
11月の服装は? 冬コーデにつなげた【29人のお手本】
秋から冬へと移り変わる11月。朝晩と日中の寒暖差で何を着たらいいのか悩む時期でもあります。ここでは、そんな悩ましい11月におすすめなお手本コーデを、上旬、中旬、下旬に分けてご紹介。ぜひ、コーデの参考にしてみて下さい。
11月の服装は何が正解?
秋から冬への移行期である11月は、上旬では長袖トップス1枚で過ごせていたのに、下旬ではアウターなしでは寒い!と感じてしまうほど、気温に伴い服装が変化します。
そんな変化の激しい11月の服装で、押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
冬の始まりである11月はニットやカーディガンで暖かい恰好を
▼着回しのきく黒ニットチュニック
11月に入ると、いよいよニットやざっくりカーディガンの出番。アウター要らずのこの時期はニットチュニックが大活躍。スキニーパンツやロングスカートとも合わせやすく、気になるお腹周りもカバーしてくれます。
▼気軽に羽織れるざっくりカーディガン
コートを着るまででもない時期は、ざっくりカーデをフル活用。ノースリーブトップスや半袖Tシャツなど薄着の上に羽織るのもこなれて見えておすすめ。
気温によってコート(アウター)を使い分けて温度調節を心がけて
▼11月上旬・中旬に最適なデニムジャケット
アウターは気温によって柔軟に使い分けるのがベスト。
平均気温が13~15度の11月上旬・下旬は、デニムジャケットくらいの軽めのアウターがちょうどいい。
▼11月下旬はいよいよコートの出番
平均気温が12度以下になることも多い11月下旬は、いよいよロングコートの出番。ダークカラーのコートはどうしても重く見えてしまうので、インナーを白系や明るいカラーでまとめて軽やかな印象を演出して。
ハイネックアイテムを使って冬定番コーデに!
▼大人上品になる黒タートルネックニット
より冬らしい着こなしを意識するなら、ハイネック&タートルネックアイテムを取り入れて。
シックな黒タートルネックニットは、カジュアルな色落ちデニムに合わせても上品に仕上がります。
▼小物次第で変わる黒タートルネックニットワンピース
1枚着るだけでコーデが完成するタートルネックニットワンピース。定番かつ落ち着きのある黒なら、小物次第でカジュアルにもきれいめにも変幻自在。黒コンバースを合わせれば大人の辛口カジュアルに。
11月上旬の服装は「ニット・パーカー」を使ったコーデを考えよう
平均気温が15度前後の11月上旬は、ニットやスウェットパーカー1枚で過ごせる時期。羽織り要らずなのでニットやパーカーを主軸に、様々なシルエットのスカート・パンツを合わせて着こなしの幅を広げてみて。
ニットプルオーバーにボトムスを合わせて着回そう
▼タートルネックニット×プリーツスカート
タートルネックニット×ふんわり広がるプリーツスカートのルーズバランスのコーデは、野暮ったく見えないようニットのフロントタックインでメリハリを。仕上げに、サングラス・パイソン柄バッグとパンチのある小物で引き締めて。
▼タートルネックニット×タイトスカート
ゆったりとしたタートルネックニットとタイトスカートとの「ふんわり×タイト」な今どきバランスなコーデ。シンプルなワンツーは、黒×ミントグリーンのモダンな配色でグッと垢抜けた印象に。
▼タートルネックニット×ワイドパンツ
ざっくりニットとワイドパンツのボリューミーなアイテム同士は、ニットのタックインでメリハリをつけるのがすっきり決まるコツ。カーキ×ベージュの甘さのない都会的な配色で、大人カジュアルへと昇華。
ニットワンピースなら一枚で大人かわいいが作れる
▼デニムと合わせたラフなスタイリング
色んなボトムとのコーデが楽しめるスリット入りニットワンピース。コーデを何も考えたくない日は、テーパードデニムと合わせたラフなスタイリングに。単純なコーデですが、スリットから見えるデニムがこなれ感たっぷり。
▼ブラウン×黒でシックに決めて
落ち着いたダークブラウンのニットワンピースは、そのまま大人っぽく着こなしたい。ワンピースの下は黒スキニーと黒レザーブーツで辛口に仕上げて。大人カッコいいコーデは、ダウンヘアでほんのり親しみやすさを演出。
▼抜け感たっぷりのVネックニットワンピース
まだ、そこまで寒くない11月上旬は、深く開いたVネックニットで抜け感たっぷりのコーデを楽しむのも◎。上半身が軽く見える分、足元をロングブーツでボリュームを持たせると安定感のあるコーデになります。
パーカー・スウェットを使ってカジュアルコーデに
▼黒スキニーと合わせてスポーティーに
厚手のパーカーやスウェットが主役のスタイリングもできる11月上旬。アクティブに過ごす日は、オーバーサイズなパーカーと黒スキニーのカジュアルコーデがマスト。定番コーデは、カーキのレッグウォーマーでひとひねり効かせて。
▼花柄スカートを合わせてフェミニンカジュアルに
パーカーよりもスポーティーな印象が控え目なスウェットは、デイリーにも使い勝手のいいアイテム。ポワンとした袖ならニット感覚で使えて、フェミニンコーデも作りやすい。花柄ロングスカートと合わせて今どきのフェミニンカジュアルに。
11月中旬の服装は「羽織り」を意識してコーデを作ろう
11月中旬の平均気温は13度前後。日中はニットやスウェット1枚で過ごせても、朝晩は10度以下になることもあるので、脱いでもかさばらない軽めのアウターが必要に。11月中旬からのコーデは、「羽織り」を意識してみて。
カーディガンは厚手のものを選んで
▼ざっくりカーデ×ワイドパンツ
11月中旬からは、薄手のハイゲージカーディガンからアウターにもなる厚手のざっくりカーディガンへと更新して。
トラッドなチェック柄ワイドパンツに、ざっくりカーデをゆるっと羽織って大人のこなれ感を演出。
▼ざっくりカーデ×タイトスカート
ピタッとタイトなニットとタイトスカートで作ったIラインコーデに、ざっくりカーディガンを羽織った今どきバランスのスタイリング。ボリュームたっぷりの上半身は、足元を黒ソックス&パンプスでコンパクトにまとめることで好バランスに。
ライダース・ブルゾンならコートより軽めで使いやすい
▼黒ライダースジャケットで辛口コーデに
コートまで必要のない時期に活躍するのが、脱ぎ着しやすいラーダースジャケットやブルゾン。
大人カッコいいコーデがしたい人には、ライダースジャケットがおすすめ。ふわっと広がりやすいプリーツスカートをピリッと引き締めます。
▼カーキブルゾンで甘辛コーデに
デイリーコーデに気負わず合わせることができるカーキブルゾン。甘いコーデの引き締め役としても活躍。
黒ハイネックニット×ピンクプリーツスカートのフェミニンコーデに羽織って、ミックス感を出しコーデの完成度を高めて。
マフラー・ストールを使って体温調節を
▼黒ニット×グレーストールで大人カッコよく
日中と朝晩の寒暖差が激しい時こそ、スカートやマフラーを上手く活用したい。
合わせるトップス次第で印象がかなり変わるので、ストールやマフラーとの組み合わせを変えるだけで着こなしの幅が広がります。
黒ニット×グレーストールなら、クールで大人カッコいい印象に。
▼白ニット×グレーストールで甘さ控え目に
ボリュームある白ニットが主役の大人可愛いデニムコーデ。グレーストール&眼鏡を合わせると、白ニットの甘さを抑え大人っぽく知的な印象に。
11月下旬の服装は「コート」をメインに冬を意識したコーデに
平均気温10度前後の11月下旬。最低気温が5,6度になることも多くいよいよ冬アウターの出番。その日の気温をチェックしつつ、ロングコートやボアコートなど存在感ある冬アウターをメインとした本格的な冬コーデをはじめてみましょう。
ボアのショートコートなら暖かく冬らしいコーデに
▼黒ボアショートコートは肩掛けで軽やかに
完全防寒にはまだ早い、気温10度を超える11月下旬の日中。黒のボアショートコートは、ボタンも留めてしっかり着るのではなく、肩に掛けるくらいの軽さがちょうどいい。コートが黒で重い分、インナーは白系コーデで明るく見せて。
▼白ボアショートコート×白Tで抜け感をメイク
黒スキニー×レースアップシューズのマニッシュコーデは、白ボアショートコートで可愛さ&軽さを出して。白TをINした白同士のコンビネーションで、抜け感たっぷりの着こなしに。
チェスターコートならカジュアルにもキレイめにもなる
▼都会的なブラウンチェスターコート
11月下旬から活躍する冬アウターで欠かせないのがチェスターコート。きれいめコーデにはもちろん、カジュアルコーデに羽織るときちんと感ある仕上がりに。
都会的な印象を与えるブラウンのチェスターコート。パープルニットとプリーツスカートのきれいめコーデに羽織って、洗練されたコートスタイルに。
▼カーキチェスターコートはコーデの引き締め役に
辛口なカーキチェスターコートは、コーデの引き締め役として活躍。オーバーサイズなニットとスウェットパンツの”ご近所な”ゆる×ずるコーデを、大人カッコよく引き締めます。
ノーカラーコートなら大人きれいめコーデができる
▼ペールグリーンでトーンアップ
ノーカラーコートは大人のきれいめコーデにマストな存在。無駄のない洗練されたフォルムで、カジュアルなデニムコーデもスタイリッシュに見せてくれます。優しいペールグリーンは、羽織るだけでコーデを華やかにトーンアップ。
▼ラウンドネックのノーカラーコートで上品に
Vネックノーカラーコートよりも上品でレディな雰囲気になるラウンドネックのノーカラーコート。カッコいいよりフェミニンなテイストが好きな人におすすめ。ニットとベージュスカートのカジュアルコーデを品よく仕上げます。
チェックコートで暗くなりがちな冬コーデを華やかに
▼カーデ感覚で羽織れるノーカラーのチェックコート
ダーク系アイテム率が増え暗くなりがちな冬コーデ。そんな時はチェックコートを羽織れば華やかな印象に。ノーカラーのチェックコートは、カーデ感覚で気軽にサッと羽織れるのでデイリーにも使いやすい。
▼チェック柄チェスターコートでトラッドテイストに
白T×黒スキニーのあっさりとしたミニマルコーデは、合わせるコート次第で雰囲気が変わります。チェック柄チェスターコートなら、トラッドテイスト漂う着こなしに。ベレー帽がさらにトラッド気分を盛り上げます。
▼2019年の冬服トレンドをみる
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