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人間関係

腐れ縁の異性と上手に付き合うには?言葉の意味と方法を解説

2019/04/18

不思議と縁の切れない『腐れ縁』の異性、あなたのまわりにはいませんか? 腐れ縁の異性と上手に付き合うために、特徴についてチェックしておきましょう。腐れ縁の異性が恋人に変わるきっかけについても紹介します。

腐れ縁の意味や類語・対義語

腐れ縁の異性についてくわしく見ていく前に、まずは『腐れ縁』という言葉そのものについてしっかりと理解しておきましょう。
『腐れ縁』のもともとの意味から、類語・対義語についても紹介します。

腐れ縁の意味

『腐れ縁』は、切ろうとしても切れない縁のことをいいます。

人間関係を形容するときに使われることの多い言葉で、「離れようとしても離れられない、好ましくない関係」について表現することから、一般的にネガティブなニュアンスを持つ言葉といえるでしょう。

なお、『腐れ縁』という言葉の成り立ちは、『くさり縁』という言葉が転じたことによるものとされており、『つながる』という意味を持つ『鎖(くさり)』に由来するといわれています。

こうした理由からも、 『腐れ縁』は、どこまでも途切れることなく繋がってゆく縁を意味する言葉であるといえるでしょう。

腐れ縁の類語

腐れ縁と似た意味を持つ言葉には、以下のようなものがあります。

・しがらみ
・旧知の間柄
・絶ちがたい関係
・悪縁
・年来の知己

いずれも長期にわたる関係を表す言葉といえるでしょう。

腐れ縁の対義語

一方、腐れ縁と反対、あるいは対照的な意味を持つ言葉として知られるのが『良縁』です。字が表すとおり『よい縁』のことです。

好ましくないにもかかわらず続いている縁を表す『腐れ縁』とは真逆の意味を持つ語といえるでしょう。

腐れ縁には2種類あった

腐れ縁は、一般的にネガティブなニュアンスで使われることの多い言葉ですが、実はポジティブなニュアンスで使われる『腐れ縁』も存在しています。
それぞれどのように使われているのかをくわしく見ていきましょう。

ポジティブな腐れ縁

腐れ縁という言葉を、次のような言い回しで聞いたことはないでしょうか。

「あいつとは子どものころからライバルで、腐れ縁なんだ」
「彼らの遠慮のなさは、腐れ縁の仲だからこそだね」

こうしたシーンで使われる腐れ縁には、「切ろうとしても切れない縁」というだけでなく、「常に切磋琢磨し合っている」「誰よりもお互いを知っている」など、付き合いの長さゆえの前向きな意味合いが加わっています。

その縁が続いていることによって、お互いにプラスになっているのであれば、それはポジティブなニュアンスの腐れ縁といえるでしょう。

ネガティブな腐れ縁

ポジティブなニュアンスの腐れ縁が、「縁が続くことで、お互いにとってプラスになっている関係」を指すのに対し、ネガティブなニュアンスの腐れ縁は「縁が続くことが、お互いにとって害になっている関係」をいいます。

たとえば、男女関係でよく見られるように、「惰性でズルズルと腐れ縁を続けていたら、いつのまにか婚期を逃してさみしい日々を過ごしている」というような場合がこのネガティブな腐れ縁にあたるといえるでしょう。

続けていてもなんのメリットもない。それどころか、のちのち大きなリスクとなり得るのがネガティブなニュアンスの腐れ縁の特徴です。

異性との腐れ縁の特徴とは

さまざまなパターンの腐れ縁のなかでも、とくに異性との腐れ縁にはどのような特徴があるのでしょうか?
主なパターンを四つ紹介します。

近所に住む幼馴染

近所に住む幼馴染の異性は、腐れ縁になりやすい異性の最たるものといえるでしょう。

どれだけ違う進路に進んでも、実家に戻れば否応なしに顔を合わせる可能性がある幼馴染は、まさに「切りたくても切れない縁」のある相手です。

直接顔を合わせたり連絡をとったりすることがなかろうと、家族経由でお互いの情報が行き交いしてしまうのも、近所に住む幼馴染ならではといえるでしょう。

近所に住む幼馴染の異性というのは、お互いについて誰よりも知ることになる、ほかの異性とは違う特別な腐れ縁で結ばれた関係なのです。

別れた元カレ

別れた元カレというのも、ついつい腐れ縁になりやすい異性といえます。

別れたとはいえ、元恋人のふたりはお互いを知り尽くした関係です。家族や友達には見せない顔をお互いに見せ合った仲ですから、いったん破局を迎えたとしても気のおけない相手であることに変わりはありません。

そんな相手に対する遠慮のなさから、少し心が弱ったとき、怒りやストレスを発散したいとき、ついつい元カレに連絡をしてしまうという人は案外多いものなのです。

かつて誰よりも特別な存在だった元恋人というのは、よほどひどく傷付け合うような別れ方をしない限り、腐れ縁になる可能性の高い関係といえるでしょう。

離れても不思議と縁が切れない

腐れ縁のパターンの一つに、「なぜだかわからないけれど、離れても不思議と縁が切れない相手」がいます。

進学や就職、引っ越しなどによって繋がりが絶たれたにもかかわらず、なぜだかそのたびに共通の知人などが現れて再会してしまう…そんな人物がこれにあたるでしょう。

この関係は、人知の及ばない力で成り立っているといっても過言ではないものです。

人生のなかで何度も別れと再会を繰り返す、腐れ縁のなかでもひときわ運命を感じやすい関係といえるのではないでしょうか。

窮地を救ってもらったことがある人

過去に窮地を救ってもらったことがある人も、腐れ縁になりやすい相手です。

自分の窮地を救ってくれた人に対して、どれだけ感謝をしてもし足りないと感じる人は少なくありません。

このパターンの腐れ縁が生まれる過程では、多くの場合、恩のある相手との縁が切れないよう、自分から無意識のうちに相手とつながる努力をしています。

気が付けば関係が続いているといった腐れ縁ではなく、『自分自身で作り出した腐れ縁』といえるでしょう。

自分が受けた恩をいつか返したいという気持ちと、大切な恩人との繋がりを断ち切りたくないという、二つの強い願望によって生まれるのがこのパターンの腐れ縁なのです。

腐れ縁の異性と上手に付き合うべき理由

腐れ縁の異性との関係に、とても大きなメリットがあることはご存知でしょうか。
ここで、腐れ縁の異性と上手に付き合うべき理由についてくわしく見ていきましょう。

一緒にいるのが嫌ではない

腐れ縁の異性と上手に付き合うべき理由の一つに、「一緒にいるのが嫌ではない」というものがあります。

そもそも腐れ縁の異性とはすでに一緒に過ごした時間が長いため、お互いに今更相手のことを嫌だと感じることがありません。

それどころか、付き合いが長いぶん、一緒にいることに対して「気が楽」「リラックスできる」と感じていることが多いでしょう。

一緒にいて気を遣わず、素の自分を見せられる異性というのは貴重な存在です。今後も上手に付き合っていきたい相手といえるでしょう。

お互いよく知っているので安心できる

腐れ縁には、お互いについて深く理解しているという特徴があります。

大抵の人間関係では、多少の差こそあれ自分の悪い面を見せないように努力する必要がありますが、腐れ縁の関係ではその必要がありません。

「自分のよい面も悪い面もすべて知っていてくれるからこそ、心から安心して付き合うことができる」のです。

もちろん、一方的に安心できるだけでなく、自分も相手を安心させることができるため、他人からはうかがい知れないふたりだけの濃密な関係を築くことができるでしょう。

腐れ縁の異性が恋人候補に変わる時

では、腐れ縁だったはずの異性が恋人候補に変わるきっかけにはどんなものがあるのでしょうか。
具体的なシチュエーションを二つ紹介します。

自分のよき理解者だとわかった時

腐れ縁から恋人候補に変わるシチュエーションとしてありがちなのが、「相手が自分のよき理解者だとわかる」というものです。

腐れ縁ならではの歯に衣着せぬ物言いやふるまいのなかで、「この人は本当の自分を理解してくれている」「この人にならどんな自分も見せられる」と感じることが増えてゆき、相手こそが唯一無二の理解者だと気付く…そんなパターンが多いでしょう。

この場合のアプローチ法は、感じたままを素直に伝えることです。

「私を一番わかってくれているのはあなただね」
「あなたになら何でも言えるし見せられる気がする」

彼もあなたを異性として意識しているのなら、このあなたの言葉を聞き逃すことはありません。
絶好のチャンスとばかりに次のステップへと進もうとするでしょう。

恋愛の相談をされた時

彼から恋愛相談をされて、はじめて彼への腐れ縁以上の思いに気付く…そんなパターンも少なくありません。

腐れ縁の男女というのは、付き合いが長く、お互いをよく知るからこそ、恋愛のようなロマンティックな関係になりづらいという特徴があります。

そんな、お互いに身近すぎるからこそ気付かない相手への恋愛感情を自覚するきっかけが、「相手を失うことへの恐怖」や「嫉妬」になる可能性はとても高いものなのです。

この場合、彼の側もあなたに対する恋愛感情に無自覚という可能性も考えられるため、できるだけ早いアプローチが必要です

あなたが思い切って好意を打ち明けてみると、「俺もそうなのかも…」という、願ってもいないような結果が得られるかもしれません。

まとめ

『腐れ縁』というのは、断ち切ろうとしても断ち切れない、好ましくない関係について表現する言葉です。

こうして見るとただネガティブなだけの言葉のように思われがちですが、腐れ縁にはポジティブな関係とネガティブな関係が存在しています。

ポジティブなニュアンスの強い腐れ縁の場合は、お互いにとってお互いの存在がプラスになっているため、互いに取って不利益となるようなネガティブ要素はありません。

腐れ縁の異性には、幼馴染や元カレなどいくつかのパターンがありますが、共通するのはお互いのよいところも悪いところも知り尽くした間柄という点です。

そんな相手が恋人であれば、心からの安心とリラックスを得られる理想の関係が築けるでしょう。

まずは、腐れ縁の異性をチェックしてみることからはじめると、思った以上にあっさりと運命のパートナーを見つけられるかもしれません。

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