉妬してしまうのは、会っていない間も彼氏の事で頭がいっぱいの状態だからです。恋愛以外に自分の世界に没頭できるものを見つけ、嫉妬で心が満たされる時間を少しでも減らすようにすると良いでしょう。
他の事に没頭すると、気持ちにも余裕が出てきます。彼氏からの連絡がないと不安になったり、浮気を心配してカリカリしたりということもなくなるでしょう。
さらに、「今までよく連絡してきていた彼女が、急に他の事に没頭し始めて心配になった」という彼氏が、逆に嫉妬し始めるという現象も期待できます。
まとめ
程良い嫉妬は恋愛においてスパイスになりえますが、限度を超えた嫉妬は相手の負担になるのはもちろん、自分自身も疲弊させてしまいます。
嫉妬深い恋人とどう付き合っていけば上手くいくか、逆に自分が嫉妬深い人にならないようにするにはどうすればいいのかを知り、長く心地の良い恋愛関係を目指しましょう。